ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは埼玉県川越市にある三芳野神社です!
動揺「通りゃんせ」発祥の地であり、川越城本丸御殿のすぐ近くにある神社です。
御祭神の1人として、菅原道真公がお祀りされていることから、学問に御利益のある天神さまとして親しまれています。
ちく
早速紹介していきます!
目次
神社の概要
- 御祭神:素戔嗚命、奇稲田姫命、菅原道真公
- 御利益:学業成就、合格祈願、家内安全
- 例大祭日:4月25日
- 創建:807年
御由緒
三芳野神社の創立は古く平安時代の始め807年とされています。
1457年、太田道灌により川越城が築城されると城内の鎮守として歴代城主の篤い崇敬を受けてきました。社殿は1624年 徳川家光の命により、当時の城主 酒井忠勝により造営され、後の1656年に修造されました。この時に江戸城二の丸東照宮の本殿が移築されたとされています。素戔嗚命とその后神をおまつりし後に菅原道真公をお祀りしています。
※三芳野神社 由緒書きより一部抜粋
実際の様子
参道と手水舎
こちらの参道をまっすぐ進んでいくと三芳野神社があります。
この参道が「通りゃんせ」の歌詞の発祥の地なのだそう。歌が作られた頃から、その様子は若干変化しているそうですが、環境はそのままの雰囲気を保持しているそうです。
まっすぐ進んでいくと、参道の脇に遊具があり、公園になっている場所もあります。
鳥居が見えてきました。鳥居の先には、早くも新しい社殿がお目見えしています。
が、参拝の前にしっかりと手を清めますよ〜
手水舎は参道の途中、右手にあります。
新しく建て直された社殿
改めて、こちらが社殿です。
こちらは参拝させて頂きました。
社殿の前には大きな石灯籠も並んでいます。
更に、左脇のみ進むことが出来るので、ここからだと拝殿と本殿、どちらも見ることが出来ます。
朱色が立派な素敵な社殿でした!
境内社
こちらは社殿の右手前にある境内社蛭子社です。
向かい合うようにして、社殿の左手前には大黒社があります。
どちらも商売繁盛に御利益がある社です。
ちく
石碑と川越城の七不思議
本丸御殿の方へ歩いて行くと、石碑が2つ並んでいます。左は川越城の七不思議についてのもの、右はわらべ唄発祥の所と書かれているものです。
七不思議ってどんなものがあるんだろう?気になる人の為に、全て載せたいと思います!
1.霧吹の井戸
城中に苔むした大きな井戸があった。ふだんは蓋をしておくが、万一敵が攻めて来て、一大事という場合には、この蓋を取ると、中からもうもうと霧が立ち込めて、城は敵から見えなくなったという。そのため、川越城は別名霧隠城ともいわれる。
2.初雁の杉
川越城内にある三芳野神社の裏には大きな杉の老木があった。いつの頃からか毎年雁の渡りの時期になると時を違えず飛んできた雁は、杉の真上まで来ると三声鳴きながら、杉の回りを回って、南を指して飛び去ったということである。そのため、川越城は別名初雁城ともいわれている。
3.片葉の葦
浮島稲荷社(現在も少し離れた場所にある神社)の裏側一帯は、萱や葦が密生した湿地帯でM別名「七ツ釜」といわれていた。ここに生える葦は不思議なことに片葉であって、次のような話が伝わっている。
川越城が敵に攻められ落城寸前に、城中から姫が乳母と逃げのび、ようやくこの七ツ釜のところまでやって来たが、足を踏みはずしてしまった。姫は、川辺の葦にとりすがり岸にはい上ろうとしたところ、葦の葉がちぎれてしまい、姫は葦の葉をつかんだまま水底へ沈んでしまった。この辺の葦は、この姫の恨みによってどれも片葉であるといわれてる。
4.天神洗足の井水
太田道真、道灌父子が川越城を築城するに当たって、堀の水源が見つからず困っていたところ、一人の老人が井水で足を洗っているのに出会った。この老人の案内によって水源を見つけられた道灌は、かねての懸案を解決し、難攻不落の川越城を完成させることができたといわれている。かの老人の気品あふれた姿に気がついた道灌は、これぞまぎれもない三芳野天神の化身であったかと思い、以来これを天神洗足の井水と名づけて大事にし神慮にこたえたという。
5.人身御供
川越城築城の際、太田道真、道灌父子は、三方(北、西、東)の水田が泥深く、築城に必要な土塁がなかなか完成せず苦心をしていたところ、ある夜龍神が道真の夢枕にたって「明朝一番早く汝のもとに参った者を人身御供に差し出せばすみやかに成就する」と言った。道真は、龍神にそのことを約束したが、明朝一番早く現れたのは、最愛の娘の世禰姫であった。さすがの道真も龍神との約束を守れずにいると、姫は、ある夜、城の完成を祈りながら、七ツ釜の淵に身を投げてしまった。そののち川越城はまもなく完成したと言う。
6.遊女川の小石供養
むかし、川越城主にたいそう狩の好きな殿様がいて、毎日のように鷹狩りに出かけていた。ある日、供の若侍が小川のほとりを通りかかると、一人の美しい百姓の娘に出会ったので、名前をたずねるとおよねといい、やがてこの娘は縁ってこの若侍の嫁となったが、姑にいびられ実家に帰されてしまった。およねは自分の運命を悲しみ、夫に出会った小川のほとりで夫が通りかかるのを待っていたが、会うことができず小川の淵へ身を投げてしまった。やがてこの川を「よな川」と呼ぶようになったが、川の名は「およね」からきているとも、よなよな泣く声が聞こえるからともいわれている。
7.城中蹄の音
川越城主酒井重忠は、不思議なことに夜ごと矢叫や蹄の音に眠りをさまされていた。ある日、易者に見てもらったところ、城内のどこかにある戦争の図がわざわいしているとの卦が出たので、さっそく土蔵を調べたところ堀川夜討の戦いの場面をえがいた一双の屏風絵がでてきた。この屏風の半奴を引き離して養寿院に寄進したところ、その夜から音が聞こえなくなったと言う。
御朱印
御朱印は参道の途中、右手にある社務所で頂くことが出来ます。
※社殿完成前は川越氷川神社で頂くことが出来ました。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
初穂料は300円。
中央に神社名、その右に「通りゃんせ発祥の地」と書かれています。
参拝の文字の間には、天満宮で使われる梅の紋が押されていることからも、ここが天神さまなのだと言うことがわかります。
限定御朱印情報
こちらの神社では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 埼玉県川越市郭町2-25-11 |
電話番号 | ありません |
開門時間 | 24時間 |
御朱印受付時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | ありません
※近くに川越城本丸御殿の有料駐車場があります。 |
最寄り駅からのアクセス | 最寄駅からのかなり離れているので車やバスで行くのがおすすめです |
公式サイト | ありません |
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