ちくの坂東三十三観音巡りその12〜第24番札所 楽法寺(雨引観音)編〜

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

坂東三十三観音巡りの記事12回目は、茨城県桜川市にある第24番札所 楽法寺を紹介します!

雨引観音の名で親しまれているお寺で、安産、子育てのご利益があります。境内には孔雀やニワトリが放し飼いになっています。

 

過去にも訪れたことがあるお寺です。

今回は7月上旬の紫陽花の時期に参拝しましたが、満開のピークは過ぎていました。

しかし、話題のフォトスポットになっている池に浮かぶ紫陽花を見ることが出来ましたよ〜!

その様子も合わせて、境内の紹介をしていきます!

 

※前回参拝した時の記事に今回の使っている写真は一切使っていないので、比較しながら楽しむことも出来ます。

▼前回 第11回 弘明寺はこちら

寺の概要

  • 御本尊:延命観世音菩薩
  • 宗派:真言宗豊山派
  • 山号:雨引山
  • 寺号:楽法寺
  • 御詠歌:へだてなき 誓をたれも 仰ぐべし 佛の道に 雨引の寺
  • 創建:587年
  • 開基:法輪独守居士

御由緒

寺伝によれば、587年、中国(梁)出身の法輪独守居士によって創建されたという。山号寺名は旱魃時の雨乞いに霊験があったとして嵯峨天皇から勅命により賜ったとされる。建長6年(1154年)宗尊親王により再興され、さらに建武年間(1334 – 1338年)、足利尊氏により再興されたという

 

※Wikipediaより引用

実際の様子

観音堂までの道

ゆるやかな階段を上った先にある仁王門をまずは目指します。

この階段の左右には、紫陽花が咲いているのですが、もう見頃が終わってしまい、少ししか咲いていませんでした。

 

仁王門が近付いてきました!

到着!

二体の仁王尊像がお祀りされている仁王門です。

 

仁王門の先には龍のいる手水舎があります。

こちらで手を清め、先へ進みます。

 

もう少し階段が続くので、この階段を進みましょう。

階段を上りきると、すぐそこに観音堂がありますよ〜!

観音堂

こちらが観音堂。このお寺の本堂です。

こちらの観音堂へ参拝させていただきました。

参拝をした後は境内を散策しました!

多宝塔

観音堂のすぐ隣にある多宝塔

昔は三重塔でしたが、現在は多宝塔と言う名前になっています。

手前には参拝記念の看板もあります。記念写真撮影はここで撮るのがオススメのようですね。

 

その多宝塔を反対から見た写真。

青空と山の見える景色…なんだか京都や奈良に来た気持ちになります。

聖見堂と弁天池と佛(仏)の山

先ほどの多宝塔を反対側から見た写真は、多宝塔の脇から続く階段の途中で撮影しました。その階段の途中には聖見堂と言うお堂があります。

聖見和尚が作ったことからこの名前で呼ばれるお堂です。中には足利尊氏より寄進された大日如来像がお祀りされています。

 

聖見堂の前にある弁天池

左側に写る弁天さまの像の更に隣に小さな池がありました。

右側には小さな柄杓が置かれています。弁天池と言うことは、お金を洗うとご利益があるのでしょうか?もしくは普通に手を清める為に置かれているのかもしれません。

 

聖見堂を更に進むと、階段がまだ続いています。

階段の脇には小さなお地蔵さんが並んでいました。

 

この階段の一番上にあるのがこちらの塔です。

この塔が建っている頂上の平坦な場所を仏の山と言います。

佛(仏)の山の十三佛まいり

仏の山の頂上へ続く道には十三佛まいりをする場所あります。

石で造られた仏様たちが、死後の転生の世界を表しています。

 

初七日御本尊、不動明王。

亡くなって七日間くらいはまだこの世に未練がある人も多いでしょう。

そんな未練や迷いを、不動明王の右手の剣が立ち切ってくれると言われています。

酉年生まれの人の守り御本尊です(私が酉年なので不動明王が御本尊と言うことになります)

 

三十三年御本尊、虚空藏菩薩。

涅槃へ導いてくれる仏様です。

寅、丑年生まれの人の守り御本尊です。

 

千手観音菩薩。

子年生まれの人の守り御本尊です。

 

十三年御本尊、大日如来です。

これまで導いてくださった11人の仏様の教えにより、どれだけ悟りを開けたか見て、更に上へと導いてくれる仏様です。

未、申年生まれの人の守り御本尊です。

 

七年御本尊、阿閦如来です。

悟りへと導いてくれる仏様です。

 

三年御本尊、阿彌陀如来(阿弥陀如来)。

阿弥陀如来を信じる者は極楽浄土へいけると言われています。

戌、亥年生まれの人の守り御本尊です。

 

一周忌御本尊、勢至菩薩。

人々の苦しみを取り除いてくれる仏様です。

午年生まれの人の守り御本尊です。

 

