ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは群馬県太田市にある曹源寺(@sougesazae)です!
日本三大さざえ堂の1つとして有名な本堂のあるお寺なんですよ〜!
国の重要文化財にも指定されています。
さざえ堂とは、お堂内で同じ道(順路)を絶対に通らない特徴的な造りの場所なのです。
さざえ堂内は外観はもちろん、お堂内も御本尊以外は撮影OKでした!
ちく
お寺の境内の様子も含め、見どころが多いので早速紹介していきます!
目次
寺の概要
- 御本尊:魚籃観音
- 宗派:曹洞宗
- 山号:祥寿山
- 寺号:曹源寺
- 通称:さざえ堂
- 創建:1187年
御由緒
1187年、新田家の祖新田義重公が京都からの養姫である祥寿姫の菩提を弔うために建立された六角堂が起源である。過去の2回の火災により本堂は焼失(1852年)、観音堂であった「さざえ堂」のみ現存し、これを本堂としています。
※御朱印 はさみ紙より引用
実際の様子
山門とゆるさが可愛い十二支の石碑
寺号標がお寺の少し手前にあります。
この道を進んで行くと、つきあたりが曹源寺です。
山門が曹源寺への目印です。
山門には仁王像が安置されています。
手前にあるカーブミラーも目立ちますが、まるで電話ボックスのように囲まれている十二支が描かれた石碑も特徴的なんですよ〜
石碑は山門の手前、左右にあります。
こちらは左の石碑。
長い柱の部分に辰が巻きついています。
一番上には酉がいます。
酉の下に子や丑などが小さく描かれています。
このてっぺんにいる酉を見ると、このゆる~いお顔が可愛い鶏さんを思い出します。
この鶏さんは栃木県栃木市の鷲宮神社の手水舎にいます。
こちらは右側の石碑。
こちらは柱部分に巳が巻き付いています。
一番上にいるのは申です。
その下には戌、午、未などが描かれています。
ちく
山門周辺は紫陽花も多かったので、見頃の頃になるとまた違った雰囲気になると思います!
山門の先へ!境内の写真
山門の先を進み、境内へ入りましょう~!
中央に百観音御砂踏参道と書かれています。
その名の通り、ここには秩父三十四観音、坂東三十三観音、西国三十三観音(合わせて西国坂東秩父百観音霊場と呼ばれています)の御砂踏が出来る参道です。
この参道を踏めば、この百観音霊場を巡礼したことと同じ功徳が得られるのだとか!
山門をくぐると桜の木がありました!
ちょうど満開でとても綺麗でしたよ〜
山門をくぐると、左手に手水舎があります。
参拝する際は、まずこちらで手を清めます。
手水舎の近くにお寺の梵鐘があります。
参拝者の人でも誰でも自由につくことが出来る鐘です。
さざえ堂(本堂)の外観
山門の先にあるさざえ堂がこちらです。
昔は本堂ではありませんでしたが、こちらが現在は本堂にもなっています。
さざえ堂、外観を見ると2階建てに見えますが、中へ入ってみると3階建てなのです。
面白い造りですよね〜
さざえ堂前に並ぶ石灯籠も素敵です!
いよいよさざえ堂内へ!写真盛り沢山でお届けします!
本堂の外にもお賽銭箱があるので、参拝することが出来るのですが、せっかくなのでお堂内も拝観させて頂くことにしましたよ~!
入口からさざえ堂内へ入ると、まず御本尊である魚籃観音さまがお出迎えしてくれます。
その先に拝観受付があるので、そこで拝観料を払い、先へ進むのです。
拝観受付をすると、録音されたさざえ堂の歴史に関するアナウンスを流してくれるので、こちらを聞きながら先へ進みましょう!
御朱印も拝観受付で頂くことが出来るので、御朱印帳を預けてから拝観順路を進むと、帰りにスムーズに御朱印帳を受け取ることが出来ます。
さざえ堂内は御本尊以外は自由に撮影することが出来ますよ~!
と言うわけで、ここからは拝観受付の先へ続く、さざえ堂内の様子を紹介していきます!
まずは拝観受付の先に見えてくるのは秩父三十四観音のそれぞれの札所の観音さまです。
1階部分の回廊の内壁に三十四観音すべての観音さまを模した像が安置されています。
順路に従い、右回りに進んでいきましょ~
御本尊のちょうど裏手あたりにいらっしゃるのはお賓頭盧さんです。
お釈迦さまの弟子の1人で、病気を除去して下さる方として、お寺にその像が安置されていることが多い人物です。
その隣には七福神の布袋尊や観音さまがいらっしゃいました!
右回りに進んでいくと、太鼓橋があります。
ここから2階へ上がっていきますよ~!
