こんにちわ。おはようございます。こんばんわ。マベ太郎です。
今回も映画に関する記事を書いていきたいと思います。
今回の記事は、予告編を映画館で観た時から泣きそうになった(え?なんで笑)映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」の感想を書こうと思います!この映画、アニメ映画だという事は関係ないです!アニメだから、大人が観るものじゃないとか、そういう事はないです!むっちゃ楽しめます!
目次
僕のヒーローアカデミア、とは?
そもそも、僕のヒーローアカデミアってどんな作品なのか?っていうと!
総人口の8割が超常能力:個性を持って生まれてくる未来の世界で、人々を助ける職業:ヒーローに憧れ、夢見る人が多い中、生まれた時から個性を持っていない:無個性の主人公:緑谷出久くんが一人前のヒーローになるまでの成長を描く熱血ヒーロー作品です。
といろいろと書いてみても、わからないと思いますので、5分でわかる僕のヒーローアカデミアの動画と今回の映画の予告編を観てみてください。
< 5分でわかる僕のヒーローアカデミア >
< 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング 予告編>
<ストーリー>
雪が降り続く冬のある夜。
ヒーロー社会を壊そうと目論む敵<ヴィラン>・死柄木弔たちが密かに【何か】を運ぼうとしていた。
彼らの動きを事前にキャッチしたプロヒーローたちが現場に駆け付け、激しい戦いを繰り広げる。
その戦いの中、その【何か】は仲間とともに去って行った。
「実験は、成功したー。」という言葉を残して。
ちょうどその頃、出久たち雄英高校ヒーロー科1年A組の面々は、
引退したNo.1 ヒーロー・オールマイトの後を継ぐ
”次世代のヒーロー育成プロジェクト”の一環として、
クラス全員で期間限定の郊外ヒーロー活動のために
日本のはるか南に位置する離島・那歩島(なぶとう)を訪れていた。
ここしばらく大きな事件が全く起きていない平和な島で、
駐在ヒーローとして島の人々の生活を助けながら、
忙しく、それでいてのんびりとした時間を過ごす中、
出久たちは真幌(まほろ)と活真(かつま)という二人の姉弟と出会う。
ヒーローに憧れる活真と早速打ち解ける出久だったが、
なぜか真幌は頑なに活真を出久たちから遠ざけるのだった。
そんな中、突如謎の敵<ヴィラン>たちが那歩島に襲来、
次々と島の施設を破壊していく。それを指揮するのは「ナイン」。
出久、爆豪ら1年A組のメンバーは力を合わせて
敵<ヴィラン>に立ち向かうが、ナインの圧倒的な”個性”と力は想像を遥かに超えるものだった。
なぜ、ナインたちは那歩島を襲撃したのか?
そして、出久たち1年Aぐむの”ニューヒーロー”たちは、
果たして最凶の敵<ヴィラン>から活真と真幌、
そして、島の人々を守る事ができるのかー!?
映画の見どころ
ここからは自分的な映画の見どころを書いていこうと思います!
各ヒーローの見せ場
今回の映画は、No1ヒーローであり、平和の象徴であった”オールマイト”が引退をして、それと同時にヴィラン連合という巨悪が世界に絶え間なく恐怖を与えており、世界が混沌の最中の世界です。そんな事態を打開するために、早急に次世代のヒーローの育成が必要になっており、その筆頭として挙げられるのが出久や爆豪たちのいる”雄英高校1年A組”の生徒たち20人です。その20人それぞれの個性は、日常生活や課外授業、試験、特訓を経て、少しずつ自分なりの形を掴んでいき、プロヒーローには劣るものの、それでも敵<ヴィラン>に対する脅威となり始めているところです。そんな彼らはそれぞれ、とても頼もしく、本当の意味で個性的な”個性”を持っています。出久くんのワン・フォー・オール、爆轟くんの爆破、轟くんの半冷半燃、お茶子ちゃんの無重力、切島くんの硬化、常闇くんの黒影(ダークシャドウ)などなど・・・いろいろな個性があります。そんな人たちが20人もいたら、1人くらいは映画の中で軽く扱われてしまいそうな気がします・・・が!!今回の映画ではそうではありません!1人1人の個性を存分に有効活用するための作戦が立てられ、そして、その作戦の通りに1人1人の活躍の場が与えられており、見せ場がみんなにあります!なので、少しもスクリーンから目を逸らす事ができないのです!本当に戦闘シーンは、全部が見せ場といっても過言ではない、心が躍り、手に汗握る展開の戦いばかりで、最高です!
