【長岡京/紅葉シーズン】花手水と御朱印が大人気!楊谷寺(柳谷観音)へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都府長岡京市にある楊谷寺ようこくじ(@youkokuji)です!柳谷やなぎだに観音の名で親しまれているお寺です。

紅葉や紫陽花の名所として知られており、四季折々で花手水を楽しめる場所として人気なお寺なんですよ〜!眼病平癒に御利益があることでも有名です。

秋の紅葉が見頃のシーズンに伺ったので、紅葉が見頃の境内の様子をお届けします!

ちく

MEMO

新西国三十三箇所 第17番札所、京都洛西観音霊場 第10番札所になっているお寺です。

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:十一面千手千眼観音菩薩
  • 宗派:西山浄土宗
  • 山号:立願山
  • 寺号:楊谷寺
  • 通称:柳谷観音
  • 創建:806年
  • 開山:延鎮僧都

御由緒

開創は806年平安時代。清水寺を開山された延鎮僧都が夢のお告げによりこの西山に入り、柳生い茂る渓谷の岩上に生身の観音様(十一面千手千眼観音菩薩)を見つけられました。延鎮僧都は喜び、堂宇を建て観音様をお祀りし、楊谷寺としました。

811年。乙訓寺の別当を命じられた弘法大師空海がたびたび当山を参詣されていました。その際、お堂の傍の溜まり水で子猿のつぶれた眼を洗っている親猿を発見し、祈祷を施したところ満願の日に子猿の眼が開いたそうです。空海はさらに祈祷を施し、眼病に悩む人々のために霊水「独鈷水おこうずい」にしたと伝えられています。多くの人々の眼病を治癒してきた楊谷寺は「やなぎださん」と呼ばれ、信仰と祈りの場として、現在でも全国からの参拝が絶えません。

 

※楊谷寺 リーフレットより一部抜粋

実際の様子

山門へ続く道

駐車場からお寺へ向かって歩きます。

奥にある階段の先に山門や本堂の屋根が見えています。

この時点で紅葉がとっても綺麗~!!

 

さぁ、階段を上っていきましょう!

階段の先にある山門勅使門/四脚門とも呼ばれています。

階段の途中に雷神さまがいました!

楊谷寺の花手水「龍手水」

山門をくぐるとすぐ左手に花手水の1つである龍手水があります。このお寺で一番大きな手水舎です。

秋の龍手水の様子をぜひ写真でお楽しみ下さい。

本堂とその周辺

山門をくぐったすぐ先に本堂があります。

こちらへ参拝させて頂きました!

こちらにいらっしゃる十一面観音さまが眼病平癒に御利益があると言われている仏様です。京都府指定重要文化財になっており、毎月ご縁日である17日と18日に特別開帳され、この時にのみそのお姿を見ることが出来ます。

新西国霊場の札所になっているのもこちらのお堂です。

 

本堂前に狛犬がいます!

本堂の左手にある書院

この写真の左手に御朱印受付があります。

本堂内へ靴を脱いで入り、左側へ続く順路を進んで行くと他の花手水や上書院へ続いています。

この先は奥之院まで靴下のまま歩いて進むことが出来る道となっています。

ちく

独鈷水と弘法大師お砂踏み

本堂内からの拝観順路を紹介する前に、書院の更に左手にあるこの先の道にある見どころを紹介します。

この道の先、右手に独鈷水を汲むことが出来る場所があります。

眼病平癒に御利益があります。

 

左手へ進んで行くと弘法大師像があります。

その手前に足跡の形をしているところがあります。ここには四国八十八ヶ所のお砂が敷いてあるのです。

ここへ靴を脱いではだしで上り、「南無大師遍照金剛」と21回唱えると足腰健脚の御利益があると言われています。

護摩堂と阿弥陀堂

本堂の右手に護摩堂があります。

写真ではわかりにくいのですが、護摩堂の隣に小さなお堂があります。こちらは地蔵堂です。

 

他にも本堂の右手には大きなお堂があります。こちらは阿弥陀堂

現在、イベントなどでも使用されることがあるお堂です。

 

更にこの右手に階段があります。

この先を進んで行くと、6月頃に紫陽花が咲いている参道が広がっています。

楊谷寺の花手水「苔手水」

阿弥陀堂の近くに花手水の1つである苔手水があります。

その名の通り、苔むしているのが特徴の手水舎です。

青いアヒルのマスコットが置かれていて可愛い!!