百ヶ日御本尊、觀音菩薩(観音菩薩)。

慈悲の念で人々を導いてくれる仏様です。

 

七七日御本尊、薬師如来。

四十九日でこの世(現世)とのつながりが無くなりますが、まだ次の世界であるあの世へ続く道中に続く苦しみを乗り越え、極楽浄土へと導く薬をくださる仏様です。

 

六七日御本尊、彌勒菩薩(弥勒菩薩)。

弥勒の力と如来の力を併せ持つ仏様です。

 

五七日間御本尊、地蔵菩薩。

次の弥勒菩薩が現れるまでの間、救ってくださる仏様です。

 

四七日御本尊、普賢菩薩。

女性のような優しい表情をしている釈迦如来の両脇侍の1人です。

煩悩を打ち砕き、悟りの道へと導いてくれます。

 

三七日御本尊、文殊菩薩。

知恵の仏様です。釈迦如来の両脇侍の1人です。

 

二七御本尊、釈迦如来です。

実在した人物で、全ての人々を救う為に存在している仏様です。

仏教はそもそもこの人物から始まったとされています。

境内の景色と放し飼いの鳥たち

境内にある池の1つ。

鯉たちが泳いでいました。境内の売店や授与所にはエサが売られているので、あげてみるのも楽しいと思いますよ〜!

 

雨引観音は山の中腹あたりにあります。

なので見晴らしも綺麗です。境内からは茨城の田園風景を見ることが出来ます。

 

そして鳥好きの皆さんお待たせしました!

雨引観音最大の名物 放し飼いの鳥たち…!!!特に観音堂周辺にはたくさんの鳥さんたちが暮らしています。

柳と灯篭とニワトリ!絵になるね、鳥ちゃん…!

 

真っ白な子もいました。

ドヤ顔でポーズをとるニワトリ。

イケメンや〜

 

こちらは孔雀。

暑いのか、木陰にいて、そこから出てきませんでした。

 

もう一羽孔雀がいます。

こちらの子は境内の東照宮の脇に立っていました。

 

境内には孔雀の落し物、尾羽がありました。

この模様って羽1枚につき1つだけなんですね〜

とても大きくて、長いものだと大人の腕1本分をゆうに超えていました。

 

アヒルちゃんもいるよ!

池のほとりで休むアヒルちゃん。

もこもこしてて可愛い。

 

鴨さんも池のほとりで休んでいました。

中にはおねむの鴨さんも!

近付いてもこんな風に寝てしまうなんて、よほど人慣れしているのでしょうね〜

 

仁王門の近くから聞きなれない鳥の声がしたので行ってみると、亀楽園&ガチョウ園がありました!

ガチョウたちが逃げないように簡単な柵がありますが、参拝者はいつでもここを越えて中に入ることが可能です。

 

鳴きながらお散歩をする3羽のガチョウたち。

その奥の家には亀たちが暮らしていました。

 

紫陽花とガチョウ。

水を飲むガチョウ。

鳴き声がね〜、ほんと可愛いんですよ〜

なんかちょっとまぬけな感じの鳴き声なのです。

癒されました〜

ちく

紫陽花の時期限定の景色!池に浮かぶ紫陽花たち

6月から7月にかけて開催される雨引観音のあじさいまつり

あじさいまつりの期間中で、あじさいが見頃になると、境内の奥の院(客殿)の近くの池にはたくさんのあじさいが浮かべられるのです。

客殿から建物内にあがり、順路を進むと回廊があります。

その回廊から下をのぞくと、このように池に浮かんだ紫陽花を見ることが出来るのです。

 

池を目の前で見ることも出来ますよ〜!

青をメインに紫陽花がたくさん並べられている景色、本当に綺麗でした。

カエルと紫陽花。

石橋と紫陽花。

画面いっぱいの紫陽花。

楽しみ方も様々です。

毎年7月頃しか見ることが出来ない期間限定の景色なので、ぜひ直接行って見て下さい!

御朱印

御朱印は本堂の向かい側にある納経所で頂くことが出来ます。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちらです。

値段は300円。

 

とても特徴的な墨書きですね〜!

限定御朱印情報

こちらの神社では限定御朱印は登場しません。

次回は第11番札所 安楽寺を紹介します!

アクセス

住所 茨城県桜川市本木1
電話番号 0296-58-5009
開門時間 不明
御朱印受付時間 8:00~17:30
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 最寄り駅から遠いので車で行くのがおすすめです
公式サイト こちら

坂東三十三観音まとめ

今まで訪れた場所はもちろん、坂東三十三観音のお寺をすべて簡単にまとめた記事もあるので、興味がある人は是非こちらもチェックしてみて下さい!

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桜川市にある「雨引千勝神社」「磯部稲村神社」「月山寺」「薬王寺」「五所駒瀧神社」「椎尾山薬王院」「薬王寺」「加波山神社」

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