【目黒区】目黒不動尊のすぐ近くにある2つのお寺!五百羅漢寺&蛸薬師成就院へ行ってきた【東京の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回は東京都目黒区にある五百羅漢ごひゃくらかんたこ薬師成就院、2つのお寺を紹介していきます!

 

五百羅漢寺は、東京都内では珍しい拝観料が必要なお寺です。境内には木造の五百羅漢像が並んでいる圧巻のお寺です。

蛸薬師成就院は、御本尊の薬師如来像が3匹の蛸に支えられている蓮華座にのっていることから、蛸薬師と呼ばれています。

 

早速紹介していきます!

五百羅漢寺の概要

  • 御本尊:釈迦如来
  • 宗派:浄土宗系単立
  • 山号:天恩山
  • 寺号:五百羅漢寺
  • 創建:1695年
  • 開基:松雲元慶
  • 開山:鉄眼道光

御由緒

天恩山五百羅漢寺は、1695年に建立された。江戸の羅漢信仰発祥の地として由緒ある名刹である。

5代将軍徳川綱吉、8代将軍徳川吉宗の援助を受け、人々の信仰と人気を集めた。

松雲元慶の手によって10数年(1691年~1710年)の辛苦の末に彫造された木造五百羅漢像・諸仏像は、江戸時代を代表する木彫像として東京都重要文化財に指定されている(現存305体)

しかし、明治維新とともに衰退。1908年に、本所五つ目(現在の江東区大島)から、目黒に移転した。

1979年、由緒ある羅漢さんを救うべく日高宗敏貫主によって再建計画が立てられ、多くの苦難を乗り越え、1981年、現在のお堂が完成し、名実ともに「目黒のらかんさん」として蘇った。

 

※五百羅漢寺 由緒書きより一部抜粋

寺の概要

  • 御本尊:薬師如来
  • 宗派:天台宗
  • 院号:成就院
  • 通称:蛸薬師
  • 創建:858年
  • 開山:慈覚大師

御由緒

858年慈覚大師の開山で、本尊は大師の自作と伝えられ3匹の蛸にささえられる蓮華座に乗る薬師如来像です。俗に蛸薬師とよばれ疫病除の仏として人々にあがめられています。

 

※境内にある看板より一部抜粋

実際の様子

五百羅漢寺は境内が撮影禁止なので、ほぼ写真はありません。

五百羅漢寺への入口

入口の写真はこちら。大きな寺号標があるので、入口がとてもわかりやすくなっています。

中央の階段の先に拝観受付窓口があるので、ここで拝観料を支払い、境内へ入りましょう。

隣には近代的な建物もあります。徳川家の葵の家紋が見えるこの建物も五百羅漢寺の一部です。

 

ここからは、写真がほぼないので言葉で説明していきます。

公式サイトに境内の様子が写真付きで載っているので、こちらも参考にしてみて下さい!

MEMO

後から公式サイトの説明を見て知りましたが、仏像が写らない状態の写真で、個人での使用目的であれば撮影OKとのことです。今後行く予定のある方は、約束を守りつつの撮影しましょう!

まず、拝観受付の向かい側に、2匹の龍がいる手水舎があります。

こちらで手を清めた後、順路に従い、羅漢堂へ入ります。

ここには本堂に納めきれない146体の羅漢像が並んでいます。どれも大きな像で1つ1つにお名前と説明がかかれており、圧巻の姿を見ることが出来ます。

出口の前に獏王像がありました。いわゆる白澤像です。漫画 鬼灯の冷徹に登場するあの白澤さんの像です。神獣の姿の像ですよ~!目が全部で9個あります。

 

羅漢堂を出ると、碑のこみちと言う石碑の並ぶ場所があります。そして大きな本堂があるのです。

本堂内は、法要などがおこわなれている時以外は、誰でも中へ入って直接御本尊へお参りすることが出来ます。

こちらも、お釈迦様を中心に、たくさんの羅漢像が並ぶ景色は圧巻なので、ぜひ直接中へ入れるタイミングで伺い、参拝することをおすすめします。

当日の本堂使用状況は、公式Facebookで毎日更新されているのでチェックしてから伺うことをおすすめします。

声優さんが原作の作品「ナヴァグラハ」

順路を進んでいくと、聖宝殿と言う五百羅漢寺の歴史的資料が並ぶ場所に御守やオリジナル御朱印帳などの授与品が販売されていました。

その一角にあったのがこちらのサイン入り絵馬です。

小野大輔さんと近藤孝行さんが原作の漫画 ナヴァグラハのヒット祈願絵馬でした!