階段の先、左手には古い屋根瓦やなどが置かれています。
まるで小さな郷土資料館のようですねぇ。
順路に従い、右回りに進んで行きます。
2階には坂東三十三観音の観音さまを模した像が安置されているんですよ~
ちょうどこの写真は御本尊の真上にあたる場所です。
全ての観音さまの前にお賽銭箱が設置されていて、直接参拝することが出来るようになっています。
通路も素敵な造りで歴史ある空間を歩いていることに感動しながらここを歩きました。
このまま右回りにどんどん進み、3階へ上がります。
3階には西国三十三観音の観音さまたちがいらっしゃるのです。
同じ場所じゃないの?と思った人は、先ほどの写真と見比べてみて下さい。
つきあたりの壁の部分が違います。
1枚目の写真は3階の右側の通路、2枚目の写真は順路を進んだ先の左側の通路です。
その間には2階と同様に開けた場所があります。
この部分が屋根に一番近いので、天上の木組がそのまま見えるようになっているんですよ~
3階には百観音霊場全ての御朱印が並んでいました!
その隣飾られているのは西国三十三観音の札所で頂ける散華です。
この他にも大きな聖徳太子像がありました!
けっこう迫力があってびっくりします。
その隣には2体の仏像が並んでいます。
更に右回りに進んでいくと、2階へ降りる階段があります。
階段の脇には無事かえるくんがいました。
かえるくんに見送られて、3階を後にしました。
ここから来た道とは別の順路を進んで1階まで戻ってきました!
最後にこの元気ないっぱいの布袋尊を見て元気をもらいました。
よっぽど嬉しいことがあったんだろうなぁと思うお姿にほっこりしましたよ~
御朱印
御朱印はさざえ堂(本堂)内1階の拝観受付で頂くことが出来ます。
お堂内を拝観する場合は、先に御朱印帳を預けて、帰りに受け取りましょう。
御朱印は1つ300円です。
2019年4月に頂いた御朱印(4種)
はじめての参拝で頂いた御朱印はこちらの4種です。
左から月替りのさざえ堂御朱印、通年頂くことが出来るさざえ堂御朱印、百観音御朱印、上州三十三観音7番札所の御朱印。
一番右の御朱印は御本尊 魚籃観音のお名前が墨書きされている御朱印です。
百観音は坂東、秩父、西国の観音霊場全てのお砂踏みとお堂内にいらっしゃるそれぞれの観音の御朱印です。
通年のさざえ堂御朱印には緑色のさざえ堂の印が押されています。こちらは創建当時の姿の印で、現在のさざえ堂とは少し異なる、今はもう見ることが出来ない貴重な姿の御朱印です。
月替りのさざえ堂御朱印のみ書置き対応で、毎月季節に合わせた印が押されており、中央には漢字で栄螺堂と書かれています。
2019年4月の御朱印には、桜とたけのこの印が押されていました。
こちらは御本尊の魚籃観音さまの御姿です。
御本尊の御朱印を頂くと合わせて頂くことが出来ます。
2020年9月に頂いた御朱印(直書/百観音)
2020年9月に頂いた御朱印のうち、直書して頂いた御朱印はこちら。
百観音の御朱印を改めて頂きました!
中央の印がたくさんの観音さまの梵字の印に変わっています。これだけたくさんの梵字の印と言うのも珍しいのではないでしょうか・・・?
字も特徴的で素敵ですねぇ
2020年9月に頂いた御朱印(書置/月替)
2020年9月に頂いた御朱印のうち、書置の御朱印はこちら。
茶色のさざえ堂の印が押されており、空には満月が浮かんでいます。
お月見をするうさぎやすすきなど、秋を感じるデザインの御朱印でした!
限定御朱印情報
毎月、月替御朱印が登場します。
毎月8日、18日、28日にのみ切り絵御朱印が登場します。
書置きのみの対応です。
毎月1日、11日、21日にいぬさざえ印を押して頂くことが出来ます。
毎月2日、12日、22日にねこさざえ印を押して頂くことが出来ます。
通常御朱印にお願いすると押して頂くことが出来ます。
誕生月に誕生日限定御朱印を頂くことが出来ます。
誕生月に誕生日御朱印を頂くことが出来ます。
誕生日を自己申告すると頂くことが出来ます。
最新情報は公式Twitter(@sougesazae)もしくは公式インスタグラムをチェック!
アクセス
住所 | 群馬県太田市東今泉町165 |
電話番号 | 0276-25-1343 |
拝観時間 | 10:00〜15:00
※檀務などのより対応出来ない場合もあります。 |
御朱印受付時間 | 拝観時間と同じ |
拝観料 | 大人(高校生以上) 300円
中学生以下 無料 |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | 最寄り駅から遠いので車で行くのがおすすめです |
公式サイト | こちら |
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