ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは栃木県真岡市にある大前神社(@daikokuusagisan)です!
合わせて同じ境内にある大前神社の若宮大前恵比寿神社も紹介します!こちらの神社は、日本一の大きさの恵比寿さまがいることで有名な神社で、宝くじをはじめとした金運に関するご利益があるパワースポットとして知られています。
御祭神は、大黒さまと恵比寿さまの2人。どちらも七福神として知られている神様です。
境内社として、バイクなどの二輪車守護のご利益がある足尾山神社があることでも有名です。
ちく
神社の概要
- 御祭神:大國主大神(大黒さま)、事代主大神(恵比寿さま)
- 御利益:商売繁盛、金運招福など
- 例大祭日:11月9日、10日
- 創建:神護景雲年中
御由緒
大前神社は1500年有余の歴史を誇る延喜式内の名社です。ご祭神は福の神様のだいこく様とえびす様で、開運招福の願いを叶えてくれる神様です。 欝蒼とおいしげる杜には、安土桃山時代末期に造られた、 極彩色の彫刻豊かな御本殿がそびえたち、名工藤田孫平治や島村円哲工人達の足跡が偲ばれます。
大前神社の長い歴史を紐解くと、武将平将門も戦の勝利を祈願し、太平記に見える坂東荒武者・紀清両党の芳賀氏が 崇拝し、天正16年には、平家物語(大前神社本)を神前に奉納されました。そして、二宮尊徳大人も 当社のみそぎ所に籠もり大前堰を改修し、茨城県にもおよぶ大事業を完成されましたことは有名です。
実際の様子
正面の鳥居から参道を通り、手水舎へ!
正面の鳥居はこちら。
ここから長い参道が続いています。
参道には梅が咲いていました。
まっすぐ続く参道の写真。
その参道の終点には、朱色の鳥居があります。
そこから更に進むと、左手に手水舎があります。
手水舎は広く、柄杓が沢山用意されていました。
こちらで手を清めました。
癒しの手水舎
コロナ禍になり訪れた手水舎、柄杓が撤去され竹筒から流れる流水で手を清めるようになっています。
竹筒の上を見てみるとあひるちゃんがいました。
か、可愛い…!!服を着たあひるちゃんたちがちょこんといるのがめちゃくちゃ可愛いです!!
天井にもお飾りがたくさん並んでいてとても綺麗でした。こういう光景を見ると、心まで癒されて清められた気持ちになりますねぇ
拝殿と御神木
手水舎の先にもう1つ鳥居があります。
その先にあるのがこちらの拝殿です。
まずはこちらへ参拝させて頂きました。
拝殿及びにその奥にある本殿は国重要文化財に指定されています。ぜひ参拝する際は、建築物としてこちらの社をじっくりと観察してみて下さい!
拝殿の立派な彫刻も凄い!!
その左手には御神木があります。
手前にはお賽銭箱があり、この御神木に参拝することが出来ます。
とても大きくて目の前では全体が写真に収まりません。
こちらが全体図。本当にとても大きな木ですねぇ。
境内社 足尾山神社
御神木から更に先へ進むと、境内社が沢山並んでいます。まず紹介するのは足尾山神社。御祭神は猿田彦大神(ご利益は交通安全、足腰健康)と天宇受賣命(御利益は芸事上達、夫婦和合)です。
こちらが社です。隣には顔出しパネルもありました。
主に二輪守護のご利益があるとされていて、バイクに乗る人がよく参拝に訪れるそうです。なので顔出しパネルもバイクなのですね。社の脇には、スズキ、ホンダと言ったバイクを出している会社の名前が見られました。
境内社 大物主大國魂神社
少し離れた場所にある境内社も紹介します。
こちらは大物主大国魂神社。御祭神は大物主神、大国主神で、縁結びや幸結びにご利益があるそうです。
社はこちらです。
注目ポイントは社の前にいる鯉です。
天井にも鯉の絵が描かれていました。
この大前神社自体がそうなのですが、神使が鯉なのです。
なので鯉がいるのでしょうか?もしくは、縁結びのご利益から「恋」と「鯉」をかけているのかも。
その他の境内社
まだまだ境内社があります。足尾山神社に一番近いのがこの明眼神社。
御祭神は事代主神と薬師如来。仏様をお祀りしている社です。五感回復とボケ封じに御利益があります。
こちらは皇大神宮。
御祭神は天照大御神と豊宇気毘賣神。生命力向上や農業などの諸産業守護などに御利益があります。
淡島神社です。
御祭神は少名毘古那神と神功皇后。婦人病平癒、手芸上達に御利益があります。
姫神神社、荒樫神社です。一つの社ですが2つの名前があります。
御祭神は神屋楯比賣神と事代主神。女性守護、健康美顔、幸運長久、心願成就に御利益があります。
隣にはこの鉢がありました。
こちらは天満宮。
御祭神は菅原道真公です。学業成就、合格祈願に御利益があります。
それぞれの境内社の側に御祭神や簡単な説明、御利益が書かれていました。
若宮社 大前恵比寿神社で恵比寿さまからパワーを頂きました!