楊谷寺の花手水「庭手水」

ここからは本堂へあがり、靴を脱いで歩くエリアの紹介になります。

まず注目なのが花手水の1つである庭手水!柳谷観音の花手水の中でも有名な花手水です。

紅葉の移り変わりを手水舎で表現しています。

浄土苑と庭手水

書院周辺の様々な見どころ

庭手水の近くに御朱印受付の近くから見えていた景色を反対側から見ることが出来る場所があります。

番傘がライトアップされていて素敵な雰囲気でした。

 

庭手水周辺は浄土苑と言う名所庭園です。京都府指定文化財になっている江戸時代に作られたお庭です。

庭園にある石は十三仏に見立てられているのだそう。

順路を進むにつれ、1層目、2層目、3層目と続いています。3層目まで見ることが出来るのは上書院が特別公開されている時のみです。

楊谷寺の花手水「恋手水」と上書院へ続く途中で見た景色

浄土苑を眺めながら順路進むと恋手水があります。

紅葉でハートの形を作っている手水舎です。

鳥のマスコットが置かれているのもほっこりポイントですよねぇ

遠目で見た恋手水

順路を進むと浄土苑の2層目に辿り着きます。

上書院から見る紅葉が美しい!

上書院の特別拝観期間に伺ったので、こちらも見学させて頂きました。

以前は特別な人を通す茶室として使われていた建物ですが、ロケ地として使われ話題になったことから、現在は毎月17日の午前中と紫陽花/もみじウィークの期間に特別拝観を実施しています。

上書院内から見た紅葉

室内には花手水を模したものが飾られていました。

上書院の1階部分から見た景色

上書院内に2階へ続く道があります。

この階段も特徴的で素敵なのです。

2階から見た景色を含め、上書院からの景色が浄土苑の3層目になります。

紅葉がとても美しい時期に見ることが出来ました~!!

楊谷寺の花手水「琴手水」と奥之院まで続く道

上書院を満喫した後は奥之院を目指して更に進みます。

途中にあるのは花手水の1つである琴手水です。

このあたりは緑が美しい場所でした。

奥之院までの道はこのような回廊になっています。

どんどん進んで行きましょう。

途中、樹齢200年を超える椿の花が咲いていました。

奥之院とその周辺の見どころと紅葉

奥之院へ到着!こちらは中御門天皇ゆかりのお堂で、安産や子授け、恋愛成就に御利益があると言われています。

洛西観音霊場の札所にもなっているお堂です。

 

先に正面から見た奥之院を紹介しましたが、私が歩いてきた回廊から奥之院へ行くと、奥之院の右後ろから奥之院内へ入ることが出来ます。

奥之院の右手奥あたりに眼力稲荷社があります。

奥之院の守り神で縁結びに御利益があります。がんりきさんの名で親しまれています。

 

その隣に愛染堂があります。

愛染明王が祀られており、夫婦和合や男女和合に御利益があります。

 

奥之院の前にある階段を下りて、来た道とは別の道から本堂の前まで戻ります。

途中の道も紅葉がとても綺麗で癒されます。

どんどん進んで行きましょう。

途中、小さな池があります。

この池はモリアオガエルの生息地になっているそうです。

眼力稲荷社と淀殿弁天堂周辺

この道の途中、鳥居があります。

この鳥居の先にあるのは正一位 眼力稲荷社です。奥之院の守り神も眼力稲荷社でしたが、柳谷観音にはもう1つ眼力稲荷社と呼ばれる神社があります。こちらの眼力稲荷社は山の守り神として祀られています。

先見の明(心眼)を授けてくれると言われているお稲荷さんです。

人生の選択を迫られた時や受験の時など、こちらのお稲荷さんへ心からお祈りすると良き方向へ導いてくれると言われています。

 

眼力稲荷社の近くに淀殿弁天堂があります。この写真の左側に写っている建物です。

弁財天を祀るお堂なのですが、その手前に淀殿がいらっしゃるのです。このことからこの名で呼ばれています。

こちらは美麗成就や芸技達者に御利益があります。

 

この先の階段を下ると、本堂と護摩堂の間にある中陽門に着きます。

御朱印

御朱印は本堂の左手にある御朱印受付で頂くことが出来ます。

事前に用意されている用紙を記入し、希望の御朱印を拝受しましょう。中には口頭で伝えて頂くものもあるので、受付の御朱印案内もチェックしてみましょう!

