【ちくの西国三十三観音巡り#6】善峯寺へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

西国三十三観音巡りの記事6回目は、京都 大原野にある第20番札所善峯寺よしみねでら(@yoshimine1029)を紹介します!

京都府のメイン観光ストリートを離れた山の中にあるお寺です。

紅葉が美しいシーズンに伺ったので、境内の紅葉の様子も合わせてお楽しみ頂ければ幸いです。

ちく

MEMO

京都落西観音霊場 第1番札所でもあるお寺です。

▼前回の西国三十三観音の記事はこちら

寺の概要

  • 御本尊:千手観世音菩薩
  • 宗派:天台宗単立
  • 山号:西山
  • 寺号:吉峯寺
  • 御詠歌:野をもすぎ 山路にむかふ 雨の空 善峯よりも 晴るる夕立
  • 創建:1029年
  • 開基:源算上人

御由緒

当山は平安中期の1029年に源算上人により開かれる。源算上人は比叡山横川の恵心僧都(源信)に師事して、47歳で当山に入り、小堂に御自作の千手観音を本尊として奉安される。1034年、後一条天皇より鎮護国家の勅願所と定められ、「良峯寺」の寺号が下賜される。

 

※善峯寺 リーフレットより一部抜粋

実際の様子

駐車場からお寺の境内へ!

車で伺ったので、まずは駐車場へ車を停めてお寺の境内へ向かいます。

駐車場から既に紅葉を見渡すことが出来るのも魅力の1つ。右側に写っているのは文殊寺宝館です。

 

東門から入ります!

東門の先にゆるやかな石段が続いています。

この道からまず紅葉が綺麗だ~!!

 

石段をのぼりきると「神経痛 腰痛 祈願所」と書かれていました。

善峯寺にいらっしゃるお釈迦さまは神経痛や腰痛に御利益があるのです。

現在、このお釈迦さまは境内を進んで行った釈迦堂に祀られています。

ちく

山門と巨大な灯籠

石段の先に立派な山門が見えてきました。楼門とも呼ばれている善峯寺の入口です。

山門は左側が入口、右側が出口です。

入口に拝観受付があるので、ここで拝観料を支払うことでこの先へ進むことが出来ます。

山門を進んですぐの場所にとても大きな石灯籠がありました!

本堂と犬が可愛いお守り納めどころ

山門の先をまっすぐ進んで行くと立派な本堂があります。観音堂とも言われているお堂です。

こちらへ参拝させて頂きました!

 

本堂にお守りおさめどころがあるのですが、これがめちゃくちゃ可愛いのでみて欲しい!

秋の手水舎

先に本堂を紹介してしまいましたが、その前に本堂の左手前あたりにある手水舎へ寄りました!

秋の手水舎。奥の紅葉も素敵ですが、竹や柚子が飾られているのもほっこりポイントです。

諸堂を巡りつつ、紅葉や絶景を楽しむ

善峯寺には拝観ルートがあります。せっかくなので、このルートに従って境内を歩いてみることに。

まず、本堂へ参拝後に進むのは、本堂の左手にある文殊寺宝館です。

こちらは特定の日にのみ開館します。私が伺った日はお休みでした。

 

次に本堂の右手にある道を進み鐘楼堂を目指します。境内に看板が出ているので、迷わずに順路を進むことが出来ました!

途中、お地蔵さんや弘法大師が祀られているお堂があります。

 

こちらが鐘楼堂です。つりがね堂とも呼ばれているお堂で、厄除の鐘と言われる鐘楼があります。

徳川5代将軍 綱吉公の厄年に桂昌院より寄進された鐘楼です。

 

この近くに護摩堂があります。

五大明王が御本尊のお堂です。こちらも桂昌院の寄進です。

 

更に進んで行くと遊龍の松と呼ばれる巨大な松の木があります。

こちらは国指定天然記念物日本一の松と呼ばれています。

 

この先に多宝塔があります。

国指定重要文化財で、御本尊は愛染明王です。この多宝塔の近くに経蔵や善峯寺境内でも有名な枝垂桜の木があります。

別角度から見た多宝塔

順路を進みましょう。

紅葉が美しい道の先に開山堂があります。

開山堂には開山上人である源算上人が祀られています。

 

開山堂へ続く道からは山からの景色を堪能出来るんですよ~!!

いやぁ、絶景ですなあ。

 

この先にも何やらお堂が。

こちらは幸福地蔵が祀られています。

紅葉が綺麗な順路を進んで行きましょう。

その先に鎮守社があります。

十三仏堂、弁財天堂、毘沙門堂、護法堂が並んでいます。全て善峯寺の守護のためにここに祀られています。

鎮守社の前から見た紅葉

鎮守社の近くから順路の途中にあった経蔵の屋根が見えます。

鎮守社の近くから桂昌院廟へ行くことが出来ます。写真を撮り忘れてしまったのですが、高台にあるお廟なので周辺の景色を見渡すことが出来ます。

このあたりから見る景色も絶景~!!

桂昌院廟近くの紅葉

更に紅葉が美しい参道を進みましょう。

この先に釈迦堂があります。

こちらが釈迦堂です。

開山上人である源算上人作の釈迦如来が御本尊です。神経痛や腰痛に御利益があると言われているお釈迦さまがいらっしゃるのはこちらのお堂です。

 

更に上に道が続いています。

この先に稲荷社があります。

稲荷社の先にも御陵や薬師堂などの見どころがあるのですが、歩き疲れてしまったのでこの稲荷社まで行って引き返しました。

いつか再訪した時に奥まで行きたい!!

ちく

稲荷社から来た道とは別の帰り道を歩いて帰ります。

その途中にあるのが阿弥陀堂。宝冠阿弥陀如来が御本尊のお堂です。私が伺った時は工事中でした。

 

阿弥陀堂からの帰り道も紅葉がとても綺麗でうっとり。

善峯寺の紅葉、最高でした~!!

御朱印

御朱印は本堂にある納経所で頂くことが出来ます。

▼拝受可能な御朱印一覧はこちら

  1. 西国三十三観音
  2. 西国三十三観音/御詠歌
  3. 京都洛西観音
  4. 京都洛西観音/御詠歌
  5. 薬師堂
  6. 薬師堂/御詠歌

西国三十三観音の御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

値段は300円。

 

「大悲殿」と書かれている御朱印です。観音さまが安置されているお堂のことを表す言葉ですね!

力強い墨書きが美しい…!!

御朱印と合わせて「劫」の文字が書かれている散華を頂きました!

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

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札所の詳細だけでなく、そのお寺の水彩画が描かれているものです。見返した時に、すぐ境内の様子を思い出すことも出来るのでオススメですよ〜!

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アクセス

住所 京都府京都市西京区大原野小塩町1372
電話番号 075-331-0020
開門時間 平日 8:30〜17:00

土日祝 8:00〜17:00

御朱印受付時間 開門時間と同じ
拝観料 大人 500円/高校生 300円/小中学生 200円
駐車場 有料
最寄り駅からのアクセス 最寄駅から離れているので車やバスで行くのがオススメです
公式サイト こちら

公式インスタグラムはこちら

西国三十三観音まとめ

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