【左京区】新緑の季節の三千院へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都府京都市左京区にある三千院です!

苔が美しいことで知られる、大原三千院エリアで人気のお寺です。

MEMO

西国薬師四十九霊場 第45番札所、近畿三十六不動尊霊場 第16番札所、神仏霊場巡拝の道 第106番(京都 第26番)札所になっているお寺です。

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:薬師如来
  • 宗派:天台宗
  • 山号:魚山
  • 院号:三千院
  • 創建:延暦年間
  • 開山:最澄上人

御由緒

創建は傳教大師最澄上人が比叡山延暦寺建立の際、草庵を結ばれたのに始まります。

 

※三千院 リーフレットより一部抜粋

実際の様子

御殿門までの道

緩やかな階段と坂道の先に道が続いています。

この道の先を進んでいくと左手に飲食店やお土産屋さんが並んでいます。まだお店が開いていない静かな時間帯に歩くと、より自然を身近に感じることが出来ました。

右手は外壁に合わせずっと苔むしたが続いています。立入禁止の苔を見て楽しむこの場所に大きな石がありました。

道を進んでいくと右手に御殿門ごてんもんがあります。

この先に拝観受付があるので、拝観料を支払って境内を散策します。

客殿や宸殿から見る庭園

まず拝観受付を入ると客殿へ進む流れとなっています。その途中にある小さな庭園。1つ1つの空間も和の趣を感じる庭園としているところに感動しました。

途中、つくばいがある場所も。

水の音と新緑の景色が重なり、涼しげな雰囲気を演出していました。

 

客殿の前に広がる聚碧園しゅうへきえんは池泉回遊式庭園となっている庭園です。

山のように見えたり

迫力満点の青紅葉を楽しんだり

非日常な空間が広がる場所となっていました。

渡り廊下の脇に苔むした景色を鑑賞しながら更に順路を進みます。

苔と新緑に癒される有清園周辺

順路を進んでいくと宸殿しんでんへ続いており、ここから靴を履いて屋外へ出て散策する流れとなっています。

宸殿の目の前に広がる有清園ゆうせいえんも池泉回遊式庭園となっており、そうだ、京都いこう。のポスターにも使用された写真の景色が広がっています。

屋外へ出ると宸殿の外観を見ることが出来ます。

有清園で注目して欲しいポイントの1つが苔です。立入禁止の柵の向こうに青々とした苔の景色が広がっています。

お地蔵さんがポツンとたっていたり

立派な池の目の前を歩くことも出来るのです。6月に伺った時には、池の周辺の木にモリアオガエルの卵がたくさんありました。生き物たちと共生しているお寺なのですねぇ

有清園周辺は特に四季折々で美しい景色を楽しむことが出来る場所となっています。春は山桜やシャクナゲ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、春夏秋冬で全く違う姿を見せてくれます。

往生極楽院と朱雀門周辺

有清園の真ん中に大きなお堂があります。こちらのお堂は往生極楽院です。阿弥陀三尊を祀るお堂で、三千院の源と言われています。

このお堂周辺の景色も緑がとっても綺麗…!

往生極楽院の先に朱雀門があります。現在、こちらの門は閉じられており、開閉されることはありません。

苔と木々の葉、いろんな緑が美しい景色が広がっています。

往生極楽院が奥に見える1枚

往生極楽院の手前の道

不動堂へ続く道と紫陽花

順路は更に続いています。緩やかな階段を進んでいくと

鳥居の先に弁財天が祀られています。こちらの弁天さまは京の七福神の1つとなっています。

更にその先に参道が続いています。この先の道はあじさい苑となっています。まだあじさいが見頃の季節ではなかったので、ちらほら咲いている場所がある程度でした。

ガクアジサイ

ここは見頃の季節になるとあじさいワールドになるみたいです!

階段を上りきると不思議な像?が置いてありました。

金色不動堂と観音堂とその周辺

進んでいくと金色不動堂があります。秘仏のお不動さまを祀るお堂で、三千院境内で御朱印を拝受可能な場所の1つとなっています。

不動堂の右手前にある階段を更に進んで行きましょう。

途中、つくばいがあります。

階段を上った先にあるのは観音堂です。

この周辺には三千院と縁を結んだ方々の小さな観音さまの像がたくさん並んでいます。

その奥を進んでいくと滝と川がありました。

朱色の橋を渡って川の上を歩くことが出来ます。晴れた日でもこの周辺は涼しげな雰囲気です。

あじさい苑の別の道に戻ると、青いあじさいの花がたくさん咲いている場所がありました。

またまた道を逸れていってみると阿弥陀石仏がありました。鎌倉時代に彫られたという石仏で、売炭翁石仏とも呼ばれています。

石仏の脇に緩やかな石段があります。この道を上へ進むと、先ほど滝が見えた朱色の橋の辺りと繋がっています。

石仏のそばにおさな六地蔵が並んでいる場所もありました。

西方門と円融蔵

あじさい散策路から有清園の前辺りに戻る流れとなります。来た道とは別に西方門と言う門があり、この道を進んでいくと帰路へ続いています。

門の先にある円融蔵えんにゅうぞうは宝物館と授与所を併設した建物となっています。

向かい合うように円融房と言う立派な建物がありました!こちらは一般の参拝者は外観を見るのみとなっています。

御朱印

御朱印は不動堂と円融蔵の2箇所で頂くことが出来ます。

不動堂では金色不動尊、妙音弁財天、聖観音の3種類、円融蔵では不動堂の3種の他に御本尊、弥陀三尊の合計5種が拝受可能です。

今回頂いた御朱印/金色不動尊

今回頂いた御朱印のうち、不動堂で頂いた金色不動尊の御朱印はこちら。

値段は300円。

 

中央に押されている倶利伽羅剣と梵字が描かれた印が特徴の御朱印です。

今回頂いた御朱印/御本尊

今回頂いた御朱印のうち、円融蔵で頂いた御本尊の御朱印はこちら。

値段は300円。

 

御本尊、お薬師さまの御朱印です。

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

アクセス

住所 京都府京都市左京区大原来迎院町540
電話番号 075-744-2531
拝観時間 24時間
御朱印受付時間 3月〜10月 9:00〜17:00

11月 8:30〜17:00

12月〜2月 9:00〜16:30

拝観料 大人 700円/中高生 400円/小学生 150円
駐車場 なし
最寄り駅からのアクセス 最寄駅から離れているので車やバスで行くのがおすすめです
公式サイト こちら

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