本堂脇の御朱印受付の他に奥之院眼力稲荷でも御朱印の拝受が可能です。どちらも授与所が閉まっている場合は、本堂脇の御朱印受付で御朱印を頂くことが出来ます。

今回頂いた御朱印(書置/通常セット3種)

今回頂いた御朱印のうち、通常御朱印の3点セットはこちら。

御本尊の御朱印(ウィーク限定印入)

奥之院の御朱印(菊紋入)

弁財天の御朱印(ウィーク限定印入り)

3点セットで値段は1000円。

 

御本尊と弁財天の御朱印はいずれも◯◯ウィーク(新緑、紫陽花、紅葉のいずれか)と名の付く期間限定の印が押されています。

御本尊に押されている限定印は細川家の家紋印、弁財天に押されている限定印は長岡京市のキャラスター おたまちゃんの印です。

MEMO

セット以外にも各御朱印の拝受が可能です。

  • 御本尊、奥之院、弁財天 各300円
  • 奥之院(菊紋入) 400円

今回頂いた御朱印(書置/限定セット3種)

今回頂いた御朱印のうち、紅葉ウィーク限定御朱印3点セットはこちら。

 

押し花御朱印

恋手水「叶」御朱印

見開御朱印「紅」

値段は3点セットで2500円。

 

押し花御朱印には本物の紅葉の葉っぱが使われています。

恋手水御朱印は実際の写真が使われています。

紅御朱印は上書院内の実際の写真が使われています。

秋を感じる御朱印のセットです!

ちく

MEMO

セット以外にも各御朱印の拝受が可能です。

  • 押し花御朱印 1000円
  • 恋手水舎御朱印 800円
  • 紅御朱印 1000円

今回頂いた御朱印(書置/花手水)

今回頂いた御朱印のうち花手水御朱印はこちら。

値段は1200円。

 

こちらは実際の花手水(龍手水)の様子、勝林寺の花手水が背景になっている御朱印です。

東福寺の塔頭寺院 勝林寺とのコラボ御朱印なのです!

▼勝林寺の記事はこちら

限定御朱印情報

毎月1日に朔日限定御朱印が登場します。

毎月17日に御縁日限定御朱印が登場します。

奥之院 不動明王、眼力稲荷の限定御朱印です。

御縁日御朱印とは別に、毎月17日に押し花朱印体験も開催しています。

一粒万倍日限定御朱印が登場します。

最新情報は公式サイトもしくは公式Twitter(@youkokuji)をチェック!

柳谷観音 御朱印について

アクセス

住所 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
電話番号 075-956-0017
開門時間 9:00〜16:00
御朱印受付時間 開門時間と同じ
拝観料 300円 ※上書院などの特別拝観は更に1000円必要です。

あじさいウィークやもみじウィークは拝観料が異なります

駐車場 無料 ※あじさいウィーク/もみじウィークは有料になります
最寄り駅からのアクセス 最寄駅から離れているので車やバスで行くのがオススメです

※JR長岡京駅/京阪西山天王山駅から毎月17日のみシャトルバスが出ています

公式サイト こちら

公式インスタグラムはこちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

長岡京市にある「長岡天満宮」「光明寺」

長岡京市に長岡天満宮や紅葉の名所である光明寺があります。

大原野周辺にある「勝持寺」「大原野神社」「正法寺」「十輪寺」「善峯寺」「三鈷寺」

大原野周辺に勝持寺(花の寺)、大原野神社、正法寺、十輪寺(なりひら寺)、西国三十三観音札所である善峯寺、三鈷寺があります。

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