【宇陀】シャクナゲが満開の雨の日に室生寺へ行ってきた【奈良の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは奈良県宇陀市にある室生寺むろうじです!

女人高野の別名で有名な真言宗室生寺派の大本山です。

シャクナゲが見頃の雨が降る境内の様子を写真たっぷりでお届けします!

ちく

MEMO

仏塔古寺十八尊 第18番札所、西国薬師四十九霊場 第8番札所、役行者霊蹟札所、神仏霊場巡拝の道 第36番(奈良第23番)札所になっているお寺です。

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:本堂 如意輪観音・金堂 釈迦如来
  • 宗派:真言宗室生寺派
  • 山号:宀一山べんいちさん
  • 寺号:室生寺
  • 創建:680年
  • 開基:天武天皇
  • 開山:役小角

御由緒

「宀一山縁起」によると、室生寺は奈良時代の680年に、天武天皇の勅命をもって修験道の祖・役小角が初めて建てたと伝えています。

また「宀一山年分度者奏状」には、桓武天皇が皇太子のとき病に臥し、室生山中での延寿祈祷により快復した。それが縁で平安初期の延暦年間、天皇の勅命により興福寺(法相宗)の高僧・賢璟が弟子の修圓とともに建てたとも伝えています。

さらに、835年に真言宗の祖・弘法大師空海が遺言された「御遺告」には、唐(中国)の師・恵果から授かった、国に平和をもたらし、人々の願いをかなえるインド伝来の如意宝珠を、室生山で修行した堅慧に託して、善如龍王の棲む精進峰に大切に納めたと伝えています。

以来、真言宗の重要な道場の1つとして篤い信仰を集めています。

 

※室生寺 リーフレットより一部抜粋

実際の様子

お寺を目指して進もう!太鼓橋を渡るぞ!

室生寺へ続く道を進んで行きましょう。

こちらの道の先を進んで行くと太鼓橋があります。橋の先に室生寺があるので、ここを進んで行きましょう。

橋の上から見た景色。雨が降っている日で、少しだけ霧が出ていました。

室生寺周辺は山の中ですが観光ストリートになっているので、お店などの建物がたくさん並んでいます。

室生寺側から見た橋

お寺の入口とその周辺

橋を渡った先にある室生寺の門と寺号標。

この先を進み、右手へ進むと拝観受付があるので、そちらへ進んで行きましょう。

拝観受付へ続く道の途中に三宝杉が並んでいました。

 

拝観受付周辺、既にシャクナゲがとっても綺麗でわくわく!

順路は右手に続いています。が、ちょっと気になったので左手に進んでみます。左手には本坊があるのですが、このあたりもシャクナゲが満開でとっても綺麗でした!

最初から寄り道をしてしまいましたが、右手に続く順路を進みます。

シャクナゲが飾られた花手水が置かれていて綺麗でした!

仁王門とばん字池と鎧阪

拝観受付を済ませ、順路を進みます。まず迎えてくれるのは立派な仁王門です。

仁王門の先を進んでいきましょう~!!

仁王門周辺にもシャクナゲの花手水がありました!

仁王門の先にばん字池があります。梵字の「ばん/ヴァン」の文字の形をした池なので、ばん字池という名前になっています。

池の周辺にもシャクナゲが咲いていました。

雨が降る境内、池の雨水が落ちる音を聞きながら、順路を進みます。

池の向こう側にもシャクナゲがたくさん咲いていました!綺麗だなぁ

 

ばん字池の先に鎧坂と呼ばれる階段があります。

その途中に弁財天が祀られていました。

鎧坂を進んで行くと、奥に金堂が見えてきます。

金堂と弥勒堂とその周辺のシャクナゲ

鎧坂を進んだ先にある金堂はこちら。国宝に指定されている平安時代初期の建物です。

金堂の中には国宝である釈迦如来立像を中心に、重要文化財である薬師如来立像、文殊菩薩立像、十二神将立像が並んでいます。

 

金堂から見た景色。写真に写る建物は鎌倉時代に造られた重要文化財弥勒堂です。

目の前で見た弥勒堂

弥勒堂を向かい合うように、金堂から見て左側にはもう1つ建物があります。

この周辺にはシャクナゲの花がたくさん飾られていました。

木を囲むようにシャクナゲの花手水が並びます。

正面から見た建物。

神様が祀られているようなのですが、どんな方が祀られているのかわかりませんでした…

建物の縁側にもたくさんのシャクナゲが並びます。

 

近くに石に彫られた像もありました!

次は本堂へ!