声優さんが原作の作品って珍しいですよね~!

ナヴァグラハ公式サイトはこちら

成就院の山門と手水舎

次に蛸薬師成就院を紹介していきます。こちらが山門です。

ここから境内へ入りましょう。

 

まっすぐ進んでいくと、途中、右手に手水舎があります。

龍のいる手水舎ですよ〜

 

手水舎の手前に小さな盆栽のようなもの?が置かれていました。ピンクと白の小さな梅の木があるまるで箱庭のような和を感じる作品でしたよ〜

その中に小さな鶴を発見しました!

本堂と蛸たち

手水舎の向かい側あたりに見えるこちらが本堂です。

こちらへ参拝させて頂きました。

 

本堂の脇にはこちらの絵馬が飾られていました。

大きな蛸の絵馬の下にはお静地蔵尊と呼ばれる石仏群が並んでいます。

徳川2代将軍 秀忠公の側室であるお静の方の発願で奉納された像です。

中央に阿弥陀如来、右側に准胝観音、聖観音、十一面観音、左に金剛願地蔵、金剛幡地蔵、金剛宝地蔵が並んでいます。

 

大きな絵馬にもなっていた蛸の絵は、参拝者が書く絵馬にも使われていました。

別の蛸の絵馬もありました!

絵馬をはじめ、お守りやお札、御朱印は本堂内にある窓口で頂くことが出来ます。

御朱印

五百羅漢寺は拝観受付の窓口に御朱印帳を預けると、帰る際に御朱印が書かれている御朱印帳を受け取ることが出来ます。

成就院は、本堂内の右手にある窓口で御朱印を頂くことが出来ます。

成就院は、私が伺った際は貼り紙があり、受付時間前だったので御朱印を頂くことが出来ませんでした。

今回頂いた御朱印とはさみ紙(五百羅漢寺)

今回頂いた御朱印はこちらの2種です。

左が亥年限定御朱印、右が通常頂くことが出来る御朱印です。

値段は各300円。

 

亥年限定の御朱印には「師子比丘尊ししびくそん」と書かれています。

境内にある五百羅漢像のうち2019年亥年の羅漢さんに選ばれた羅漢さんのお名前です。

 

御朱印を頂くと、はさみ紙がはさんだ状態で御朱印帳がかえってきました!

左は羅漢さん、右は獏王(白澤)さんのイラスト印が押されているはさみ紙です。

このお寺らしい特徴的な印が押されている素敵なはさみ紙です。

限定御朱印情報(五百羅漢寺)

1月1日から1月7日まで正月限定が登場します。

この期間のみ、金色の墨書きが加わります。

1年ごとに限定御朱印が登場します。

その年の羅漢さんに選ばれた羅漢さんのお名前が書かれた御朱印が1年ごとに登場します。

限定御朱印情報(成就院)

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

五百羅漢寺へのアクセス

住所 東京都目黒区下目黒3-20-11
電話番号 03-3792-6751
開門時間 9:00~17:00(受付は16:30まで)
御朱印受付時間 9:00~17:00
拝観料 大人 500円/学生(高校生以上) 400円
駐車場 ありません
最寄り駅からのアクセス JR山手線「目黒駅」西口より 徒歩12分

東急目黒線「不動前駅」より 徒歩8分

公式サイト こちら

公式Twitter(@gohyaku_rakan)

公式Facebookはこちら

成就院へのアクセス

住所 東京都目黒区下目黒3-11-11
電話番号 03-3712-8942
開門時間 9:00~17:00
御朱印受付時間 不定 ※13:00以降の場合が多いようです
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス JR山手線「目黒駅」西口より 徒歩10分

東急目黒線「不動前駅」より 徒歩7分

公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

周辺にある「目黒不動尊(瀧泉寺)」「目黒大鳥神社」「蟠龍寺」「大圓寺」

冒頭でも書きましたが、すぐ近くに目黒不動尊(瀧泉寺)があります。

他にも目黒大鳥神社蟠龍寺があります。目黒駅の近くの有名なホテル 雅叙園のそばに大圓寺があります。

このうち、蟠龍寺、目黒不動尊、大圓寺は山手七福神のお寺です。

白金方面にある「妙円寺」「瑞聖寺」「覺林寺」

東京都庭園美術館側(白金台側)へ進んでいくと、山手七福神のお寺妙円寺瑞聖寺覺林寺(覚林寺)があります。

目黒区の神社仏閣まとめ

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