敵<ヴィラン>4人の強さ
前述のとおり、1年A組の面々はいろいろな個性が揃っており、その個性を組み合わせて、お互いの弱いところをカバーし、そしてお互いの良いところをさらに強めながら戦っていきます。そのチームは、バランスの取れたチームばかりです。それでも、今回の敵<ヴィラン>4人はそのチームのバランスを簡単に壊してしまうほど、圧倒的な強さを持っています。リーダーのナインはかつての最凶の敵の力に似て、複数の個性を使う事ができるようです。個性が複数あるという事は、それだけ選択肢があり、それだけ多くの攻撃に対応できるようになっています。そんな厄介な敵が1人だけではなく、さらに髪の毛を刃物のように操る”スライス“、さまざまな動物の特徴を自身の体に発動させる”キメラ“、全身に巻き付けた包帯をモノに巻き付ける事により、モノを意のままに操る”マミー”、の3人がいます。これらの強敵たちと1年A組の面々がどのようなチームで対抗していくのか、そしてどんな作戦を使って、戦いを進めていくのか!そこも見どころの一つです!
原作の最終回でやりたかった”あるネタ”
さて、ここまで書いたように各キャラクターの個性、そして、その個性を存分に使った戦い、それだけでも今回の映画の魅力は充分にあるのですが、それだけではなく、今回の最大の魅力は本映画ホームページにも書いてある通り”作者が原作の最終回でやりたかったネタの一つ“をこの作品の中で観れる事です。本来なら原作でやるはずであった作者のとっておきの展開を今回の映画化を行うにあたって、こんなにも早く実現させてしまったのです。しかも、映画という大スクリーン、大迫力のサウンドが楽しめる映画で!それもそのはず、今回の敵は、今までで最凶で最悪の敵で、しかも今までならピンチの時に助けてくれていたはずのオールマイトもいなくなってしまっていて、この島には頼れるヒーローや学校の先生はいない、自分たちがどうにかしなければ、島民のみんなに危険が及んでしまうかもしれない!1年A組のみんなが何がなんでも、島民の方々を助けなければならないのです!そんな状況にあって、1年A組の各キャラクターが出し惜しみなどできるわけがありませんし、敵の圧倒的な強さを前に今まで考えられるような技や戦法でどうにかできるレベルではないのです!この原作の最終回でやりたかった”あるネタ“、本当に少年ジャンプの熱く燃える展開にもってこいの内容で、とてもカッコいいです!そのネタは映画館に行って確かめてください!
出久、爆豪たちが繋ぐ次世代のヒーローへのバトン
今回の作品で、もう一つ大事な魅力があります。それは、出久や爆豪などの1年A組のメンバーが繋いだ未来へのバトンです。今回の映画にはオリジナルキャラクターとして、活真という島民がいます。その活真は気弱な性格ながら、ヒーローに憧れていますが、姉の真幌から片時も離れないお姉ちゃん子です。そんな活真は自分がヒーロー向きの個性ではない事を知っているので、ヒーローになりたいと思っていても、それを実現できるとは思っていません。また、ヒーローになることで、大好きなお姉ちゃんの真幌に心配をかけさせたくない、という気持ちもあるのだと思います。そんな彼に手を差し伸べて、”君もヒーローになれる“と言って背中を押したり、”ヒーローっていうのはこういうもんだ!“と行動で示してくれるのが出久であり、爆豪であり、1年A組のメンバーです。それはまさに、小さな頃、出久や爆豪が憧れたプロヒーロー・オールマイトの姿と同じで、彼に憧れてヒーローを目指した二人が、そして1年A組のメンバーが、今度は彼と同じように、誰かが憧れるヒーローになることができているのです!まだ高校生の若いヒーローの卵が、立派にヒーロー活動を行って、誰かを魅了する事ができているなんて、どれだけすごいことか・・・!そして、この行動や言葉が、今度は出久や爆豪の次の世代のヒーローを育てる事につながっていくのです。そう、ヒーローというバトンをオールマイトから出久や爆豪へ、そしていつの日か、出久や爆豪から活真やそれ以外の彼らに憧れを抱いた子供たちへと繋げていくのです!それはまさにワン・フォー・オールの能力のような不思議な力ですね。映画の最後、活真が彼らに対して発する力強い言葉、聞き逃さないでください!
さて、今回の感想はどうでしたでしょうか?アニメ映画という事で、少し敬遠される方もいるかもしれませんが、そんなことは気にせずにぜひとも映画館の大きなスクリーンと迫力のサウンドの中でこの作品を楽しんでください!後悔する事はないと思います!それではまた~!