【大原野/紅葉シーズン】庭園と紅葉に癒される正法寺へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都府京都市 洛西エリアの大原野にある正法寺しょうぼうじです!

大原野神社の近くにある美しい庭園を楽しむことが出来るお寺です。

MEMO

西国薬師四十九霊場 第41番札所、洛西観音番外札所、京都六大黒天 第3番札所になっているお寺です。

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:三面千手観音菩薩
  • 宗派:真言宗東寺派
  • 山号:法寿山
  • 寺号:正法寺
  • 創建:754年
  • 開山:智威大徳

御由緒

奈良 唐招提寺を創建した鑑真和上の高弟、智威大徳が隠世したのが始まりで、天平勝宝年間の創建です。後に弘仁年間の時、弘法大師が巡錫され42歳の厄除のため、聖観音を彫刻されました。

 

※正法寺 リーフレットより一部抜粋

実際の様子

極楽橋を渡ってお寺へ向かいます

大原野神社の一の鳥居の近くにある正法寺の入口からお寺へ向かいます。

左側にある寺号標が目印です。

 

この先を進んで行くと極楽橋と呼ばれる橋があります。

この橋を渡った先に正法寺があります。

 

参道を進んで行くと、右手に大きな塔があるのが目印です。

極楽橋の先をまっすぐ進んで行きましょう。

仁王像と不動堂とその周辺の見どころ

参道を進んで行くと、右手に石段があります。

石段の途中に立派な仁王像があります。

この仁王像の奥にあるのは不動堂です。

春日不動明王が祀られており、除災招福、家内安全、当病平癒、交通安全、学業成就など様々な御利益があります。

 

階段の途中、左手に曲がると石畳の道が続いています。

この途中にもお不動さんがいらっしゃいました!

更に、手水舎もあります。

コロナの影響で柄杓はありませんでした。

 

左右につつじが並ぶ参道を更に歩いて進みましょう。

この道の近くに拝観受付があるので、そちらで拝観料を払い、境内を散策しましょう。拝観料を払うと本堂内への参拝や庭園の見学などが可能です。

花手水と前庭と本堂

先ほどの道を進んで行くと、左手に門があります。こちらは山門ではありません。

この門の近くに花手水がありました!

先ほどの門と別の場所に山門があります。場所は先ほどの門の近くです。

山門周辺、紅葉がとても綺麗でした!

山門の近くに本堂前庭があります。

白砂が美しい枯山水庭園です。

 

この近くに本堂があります。

本堂内へあがり、直接参拝させて頂きました!※本堂内へあがっての参拝は拝観料が必要です。また本堂内は撮影禁止なので写真はありません

 

本堂の左手へ進んで行くとまたまた花手水がありました!

この先に正法寺内でも特に有名な庭園があるので紹介していきます。

白砂に鳥獣が浮かぶ庭園が凄い!!

こちらが正法寺で有名な庭園です。

山川草木すべてに仏性あり

流れる雲、鳥のさえずり、木々のそよぎ…

それらがそのまま如来の説法と密教を教えます。

白砂に浮かぶ庭園とはるかにかすむ京、東山の山なみを眺めながら、千万年の風雪を越えてきた石の数々と対話するとき、大自然のたゆみないいとなみの中で生かされているもう1人の自分に出会うことでしょう。

 

※正法寺 リーフレットより抜粋

庭園内にたくさん並ぶ石、これらはすべて動物を表しています。

例えばこちらの石。左の一番大きな石は獅子を表しています。その隣の石は小獅子です。親子で並んでいるのです。

右側にある石はふくろうを表しています。一番右の画面から見切れている巨大な石は象です。

 

庭園には池もあります。

池には青空がリフレクションして写っていました。

 

庭園内にある巨大な枝垂桜も魅力的。春になると紅桜が咲き誇ります。

灯籠と池と動物たち(石)

紅葉と苔も素敵です。

最後にクイズ!この写真の一番大きな石はなんの動物を表しているでしょうか??

正解はふくがえるでした!ふくがえるの右側にある小さな石は亀です。

ふくがえるの左側、木の下にいるのはオウム。オウムの左隣にある写真では見えにくい石はもぐらです。

その手前、右側が上を向いているように見える医師がうさぎで、その手前にある石がかえるです。

なんの動物なのかな?と連想しながら見るのも楽しいし、正解を知ったうえで見るのも楽しい庭園です。

ゆっくり座って、風のそよぐ音を聞きながら、庭園をじっくり眺めていたくなる、そんな景色が広がっていました。

ちく

有料拝観エリアの珍しい見どころ

庭園から本堂前を歩き、更にその先にある渡り廊下を進んで行きましょう。拝観料を支払い、見学している人は不動堂の先まで歩いて行くことが出来ます。

長く続く廊下

途中、部屋の中を見学出来る場所もあります。

ここで面白いと思ったのがこちらの床の間。

掛け軸に鶴が描かれているように見えませんか?

こちら、ガラス戸の奥に鶴の像が設置されている庭園が見えて、まるで掛け軸のようになっているのです。

絵が現実に飛び出してきているみたいで面白いなぁ!!

ちく

不動堂の近くに水琴窟があります。

2本の竹筒のいずれかに耳を当てると綺麗な音が聞こえます。

途中、小さなお地蔵さんも見かけました!可愛い!

不動堂内でお不動さまに参拝させて頂きましたが、お堂内は撮影禁止なので写真はありません

ちく

春日稲荷と瀧とその周辺

不動堂の先を進んで行くと春日稲荷が祀られている場所に辿り着きます。

建物の奥に階段が続いており、このように稲荷社があります。※拝観者は鳥居の先に立ち入るのは禁止です

春日稲荷は開山上人である智威大徳の隠世中、お使い役であった白虎が天馳って、大徳のために資糧を運んだという故事にちなむ最古のお稲荷さんなのだそう。商売繫昌や福徳授与に御利益があります。

春日稲荷への参拝は、無料拝観エリアからでも可能です。

 

春日稲荷の右奥に、一度屋外へ石橋があります。

お寺が用意しているスリッパがあるので、この先の道を進む場合はスリッパを履いて進みましょう。

紅葉の落ち葉がとっても綺麗でした~!

一番先まで行くと、小さな瀧があります。

帰りも橋を渡って帰りましょう

石橋の近くから見た境内の様子

御朱印

御朱印は本堂の左手にある拝観受付で頂くことが出来ます。

拝観料を払い、庭園などを見学する場合は、御朱印帳を預けて拝観し、帰りに受け取りましょう。

▼拝受可能な御朱印はこちら

  1. 御本尊/洛西観音番外の御朱印
  2. 西国薬師四十九霊場 第41番
  3. 京都六大黒天 第3番

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。御本尊の御朱印です。

初穂料は300円。

 

観音さまがいらっしゃるお堂である「大悲殿」の文字が書かれています。

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

アクセス

住所 京都府京都市西京区大原野南春日町1102
電話番号 075-331-0105
開門時間 9:00〜17:00
拝観料 300円
御朱印受付時間 開門時間と同じ
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 最寄駅から離れているので車やバスで行くのがおすすめです
公式サイト こちら

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