ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは京都府京都市北区にある興臨院です!
前田利家公が本堂屋根を修復したご縁から、前田家の菩提寺になっている大徳寺の塔頭寺院の1つです。
春と秋の特別拝観期間のみ拝観可能なお寺で、庭園のみ撮影がOK!というわけで境内の写真は庭園を載せています。
早速紹介していきます!
▼大徳寺の記事はこちら
目次
寺の概要
- 御本尊:釈迦如来
- 宗派:臨済宗大徳寺派
- 院号:興臨院
- 創建:1520年代
- 開基:畠山左衛門佐義総
御由緒
当院は大徳寺勅使門に向って左側に、東向きに表門を備えている。足利時代後柏原天皇の1520年代 能登の守護畠山左衛門佐義総に依って建立され、以後畠山家の菩提寺となっている。畠山氏は足利幕府管領の畠山基国を中興とする後裔で、武将の名門である。義総の法号興臨院殿伝翁徳胤大居士から寺名が名付けられた。
※興臨院の由緒より一部抜粋
実際の様子
お寺の入口
お寺の入口の門をくぐると、その先に参道が続いています。
右手に見えている建物の中に拝観受付があるので、こちらへ進みます。有料拝観エリアは本堂への参拝、庭園や茶室の拝観が可能ですが、撮影は庭園のみOKとなっているので、この先は庭園の写真のみお届けします。
本堂前に広がる方丈前庭
拝観順路を進むと、まず最初に本堂の前へ出ます。向かう合うように広がっているのが方丈前庭です。
中国の寒山・捨得が生活していた天台山の国清寺の石橋を模し、大石、松をあしらって、理想的な蓬莱の世界を表現している。
※興臨院 リーフレットより一部抜粋
本堂前の縁側に座り、ちょっと一休み。座って眺めているだけでも癒される素敵な庭園なのでした。
伺ったのは4月上旬なのですが、紅葉している木があり驚き!これもまた、良きですなぁ
方丈西庭
順路を進んでいくと、前庭とは違った雰囲気の西庭に出ます。先ほどまでは枯山水庭園でしたが、こちらは苔むす土の庭で自然の美しさを楽しめるのが特徴的でした。
草木、岩、自然の美しさを鑑賞することが出来ます。
琴心塔と言う石塔がありました。
鎮守社も鎮座しています。
1つのお寺の境内で2つの庭園をじっくり堪能させて頂きました。
御朱印
御朱印は拝観受付で頂くことが出来ます。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
値段は300円。
お釈迦さまのお名前が中央に墨書きされています。右上の令和の印が特徴的な御朱印です。
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 京都府京都市北区紫野大徳寺町80 |
電話番号 | 075-491-7636 |
開門時間 | 10:00~16:00 ※春と秋の特別拝観期間のみ拝観可能です |
御朱印受付時間 | 拝観時間と同じ |
拝観料 | 400円 |
駐車場 | なし |
最寄り駅からのアクセス | 地下鉄烏丸線「北大路駅」より 徒歩18分 |
公式サイト | ありません |
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
「大徳寺」とその境内にはたくさんの塔頭寺院があるぞ!
大徳寺の境内にはたくさんの塔頭寺院があります。
通常拝観可能なのは龍源院、瑞峯院、大仙院、高桐院。普段は非公開で特別公開期間があるのは黄梅院、三玄院、真珠庵、芳春院、総見院です。
大徳寺から少し移動したところにある「今宮神社」「源光庵」「光悦寺」「常照寺」「玄武神社」「水火天満宮」「妙覺寺」「本法寺」「尊陽院」「圓常院」「宝鏡寺門跡」「妙顕寺」「善行院」
大徳寺から少し移動すると今宮神社、源光庵、光悦寺、常照寺があります。
南下した方向には玄武神社、水火天満宮、妙覺寺、本法寺、尊陽院、圓常院、宝鏡寺門跡、妙顕寺、善行院があります。
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