ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは群馬県桐生市にある桐生天満宮です!
京都の北野天満宮より御分霊を頂いた神社ですよ~
天満宮と言えば学問の神様と言う印象がありますが、こちらの神社はそれだけにあらず!
桐生と言う場所は風水において理想の地と言うことで、それに基づいて御神体の周りの配置にこだわっている風水のパワースポットでもあるのです。
早速紹介していきます!
▼京都 北野天満宮の記事はこちら
目次
神社の概要
- 御祭神:天穂日命、菅原道真公、祓戸四柱大神
- 御利益:家内安全、商売繁盛、交通安全、学業成就成就、厄除方位除、災難除など
- 例大祭日:4月25日
- 創建:景行天皇時代
御由緒
社伝では景行天皇の時代に天穂日命を祀る神社として創建されたと伝えられ、当初は礒部明神といった。南北朝時代初期に桐生綱元(桐生氏の祖)が現在の所在地に移し、菅原道真を合祀して天満宮となった。江戸時代には徳川家の祈願所となっていた。現在の社殿は1789年に建造されたものである。
実際の様子
鳥居と参道
桐生天満宮の鳥居と社号標はこちら。
道路沿いにあるので、目の前で撮るとカメラに収まらないくらい大きいです。
この鳥居をくぐり、先へ進んでいくとまっすぐに参道が続いています。
この参道の途中にもう1つ鳥居があります。
この鳥居の左手に宮司さんのお宅があります。授与所が閉まっている場合、こちらでお守りや御朱印の授与をおこなっています。
先へ進んでいくと右手に御神木や境内社である機神々社があります。
機神々社は、桐生最古の織物市場発祥地と言うことで祀られているようです。
太鼓橋とその周辺。金運のパワースポットも!
参道を進んでいくと太鼓橋があります。
柵があるので実際に橋を渡ることは出来ません。
脇から見るとコンパクトな橋だと言うことがわかります。
橋の右側に水車があります。その奥には藤棚があるので、見頃を迎えると藤の花を見ることが出来ます。
この水車は高須孝重氏により寄贈されたもので、桐生からくり人形保存会の有志の方々の協力で完成しました。
水車動力での使用目的で作られたもので、宮本武蔵のからくり人形芝居の舞台で使われる予定なのだとか。
水車の先を進むと手水舎があります。
手水舎には蓋がされており、私が伺った日は手を清めることは出来ませんでした。
太鼓橋の左手には境内社である財福稲荷神社があります。
倉稲魂神(稲荷大神)が祀られている社で、金運招福、商売繁盛など商売などに関する御利益を頂けることで知られている神社です。
オリジナルの金運の絵馬もあります!
幕末から維新を経て明治の中頃まで、天満宮境内には数多くの摂社・末社が遷座されましたが、その中にかつて桐生に縁りの深かった、江戸で栄えた裕福な商家に代々祀られていた家敷稲荷があり、戦前までは桐生広城の商工業者から「江戸の財福稲荷」として広く信仰されましたが、戦後はその存在も忘れられがちでした。
そこで此度の平成大修理事業竣工記念として、宝船神社(記事内で後ほど紹介します)とともに御本殿西側の末社石宮より御神霊を頂き、境内太鼓橋北西側の宮地を新たな鎮座地と定めて遷座祭を斎行し、ここに、古来より伝わる社号を掲げて「財福稲荷」と称え奉りました。
※境内にある看板より一部抜粋
神門と拝殿と風水の御利益
太鼓橋の先に神門があります。
神門の左手前には撫で牛がいます。
天神さまへ行くとほぼ確実にいますよね!
神門の先に拝殿があります。こちらへ参拝させて頂きました!