日本一のえびす様がいるのが大前神社の境内にある若宮社 大前恵比寿神社です!
社の上にとても大きな恵比寿さんがいます…!
その手前にはおもかるコイ石と言う鯉の形をした石があります。この石は大前恵比寿神社の社の中にもありました。
何か願い事を思い浮かべてから鯉の石を持ち上げます。予想していたより鯉の石が軽い時は願いが叶うと言われています。
ちく
大前恵比寿神社の境内(社の中など)に入るのは有料です。
拝観料は大人1人500円です。
拝観料を払うと、小さなペットボトルと恵比寿さんのイラストのある福徳成就のご利益があるお札を頂くことが出来ます。
いざ社へ!御利益を頂きたい場合、決められた順序を守ると良いとされています。
まずはこの鈴を鳴らします。
その後こちらの境内へ入ります。
写真中央には、金色の御釜が置かれています。この御釜の中に宝くじや通帳などの金銭に関係する自分の私物を入れます。その手前にあるお賽銭箱へお賽銭を入れ、鈴を鳴らします。そして拝みます。
その後奥にあるお賽銭箱へ更にお賽銭を入れて参拝します。そして左右にある恵比寿さんと大黒さんが彫られた柱を撫でると良いとされています。
1枚目の写真の小槌を持っているのが大黒さん、2枚目の写真の釣竿を持っているのが恵比寿さんです。
最後に、社を出て左手に向かいます。
すると鶴の泉と言う名前の泉があります。
その名の通り鶴の像が置かれている泉です。
最初に頂いたペットボトルはこの持ち帰る為のものです。
この泉から湧き出る御神水は神様の福水と言われています。
どの方角から水をペットボトル入れるかによって頂けるご利益が違います。
- 西 金運招福
- 東 商売繁盛
- 北 健康長寿
- 南 災難厄除
この他に月ごとに吉方位があるので、自分の頂きたいご利益の方角とその月の吉方位から水を入れると良いとされています。
この泉にはどの方角が北か書かれていませんが、最初に拝観料を払う際に頂ける説明書きに方角も書かれているので確認しましょう。
正面から向かって左の鶴がいるのが東、右の鶴がいるのが西です。
この他に鯉の占い石と言う石もあります。
まず看板側にある黒い鯉の石(真鯉)を3回撫でます。
その後目を閉じて赤い鯉の石(緋鯉)へ向かって歩きます。
緋鯉に触れたとき、手を離さずに目を開きます。
どの部分に触れているかによって大吉、中吉、小吉か分かれています。
こちらは天地石。
方角が書かれた石と何も書かれていない石の2種類があります。両方の石の上に乗った時、どちらに乗った時の方が心地良かったかを決めます。
方角が書いてある石の方が良かった人は健康、何も書いてない人は疲れているとされています。
境内にある御神池。
奥には大きな鯉の像があります。
すぐ近くで日本一のえびす様を見れるのも大前恵比寿神社の境内!
近くで見ると本当に大きいです…!
最後に、大前神社の境内にある枝垂れ梅。
3月中旬、まだ見頃ではありませんでしたが、少し咲いていました。
梅が見頃の境内の様子
3月、梅が見頃の季節に再訪した時の境内の様子をお届けします。
境内の前に駐車場の梅がまず綺麗!!
御造営1250年を記念したパネルが設置された先に鳥居があります。
鳥居の近くの梅
参道を進んで行くと鳥居の脇に梅がとても綺麗なのでした。
ちく
鳥居をくぐり、更に先へ進みましょう~!
こちらの鳥居のそばは枝垂れ梅がとっても綺麗!
狛犬と梅 その1
狛犬と梅 その2
えびすさんと梅
神楽殿と梅
本殿と梅
こちらの柵の先にある瑞垣は特別拝観エリアです。この先を拝観する場合は、拝観料500円を払いましょう。
私は伺った時間が15時を過ぎていたので、拝観することが出来ませんでした…
ちく
御朱印
御朱印は手水舎の向かい側にある社務所で頂くことが出来ます。
参拝後に知りましたが、大前恵比寿神社の拝観受付にお願いすると、大前恵比寿神社の書置きの御朱印を頂くことも出来ます。
大前神社の御朱印受付とは別の場所なので、どちらも頂きたい場合は両方の授与所に声をかけましょう。
初穂料は片面 500円/見開 1000円です。
2018年3月に頂いた御朱印/2種
はじめての参拝で2種の御朱印を頂きました。
左が境内社「足尾山神社」の御朱印、右が「大前神社」の御朱印です。それぞれ左下に社と鳳凰の印が押されています。
2019年1月に頂いた御朱印/2種
お正月に再訪して正月限定御朱印を頂きました。
それぞれに初詣印が押されており、右下にも普段押されていない印が押されています。
大前神社の御朱印には神使の鯉が、足尾山神社の御朱印には謝恩感謝の草鞋の印が押されています。
また、日付は入っておらず、正月と書かれている御朱印です。書置のみの御朱印でした。
2021年3月に頂いた御朱印/3種
2021年3月に頂いた御朱印はこちらの3種です。
それぞれ月替御朱印で、毎月模様が変わる御朱印で3月に伺ったところ、1月から3月まで全ての御朱印を拝受可能だったので頂きました!
