喜多院のすぐ近く!成田山川越別院(本行院)へ行ってきた【埼玉の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは成田山川越別院です!

正式名には本行院ほんぎょういんと言う名前のお寺です。

MEMO

関東三十六不動 第27番札所で、川越七福神の恵比須をお祀りするお寺でもあります。

以前訪れたことがあるお寺ですが、再訪したので改めて個別の記事にしました!

ちく

▼過去に書いた記事はこちら

▼本院である千葉の成田山新勝寺の記事はこちら

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:不動明王
  • 宗派:真言宗智山派
  • 通称:成田山川越別院
  • 正式名称:川越別院成田山本行院
  • 創建:1853年
  • 開基:石川照温上人

御由緒

当寺は、江戸時代も末の1853年、ペリーが黒船を率いて浦賀に来航した年に、下総の国新宿(現 葛飾区)の石川照温が、廃寺となっていた本行院を成田山新勝寺の別院として再興したのが始まりといわれている。

 

※境内にある看板より一部抜粋

実際の様子

不動明王の街灯と山門

川越別院の近くにある街灯を見てみましょう。

達磨と亀の旗の上に、背中の炎が特徴的な不動明王がいるのです。

 

街灯の近くに、川越別院の山門があります。

手前には寺号標もあり、わかりやすい入口となっています。

ここから境内へ進みましょう!

MEMO

写真からもわかる通り、境内には駐車場があります。

参拝者は無料で停めることが出来るので、車で伺う場合は、山門の先をちょっとだけ進み、右折しましょう。

すると、川越別院の駐車場へ入ることが出来ます。

手水舎と不動明王

歩行者用の参道は、山門からまっすぐに整備された石畳の道です。

ここをまっすぐ進んでいくと、本堂の手前、右手側に手水舎があります。

こちらで手を清めてから本堂へ向かいましょう。

手水舎の足元には獅子?狛犬?の像がいました。

この大きな石の鉢を小さな体で支えてくれているのです。

 

手水舎の奥に不動明王像があります。

隣に鉄骨の枠組みが見えますが、こちらには鐘楼がありました。

補修中のようです。

本堂とその周辺

こちらが本堂です。

開門時間であれば、自由に本堂内へ入ることが出来ます。

本堂内へ入り、直接御本尊は参拝させて頂きました!

再訪した時の本堂

2階にある本堂、その左手へ進んでいくと密厳殿(大日堂)があります。

こちらは平成30年(2018年)に完成したばかりの新しいお堂です。

こちらの御本尊である大日如来像は撮影禁止です。

 

密厳殿の1階部分は祈祷殿があります。

自動車の祈祷はこちらでおこなって頂くことが出来ます。

祈祷殿と本堂の間に奥へ続く道があります。

その先に祈祷受付や御守、御朱印の受付があります。

水掛不動尊と亀

本堂の右手へ更に進む道があります。

橋になっているこの場所、下は池になっています。

池にはたくさんの亀たちがいました。

 

橋を渡っていくと水掛不動尊があります。

不動尊に水をかけてお参りすることが出来る場所です。

不動尊の左側には獅子、足元には亀の像があります。

 

不動尊の更に先に道が続いています。

こちらには水子地蔵があります。

眼病平癒の開山堂と川越七福神

その他の境内の見どころを紹介していきます。

まずは開山堂です。こちらには成田山川越別院の開山上人である石川照温上人が祀られています。

農家に生まれた石川照温は、30歳の頃に目が見えなくなってしまった。

光明を失くした照温は、ある日のこと自ら命を絶とうとしたが、その時不思議なことに光を失った眼前に不動明王が見えたので、にわかに仏道に目覚め、それまでの生活を改めるとともに、有名な成田山新勝寺のお不動様を熱心に信仰するようになった。

そのかいあってか、失明した目もいつか昔のように見えるようになったので、いよいよ仏道に励み、当地に寺を建立し、多勢の信者から慕われるようになったとのことである。

 

※境内にある看板より一部抜粋

お堂の前にはたくさんの絵馬が並んでいます。

「め」の文字が向かい合わせになっている特徴的な絵馬です。

石川上人にちなんで、眼病平癒、視力回復の御利益がある絵馬なのです。

 

開山堂の隣に川越七福神の恵比須天を祀るお堂があります。

福の神として親しまれている恵比須天、川越七福神を巡礼する場合はこちらもぜひ参拝しましょう!

稲荷社と大師堂とその周辺

七福神のお堂の隣に稲荷社があります。

出世稲荷が祀られているお堂です。

 

更にその隣に大師堂があります。

この大師堂、入口である山門を入ってすぐ左手の場所でもあるのです。

参拝する場所はこの建物の左側にあります。

 

建物の右側には大五鈷杵が飾られています。

五鈷杵は密教の重要な法具です。

こちらの五鈷杵、参拝者の人は誰でも触れることが出来るものです。

 

大師堂のまわりには四国八十八ヶ所のお砂踏みが出来ます。

四国へ行けない人は、ぜひこちらで参拝して、プチ四国巡礼をしてみましょう!

 

このあたりには大きな剣の像もあります。

御本尊 不動明王の持つ、倶利伽羅剣のようですねぇ。

御朱印

御朱印は本堂の左手にある祈祷受付で頂くことが出来ます。

▼拝受可能な御朱印はこちら▼

MEMO
  • 御本尊 不動明王御朱印(通常の御朱印)
  • 御本尊 金墨御朱印
  • 弘法大師(毎月21日/28日限定)
  • 三十六不動霊場御朱印(関東三十六不動の札所御朱印)
  • 小江戸川越七福神
  • 吒枳尼天

現在の御朱印の値段は通常御朱印が300円、金墨御朱印が800円、/弘法大師/吒枳尼天が500円、川越七福神が200円です。

2017年7月に頂いた御朱印

はじめての参拝で頂いた御朱印はこちらです。

中央に御本尊 不動明王の名前が書かれていて、その上には梵字も墨書きされています。

「王」の文字の最後の部分が上にはねているのも特徴の1つです。

2019年6月に頂いた御朱印(金文字)

久しぶりの参拝で頂いたのは、奉祝記念御朱印です。※現在こちらの御朱印は通常御朱印の1つになっています

通常御朱印と書かれている言葉は同じですが、金色で書かれているのが特徴です。

中央の墨書きは明るい金色、参拝の日付やお寺名などは、どちらかと言うと銅のような色をしているのが特徴です。

こちらの御朱印は御朱印帳に直接書いて頂くことが出来る貴重な御朱印でした!

2020年9月に頂いた御朱印(直書/御本尊)

久しぶりの参拝で御本尊の御朱印を頂きました!

やはりこの「王」の文字のはねている感じが好きだ~!

2020年9月に頂いた御朱印(書置/弘法大師)

新たに登場した弘法大師の限定御朱印はこちら。

毎月28日限定の朱色の紙が使用されている御朱印です。印の部分は全て金色ですよ~

限定御朱印情報

毎月21日と28日に限定御朱印が登場します。

弘法大師の限定御朱印です。

アクセス

住所 埼玉県川越市久保町9-2
電話番号 049-222-0173
開門時間 8:00~16:00
御朱印受付時間 9:00~16:00
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス JR、東武東上線「川越駅」より 徒歩17分

西武新宿線「本川越駅」より 徒歩15分

公式サイト こちら

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少し移動すると川越市内でも特に有名な川越氷川神社があります。

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ちく

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ちく

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