拝殿の左手前に写っているのが授与所です。この日は閉まっていました。
古代中国では、天地に充満するエネルギーとして「気」をとらえ、万物はこの「気」から成り立っていると考えました。「風水」は、大地の「気」を読み取って吉凶を判断し、日常生活に活かすための思想です。
理想的な風水の地とは、北に主山、東西に山が連なり、南に低い山と水の流れ出る川があるとされ、古来より山紫水明と謳われたここ「桐生」もまさに「理想的な風水の地」なのです。
桐生天満宮は古来より桐生の北に鎮座し、市街地鎮護の神として、また全ての災いを鎮める方除災難除の守護神として厚く信仰され、殊に御本殿内陣には、風水に基づいて御神体の四方を守護する霊獣、すなわち東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武の四神を配し、それぞれ東(職業・学業)、西(商業・交通)、南(家運・良縁)、北(健康・厄除)などの広大無弁な御神徳により当宮を参拝・祈願される全ての方々がこの理想的な風水によって守られ、天地のエネルギーである「気」を受けて、幸運な人生を実現する大きな活力を得られますようご祈念申し上げております。
※境内にある看板より抜粋
拝殿の前に狛犬がいました。
神門をくぐってすぐの場所にある石灯籠。
こちらはおみくじ掛けにもなっています。
本殿と桐生天満宮の五利益
拝殿の先に本殿があります。本殿へ直接入ることは出来ませんが、両脇から外観を見ることは可能です。
桐生天満宮の本殿は立派な彫刻が特徴的なんですよ~!
この本殿をはじめ、拝殿格天井画である貴龍は、この桐生と言う地名にも結び付いているものなのです。
- 昇運の守護神
- 厄除・方位除・災難除の守護神
- 交通・旅行安全の守護神
- 学業・合格祈願の守護神
- 安産・子育て・児童の守護神
本殿の裏手へまわると境内社である春日社があります。
その他の境内社など
桐生天満宮のその他の見どころを紹介していきます。
まずは神門の左手を進んだ先にある宝船神社。
- 大国主大神・・・開運福徳
- 事代主大神・・・商売繁盛
- 大宮能売神・・・家内安全
- 天烏船大神・・・交通安全
- 少彦名大神・・・身体健康
- 須佐之男命・・・災難厄除
- 伊邪那岐命&伊邪那美命・・・良縁円満
ここには交通安全の絵馬がたくさん奉納されていました!
車のイラストのナンバープレートの部分には、自分の車のナンバーを書いて奉納する絵馬です。自分の愛車の交通安全祈願にオススメですよ〜!
宝船神社の奥へ進んでいくと神楽殿があります。
こちらも立派な彫刻が彫られていますねぇ。
場所は変わり、神門の右手を進んだ先。
ここには神明宮と直日神社が合祀されています。
境内には桐生周辺のマップもあるよ!
境内には桐生まちなか探訪マップがあります。
桐生観光の参考にしてみて下さい!※画像をクリックすると更に見やすくなります。
紅葉シーズンの御神木
約3カ月、11月に桐生天満宮へ再訪しました。
あいにくの雨の日でしたが、写真は1枚だけしか撮りませんでした。
それがこちらの紅葉の見頃の御神木です。
大きい…!!しかも綺麗…!!
七五三シーズンだったので、家族で訪れている人もいました。
ちく
御朱印
御朱印は拝殿の左手にある授与所で頂くことが出来ます。
授与所が開いていない場合は、参道の途中にある宮司さん宅で頂くことが出来ます。
普段は宮司さん宅での授与が多いようです。初穂料は300円です。
2019年8月に頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
宮司さんが不在だったので、奥様に書置の御朱印を頂きました。
右に関東五大天神の印、そして青の撫で牛と緑の梅の印が押されています。
御朱印の字がとても綺麗!
2019年11月に頂いた御朱印
再訪した神社で頂いた御朱印はこちら。
宮司さんが御祈祷中だったので、再び奥様に書置の御朱印を頂きました。
限定御朱印情報
こちらの神社では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 群馬県桐生市天神町1-2-1 |
電話番号 | 0277-22-3628 |
開門時間 | 6:00〜17:00 |
御朱印受付時間 | 9:00〜17:00 |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | 最寄り駅から離れているので車やバスで行くのがおすすめです |
公式サイト | こちら |
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