【横浜市南区】大きな狛犬に迫力を感じるお三の宮 日枝神社へ行ってきた【神奈川の神社】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは神奈川県横浜市南区にあるさんみや日枝神社です!

綺麗に整備された境内が特徴の神社で、とっても大きな狛犬がいるんですよ〜!

MEMO

横浜開拓の守護神として信仰されている神社です。

早速紹介していきます!

神社の概要

  • 御祭神:大山咋命
  • 相殿神:宇迦之御魂神
  • 御利益:成長発展、生成化育、開運や子授け、厄除、安産子宝など
  • 例大祭日:9月中旬の敬老の日前の金土日
  • 創建:1673年

御由緒

現在の横浜市の中心部、中区と南区に亘る大岡川と中村川、それからJR京浜東北/根岸線からお三の宮所在地まで(関外地区)の広い範囲は、釣鐘の形をした入海でしたが、今からおよそ350年前に、江戸幕府並びに諸大名の御用達として広く石材木材商を営んでいた吉田勘兵衛良信という商人が、この入海を埋め立て新田を築きました。

この大工事は、明暦2年7月17日に鍬入れをしましたが、翌年の5月10日より13日に亘る集中豪雨の為に失敗に終わります。しかし、万治2年2月11日に再度試みて、寛文7年、11年余りの歳月と8038両の巨費により、市内最古で最大規模を誇る新田開発を成し遂げることが出来たのです。

そこで勘兵衛は、新田の要処である大岡川と中村川の分岐点に、1673年9月、新田の鎮守として、新田住民の安寧幸福や五穀豊穣を祈り、江戸の山王社(赤坂の日枝神社)より勧請し、山王社と併せて稲荷社を創建したのであります。

 

※お三の宮 日枝神社 由緒書きより一部抜粋

実際の様子

お三の宮と呼ばれる理由

まずはなぜこちらの日枝神社がお三の宮と呼ばれているのか!解説していきます!

こちらは由緒書きから情報を抜粋させて頂きました!

日枝神社は、古くは山王社・山王大権現・山王宮と称せられましたが、今では「お三の宮」「お三さま」と広く親しまれ、崇め讃えられています。

これは、山王宮→山の宮→おさんの宮と転訛したこと、更にはお三の人柱伝説を付会して「お三の宮」と書かれ呼ばれるに至りました。

鳥居と珍しい手水舎

神社へ続く道の電信柱を見ると、お三の宮と書かれている看板が並んでいます。

看板を目印に神社を目指すと、日枝神社の鳥居が見えてきます。

鳥居のてっぺんが三角のようになっている山王鳥居です。日枝神社や日吉神社などで見られる鳥居です。

 

鳥居をくぐり、左手を進むと手水舎があります。

柄杓が用意されていない珍しいタイプの手水舎です。

写真は見える3つの穴、その右側にある白いインターホンのような部分がセンサーです。

センサーに手をかざすと、センサーをかざした所の隣の穴から水が流れるようになっています。

この手水舎には日枝神社の神使であるお猿さんがいます。

色が塗られている綺麗なお猿さんです。木の色もまだ新しいので、この手水舎自体が新しいのですねぇ。

立派な狛犬たち

山王鳥居のすぐ先に狛犬がいます。

溶岩石のような大きな岩の上にある狛犬たち。

大きな狛犬の下には、子供の狛犬もいるようです。

 

他にも、拝殿前に別の狛犬がいます。

こちらもかなり大きな狛犬です…!!

拝殿脇の藤棚と狛犬

拝殿とその周辺

参道のつきあたりに拝殿があります。

こちらは参拝させて頂きました。

 

拝殿前の狛犬と一緒に撮影。

遠近感もありますが、それでもこの狛犬がいかに大きいかが伝わると嬉しいです。

拝殿の提灯と藤の花

境内はいたるところに大きな木が生えています。

周辺はビルなどがある都会の住宅街らしい雰囲気の場所で、これだけ木が生えているのは珍しい気がします。

 

拝殿の右手には藤棚があり、7月上旬に伺ってもまだ花が咲いている部分があり珍しかった印象があります。

夏詣シーズンになると藤棚に風鈴とミストシャワーが設置され、暑さを忘れる涼しい場所になっていました。

 

