ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは東京都墨田区にある多聞寺です!
隅田川七福神の毘沙門天を御本尊として祀るお寺で、境内にいくつもたぬきの像があるのが特徴のお寺です。
早速紹介していきます!
目次
寺の概要
- 御本尊:毘沙門天
- 宗派:真言宗智山派
- 山号:隅田山
- 院号:吉祥院
- 寺号:多聞寺
- 創建:天徳年間
御由緒
天徳年間に創建された。元々は現在の隅田川神社付近にあり、「大鏡山明王院隅田寺」と称し、本尊は不動明王であった。
天正年間に、当時の住職だった鑁海によって現在地に移され、「隅田山吉祥院多聞寺」に改称し、本尊も毘沙門天に変更した。
実際の様子
山門前の見どころ
お寺の入口はこちらの寺号標が最初の目印になっています。
寺号標の左手にある石畳に参道の先に山門があります。
参道のスタート地点、右手側にお地蔵さまが並んでいます。
山門と六地蔵
参道の途中にある山門。茅葺屋根が特徴的です。
山門をくぐった先、右手には六地蔵が並んでいます。
本堂と庭園
参道のつきあたりにある本堂はこちら。
こちらへ参拝させて頂きました!
本堂の周辺は手入れされた庭園のようになっている場所があります。
その他の見どころ
参道途中、左手にある常楽塔。いわゆる永代供養塔です。
向かい合う意央に映画人ノ墓碑があります。
石碑の奥に2019年以降から名前が刻まれている看板があります。
たぬき!たぬき!たぬき!
多聞寺は狸塚と言う塚があり、それにちなんで境内の色々なところにたぬきの像があります。
むかし、江戸幕府が開かれる少し前、今の多聞寺のあたりは隅田川の河原の中で草木が生い茂るとても寂しいところでした。
大きな池があり、そこにはひとたび見るだけで気を失い、何か月も寝込んでしまうという毒蛇がひそんでいました。また、「牛松」と呼ばれるおとなが五人でかかえるほどの松の大木がありました。この松の根元には大きな穴があり、妖怪狸がすみつき人々をたぶらかしていたのです。
そこで、鑁海和尚と村人たちは、人も寄りつくことができないような恐ろしいこの場所に、お堂を建てて妖怪たちを追いはらうことにしました。まず、「牛松」を切り倒し、穴をふさぎ、池をうめてしまいました。するとどうでしょう、大地がとどろき、空から土が降ってきたり、いたずらはひどくなるばかりです。
ある晩のことでした。和尚さんの夢の中に、天までとどくような大入道があらわれて「おい、ここはわしのものじゃ、さっさと出ていけ、そうしないと、村人を食ってしまうぞ。」と、おどろかすのでした。
和尚さんはびっくりして、一心に御本尊さまを拝みました。やがて、御本尊毘沙門天のお使いが現れて妖怪狸の話しました。「おまえの悪行は、いつかおまえをほろぼすことになるぞ」
次の朝、二匹の狸がお堂の前で死んでいました。これを見つけた和尚さんと村人たちは、狸がかわいそうになりました。そして、切り倒してしまった松や、埋めてしまった池への供養のためにもと塚を築いたのでした。この塚はいつしか「狸塚」と呼ばれるようになりました。
※境内にある看板より一部抜粋
狸塚とそこへ続く道にある狸の像。
六地蔵のそばにも狸の像があります。
山門の手前にいるたぬきの像も大きいぞ!!
ちく
御朱印
御朱印は本堂の右手にある寺務所で頂くことが出来ます。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
値段は500円。
流れるような字で毘沙門天と大きく書かれているのが特徴の御朱印です。
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 東京都墨田区墨田5-31-13 |
電話番号 | 03-3616-6002 |
開門時間 | 24時間 |
御朱印受付時間 | 9:00〜17:00 |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | 東武伊勢崎線「堀切駅」より 徒歩10分 |
公式サイト | こちら |
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