金堂の左手に順路が続いています。

シャクナゲが美しいこちらの階段を進んでいきましょう。

階段も趣がありますねぇ

階段の先にあるこちらが本堂です。灌頂堂かんじょうどうとも呼ばれています。

こちらも国宝に指定されている、鎌倉時代に建てられたお堂です。本堂内で御本尊である重要文化財の如意輪観音さまへ参拝することが出来ます。

本堂周辺の灯籠

シャクナゲと五重塔

本堂の左手に更に道が続いています。この先にあるのは室生寺境内でも特に有名は五重塔です。こちらも国宝に指定されている平安時代初期に建てられた建物です。

シャクナゲが見頃の季節の五重塔周辺は、特にフォトスポットとしても有名で、たくさんの方々が三脚とカメラを用意して撮影していました。

こちらの五重塔は総高16.1メートルの建物なのですが、屋外に建つ五重塔では国内最小なのだそう。とはいえ、周辺の景色と合わせてみると趣がありますし、16メートルもあるので、近くで見るととても迫力がありました!

五重塔の先にまだ道が続いているので進みます。

それにしても本当にシャクナゲが綺麗だなぁ

雨降る中、奥之院へ

五重塔の先の道は奥之院へと続いています。

ゆるやかな階段の途中にお堂があったり

マムシ注意の看板があったり

雨が降る中、足元に気をつけながら、先へ進みました。

途中、奥之院と書かれた看板があります。

道は階段を上ったり下ったり平坦だったり。

こちらの階段までくればラストスパート!!!

橋を渡ってどんどん進みましょう。

一気に急な階段になったので息切れしつつ、上ります。

途中に手水舎がありました。

途中、ちょっと一休みの看板が。

この時点で息切れがヤバかった…!!

舞台が見えたらもうすぐゴール!!上るぞ~!!!

息切れしながらもなんとか辿り着きました!

途中途中にいる仏像が見守ってくれているような気がして、ほっこりしながら進みました。心は癒されたけど、体は体力使って息切れしてました!

奥之院へ到着!

奥之院へ到着~!!!右側に写っているのが奥之院です。別名御影堂とも呼ばれています。

奥之院は鎌倉時代に建てられた重要文化財の建物です。

こちらの奥之院もしっかりと参拝させて頂きました!※めっちゃ息切れしてました

 

奥之院の向かい側にある建物は常燈堂(位牌堂)です。階段から見えていた舞台がある建物はこちらのお堂でした!

早く着きすぎて、まだお堂が開いていませんでした。

舞台をぐるっと1周することは可能だったので、ひとまわり。

霧に包まれる景色の中、七重石塔も見えました。

別角度から見た常燈堂

常燈堂と舞台の骨組

参拝し、御朱印を拝受した後は来た道を帰ります。

帰りもシャクナゲに癒されたり、苔の緑の美しさに癒されながら帰りました。

雨で足元がすべるので階段を下りるのちょっと怖かった

ちく

あっという間に五重塔まで到着!そのまま来た道を戻り、帰路につくのでした。

御朱印

御朱印は3箇所で頂くことが出来、それぞれ拝受可能な御朱印が一部違います。

拝観受付をする仁王門のそばの納経所、本堂(灌頂堂)内、奥の院の3箇所です。

値段は全て300円です。

\仁王門そばの納経所で拝受可能な御朱印一覧/

  1. 悉地院
  2. 薬師如来(西国薬師四十九霊場)
  3. 十一面観世音(秀麗八十八箇所)
  4. 如意地蔵尊(大和地蔵十福霊場)
  5. 如意宝珠(神仏霊場会)
  6. 神変大菩薩(役の行者霊場会)
  7. 五秘密菩薩(仏塔古寺十八尊霊場会)
  8. 期間限定御朱印が登場するかも?!

\本堂内で拝受可能な御朱印一覧/

  1. 如意輪観世音(御本尊)
  2. 十一面観世音(秀麗八十八箇所)
  3. 如意宝珠(神仏霊場会)

\奥の院で拝受可能な御朱印一覧/

  1. 弘法大師(奥の院)
  2. 如意宝珠(神仏霊場会)

納経所で頂いた御朱印

今回、仁王門そばの納経所で頂いた御朱印はこちら。

悉地院しっちいんと墨書きされた室生寺の最もスタンダードな御朱印です。悉地院とは本堂(灌頂堂)の別称です。

本堂で頂いた御朱印

今回、本堂で頂いた御朱印はこちら。

御本尊である如意輪観音さまの御朱印です。

奥の院で頂いた御朱印

今回、奥の院で頂いた御朱印はこちら。

弘法大師の御朱印です。

限定御朱印情報

季節のイベントに合わせて限定御朱印が登場するかも?!

室生寺 インスタグラム

アクセス

住所 奈良県宇陀市室生78
電話番号 0745-93-2003
開門時間 9:00〜16:00 ※寳物殿は15:30まで
御朱印受付時間 開門時間と同じ
拝観料 大人 600円/小人 400円 ※寳物殿は別途400円
駐車場 有料
最寄り駅からのアクセス 最寄駅から離れているので車やバスで行くのがおすすめです
公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

宇陀市にある「室生龍穴神社」「大野寺」「墨坂神社」「八咫烏神社」

同じ宇陀市に室生龍穴神社、大野寺、墨坂神社、八咫烏神社があります。

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