2021年3月に頂いた御朱印/二宮神社コラボ
2021年3月に頂いた御朱印のうち、二宮神社のコラボ御朱印はこちら。
栃木県真岡市にある桜町二宮神社とのコラボ御朱印で2社でそれぞれ御朱印を拝受すると見開御朱印になるデザインとなっています。※桜町二宮神社の御朱印は真岡市の大前神社で拝受可能です
大前神社で拝受した桜町二宮神社の御朱印
2社の御朱印を合わせると金次郎さんが向かい合うデザインになります!
2022年2月に頂いた御朱印(片面/寅)
2022年2月に頂いた御朱印は大前神社の片面サイズの御朱印です。
干支である寅の印が可愛いのが特徴の御朱印でした~!!
2023年1月に頂いた御朱印/正月限定
2023年1月に頂いた御朱印はこちら。
正月限定御朱印です。本殿の彫刻である波乗り兎が主役の、卯年にぴったりの御朱印です。波など一部の部分は箔押しになっています。
2024年2月に頂いた御朱印/正月限定
2024年2月に頂いた御朱印はこちら。
辰年の正月御朱印です!迫力満点の龍が描かれています。
大前神社では立春頃まで正月限定御朱印は拝受可能となっています。
郵送で頂いた御朱印
緊急事態宣言が発令されていた2021年1月、直接伺うことが出来なかったので、郵送で正月限定御朱印を拝受していました!
2つの正月限定御朱印とクリアファイルがセットになっています。
限定御朱印情報
瑞垣内特別拝観をした人限定御朱印があります。
有料拝観エリアである瑞垣を拝観し、特別御朱印をお願いすると頂くことが出来る御朱印です。
毎月、月替御朱印が登場します。
毎月、11日に犬の日御朱印が登場します。
毎月、22日に猫の日御朱印が登場します。
毎月、一粒万倍日に限定御朱印が登場します。
定期的に箔押しや切り絵の限定御朱印が登場します。
箔押し・切り絵御朱印は無くなり次第終了の御朱印です。
7月1日から8月31日まで夏詣限定御朱印が登場します。
11月の例大祭に限定御朱印が登場します。
例大祭の時期のみ「例大祭」印が押された限定御朱印が登場します。
12月10日にだいこく祭限定御朱印が登場します。
他にも限定御朱印が登場するかも!?
最新情報は公式Twitter(@daikokuusagisan)もしくは公式インスタグラムをチェック!
アクセス
住所 | 栃木県真岡市東郷937 |
電話番号 | 0285-82-2509 |
開門時間 | 24時間 |
御朱印受付時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | 最寄り駅からかなり遠いので車で行くのがおすすめです |
公式サイト | こちら |
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
真岡市にある「中村八幡宮」「遍照院」「宗光寺」「長沼八幡宮」「千代ヶ岡八幡宮」「白蛇辨財天」「専修寺」「桜町二宮神社」
真岡市に中村八幡宮、遍照院、宗光寺、長沼八幡宮、千代ヶ岡八幡宮、白蛇辨財天、専修寺、桜町二宮神社があります。
益子にある「益子鹿島神社」「西明寺」「観音寺」「円通寺」「亀岡八幡宮」
益子町には、御朱印が人気の益子鹿島神社をはじめ坂東三十三観音の札所にもなっている閻魔大王が話題の西明寺があります。他にも紅葉の名所として有名な円通寺があります。
益子から少し離れたところにある亀岡八幡宮があります。
茂木町にある「茂木八雲神社」「荒橿神社」「瑞岩寺」
益子町から更に北上した先にある茂木八雲神社は、真岡鉄道の終点 茂木駅から近い場所にあります。八雲神社の兼務社のたばこ神社、御嶽神社、近津神社があります。御朱印は全て八雲神社で頂くことが出来ます。
他にも茂木駅の近くには瑞岩寺があります。
更に茂木町には益子鹿島神社の兼務社である荒橿神社があります。御朱印は益子鹿島神社で頂くことが出来ます。
芳賀町やその周辺にある「芳賀天満宮」「芳賀安住神社」「城興寺(延生地蔵尊)」「祖母井神社」「安住神社」「津島神社」「寿命院」
芳賀町に芳賀天満宮、芳賀安住神社、城興寺、祖母井神社があります。
車で少し移動すると高根沢町にバイク神社が境内にあることで有名な安住神社や津島神社があります。
別の方向へ進むと市貝町に寿命院があります。こちらは梅の名所として知られる村上城跡にあるお寺です。
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