ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは三重県伊勢市の二見興玉神社のすぐ近くにある賓日館です!
和と洋が入り混じる趣のある施設で、拝観料を支払うと自由に中を見学することが出来ます。
建物内にはフォトスポットがいっぱいあるんですよ〜
ちく
早速紹介していきます!
▼二見興玉神社の記事はこちら
目次
まずは賓日館について簡単に紹介
- 造られた年:明治20年
- 当時の使用目的:伊勢神宮へ参拝へ訪れた賓客の休憩所&宿泊施設
- 国指定重要文化財
賓日館は明治20年、伊勢神宮に参拝する賓客の休憩・宿泊施設として神宮の崇敬団体・神苑会によって建設されました。明治天皇の母であられる英照皇太后のご宿泊に間に合うようにと、明治19年12月着工、翌年2月に竣工。これほどの短期間で格式高い建物が完成したのは驚異と言えましょう。その後、明治末期から大正初期にかけてと昭和初期の2回の大増改築を重ね、現在の状態となったのです。
※賓日館のパンフレットより一部抜粋
賓日館の実際の様子を写真たっぷりでお届け!
賓日館、とっても素敵な場所で、写真をたくさん撮って来たので、写真多めで館内の様子お届けしますよ~!
まずは外観から!この外観から素敵な建物の予感がしてワクワクでした!
二見蛙のいる階段
順路として、まずは2階から見学する流れになっています。指定の階段をのぼって2階へ上がるのですが、その階段に二見蛙の彫り物がありました。
二見では、この地にある二見興玉神社の神様が蛙であることから、蛙は特別な存在として像が多くあったりと、大切にされています。賓日館でも同じように大切にされているのです。
ちく
▼二見興玉神社の記事はこちら
翁の間
階段を上るとすぐ先にあるのは翁の間。
とーーーっても広いお部屋で、以前は大広間でしたが、現在は中広間です。つまり、このお部屋よりも広いお部屋がこの先の順路にあると言うことになりますね。
中広間の写真。いや、これもう十分広いですよ…!
窓側が見えるように撮った1枚。これもこれで良き。
もうちょっと窓際へ近付いてみた。窓際に椅子があるんです!絵になるお部屋だなぁ。
お部屋の一角にある灯。
「お昼をする 何もないけどと母ちゃんが漬けたなすびのつけものがどんぶりに山もり めちゃくちゃうまかった」
え、なんか素敵。誰かの子供の頃の思い出が書いてある!
ちく
翁の間を出て順路を進んでいくともう1つ階段があります。が、この階段はまだ下りません。
この先にあったのは浴室と売店。昔ながらの旅館っぽい文字が素敵。
大広間と舞台
順路を進んでいくと大広間があります。
こちらが大広間ですよ~!!
ひろーーーーい!!!奥に見えている大きな松の木の絵が描かれているのは舞台です。この松は二見出身の中村左洲氏によって描かれています。
舞台前から撮影した大広間。
この大広間、天井についているのはシャンデリアです。和室なのに、洋風のシャンデリア…明治時代の異文化を取り入れた時代を感じる造りですよね!凄く良い!!
和と洋の入り混じる独特な窓辺。これまた素敵。
大広間の一角には様々な体験コーナーがあります。その1つがこの琴。
演奏方法なども簡単に説明されているので、ちょっと体験してみるのも楽しいですよ!他にも巨大カルタなどがありました!大人数だと盛り上がりそう!
窓の外には緑の木々が見えています。
1階へ移動!
順路は2階から1階へ!このまま進んでいきます。
通路に置かれている椅子。明治や大正あたりの雰囲気がする…素敵…!
大正天皇陛下と皇后さまなどのお雛様が飾られているお部屋にやってきました。
その先にことぶきと言うお部屋があります。このお部屋、雰囲気が素敵で写真をたっぷり撮りました!