拝殿の左隣にある建物。

こちらは神楽殿です。

境内社など

こちらは社務所の近くにある境内社招魂社です。

太平洋戦争で亡くなった氏子内の軍人の方々が祀られています。

 

こちらは手水舎の近くにある創建当時使われていた手水舎です。

地震や戦争により倒壊してしまいましたが、形は残っているのでこのように展示されています。

 

その隣にあるのは苦難除けの石灯籠です。

MEMO

こちらは奉納された灯籠でしたが、2011年の東北地方太平洋沖地震のより倒壊してしまいました。

この灯籠が落下した際、車道に落ちた上部が道路に凹みを作ったほどの衝撃だったそうです。

この時、境内にある幼稚園は降園時間で、境内に多くの園児や保護者がいました。迎えの車が車道に列を成していましたが、奇跡的に車と車の間の狭い隙間に落下しました。

一歩間違えれば、命に係る重大な事故につながっていたでしょう。

神様のお力で、安全な所に倒れたことから、苦難除けの灯籠と呼ばれるようになり、信仰されるようになりました。

御朱印

御朱印は拝殿の右手前にある授与所で頂くことが出来ます。

以前は直書対応をしていたのですが、コロナ禍になり現在は書置蚤の対応になっています。

初穂料は500円です。

2019年3月に頂いた御朱印

はじめての参拝で頂いた御朱印はこちら。

シンプルに墨書きされた御朱印です。

2022年7月に頂いた御朱印/夏詣

2022年7月に頂いた御朱印はこちら。

現在、お三の宮日枝神社の御朱印は書置のみなのですが、2ヶ月ごとに御朱印に使用する紙の色が変わります。7月に頂いた御朱印は涼しげな水色の紙を使用していました。

この時期の夏詣印が押されているのも特徴です。京急夏詣のキャンペーンに参加したので右下に京急コラボ印を押してもらいました!

合わせて貰った数量限定の京急夏詣のはさみ紙

限定御朱印情報

2ヶ月ごとに御朱印に使用する紙の色が変わります。

現在、御朱印は書置のみの対応になっており、使用する紙が季節に合わせた色に2ヶ月ごとに変わるのです。

6月30日から8月31日まで夏詣限定御朱印が登場します。

アクセス

住所 神奈川県横浜市南区山王町5-32
電話番号 045-261-6902
開門時間 24時間
御朱印受付時間 9:00~16:30
駐車場 無料(数台分)
最寄り駅からのアクセス 横浜市営地下鉄「吉野町駅」より 徒歩3分

京急線「南太田駅」より 徒歩5分

公式サイト こちら

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横浜にある「伊勢山皇大神宮」「成田山横浜別院」「羽衣町厳島神社」「金刀比羅大鷲神社」「中村八幡宮」「弘明寺」「大岡若宮八幡宮」「岡村天満宮」「八幡山八幡神社」「根岸八幡神社」「諏訪神社」「元町厳島神社」「北方皇太神宮」「本牧神社」

桜木町駅が最寄りの神社として横浜総鎮守 伊勢山皇大神宮があります。すぐ近くに成田山 横浜別院があります。不動明王が御本尊のお寺で、毎日護摩祈祷が行われており、誰でも気軽に参加することが出来ます。

関内の方へ進んでいくと羽衣町厳島神社があります。

更に地下鉄ブルーライン線を上大岡方面へ進んでいくと、阪東橋駅が最寄りの金刀比羅大鷲神社中村八幡宮、弘明寺駅が最寄りの坂東三十三観音の札所である弘明寺や、大岡若宮八幡宮があります。

弘明寺駅から更に岡村公園の方へ進んでいくと鶯の御朱印帳がある岡村天満宮があります。

ここから更に根岸駅の方へ進んでいくと八幡橋八幡神社根岸八幡神社があります。

関内から横浜中華街のある石川町方面へ進んでいくと浜のおすわさんと呼ばれている諏訪神社元町厳島神社があります。

更に山手や三渓園方面へ行くと北方皇太神宮本牧神社があります。

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ちく

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