これは簾と呼べば良いのかな?昔の偉い人がこの奥にいそう。
お部屋の一角にはテーブルや椅子が置かれています。
隣のお部屋。
ガラス張りのお部屋の様子。
別角度で撮ると2人で椅子に座るとお庭をじっくり見れるような画角になります。
更に別角度。遠目で全体を撮ってみた。
お部屋にはウサギの置物もありました。
賓日館には中庭があります。
四方を建物に囲まれた中庭。小さな日本庭園のようになっていてとっても素敵!
番台と子供の幽霊・・・!?
更に順路を進んでいくとお風呂の番台を発見!
番台側を見ることが出来ます。昔はここがお風呂の受付だったのですね。
そろばんや硯箱、大福帳など、昔の銭湯らしい様子が現在も残っています。
ここから四方を建物に囲まれた小さな庭園を見ることが出来ます。
このあたりで特別企画展「賓日館にいそうな幽霊展」をおこなっていました。この廊下の先には左右に3部屋ずつ、6つの部屋があります。
え、まって、廊下の一番奥に誰かいる。
近付いてみよう…
ここにいるのは座敷童でした!
子供の姿をした神様で、座敷童がいる家や旅館は繁盛し、いなくなると廃れると言われている縁起の良い存在なのです!座敷童はけっして、怖いお化けではありません!
賓日館にいそうな幽霊と昔懐かしい光景
ここからはお化け半分、童心にかえれる写真半分でお届けしていきます。まずは妖怪 あずきあらいになることが出来る体験コーナー。
無心で「ザラザラ〜」と流れる小豆の音を聞く謎の時間を過ごしました。
あずきあらい部屋には怖い絵本も何冊か用意されていました。
気になったのは「いるの いないの」と言う絵本。
何の気なしに見てみた絵本なんですが、この本怖いです。まさに日本のホラーって感じ。オチが怖すぎました。子供が見たら泣くと思う。
近くのお部屋に蚊帳があります。
蚊帳の中から外を見るとこんな感じになります。昔の人は夏の夜にこんな感じのところでお泊り!とかしていたのかなぁ。
縁側にある将棋盤。対局中の状態でここに飾られています。
囲碁盤もあります。
ここから外を見たり、実際に外に出ることも出来ます。
が、私が行った時には土砂降りの雨が降っていたので外に出ることが出来ませんでした。
外は庭園がありつくばいがあります。
つくばいは2つあり、1つは庭園内、もう1つは縁側にあります。
昔の偉い人の為に用意されていたお布団。
かなり小さいです。身長155センチくらいの私がちょうど良いくらいのサイズだったので、背が高い人は足が布団からはみ出ます。でも昔の人は今に比べて平均身長が低かったので、それに合わせて作られていたお布団なんですよね。
旅館などで今でも見る光景。
どこがお偉いさんが座る席だかわかりますか?席あてクイズになっていて、それぞれの席の座布団をひっくり返すと答えが書いてありました。
そしておはじき。
おはじきの遊び方も解説してありました。
一緒に行った旦那とおはじき対決でめちゃくちゃ盛り上がって、最終的におはじきを買って家でも対決するというおはじきブームを我が家に到来させた代物です。
ちく
再びやってきた幽霊コーナー。
からかさおばけと提灯くん
からかさおばけたちの隣のお部屋は洋風でした。
ティーカップが置かれている洋な雰囲気が良き。
窓際もちょっと洋風です。
再び傘。今度はからかさお化けではありません。
これは骨傘と言う妖怪です。
順路を進むと、建物内なのにまるで橋のようになっている廊下がありました。
昔の廊下は、このように盛り上がっている場所もあったのだそう。この先は撮影禁止の資料展示室になっていて、最後に入口に戻ると言う流れになっていました!
アクセス
住所 | 三重県伊勢市二見町茶屋566-2 |
電話番号 | 0596-43-2003 |
営業時間 | 9:00~17:00 ※最終入館は16:30 |
定休日 | 火曜日 ※祝日の場合は翌日 |
入館料 | 大人 310人/小中高生 150円 |
公式サイト | こちら |
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伊勢市にある「二見興玉神社」「外宮」「月夜見宮」「内宮」「倭姫宮」「月讀宮」「金剛證寺」「猿田彦神社」「世木神社」「太江寺」
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※こちらの記事は鋭意作成中です
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