【港区】東京タワーのすぐ近く!増上寺塔頭 宝珠院へ行ってきた【東京の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは東京都港区にある増上寺塔頭宝珠院ほうしゅいん(@hoshuin)です!

増上寺の塔頭と言うこともあり、場所も増上寺のすぐ近くにあります。こちらのお寺は港七福神の辨才天と港区重要文化財の閻魔大王像が有名です。

しかも増上寺よりも東京タワーから近いので、合わせて観光することも出来ますよ~!

ちく

早速紹介していきます!

目次

寺の概要

  • 御本尊:阿弥陀如来
  • 宗派:浄土宗
  • 山号:三縁山
  • 院号:宝珠院
  • 創建:1685年
  • 開山:霊玄上人

御由緒

貞亨2年霊玄上人のとき現在の地に増上寺の伽藍群のひとつとして開山。

 

※Wikipediaより引用

実際の様子

参拝までの道

宝珠院は、芝公園の端の方にあります。

入口には赤い旗(弁財天)がたくさん並んでいるので、おそらく近くまで来たらこの旗を目印に進んで行きます。

旗の間を進むと、右手に手水舎があります。

この手水舎は、真ん中についている水道の蛇口を自分でひねり、必要な分だけ水を出すタイプの手水舎です。

 

手を清めたら、すぐ先にある本堂へ参拝しましょう。

本堂の外にしかお賽銭箱が用意されていないので、参拝は外で行います。

お守りや御朱印の授与、写経は本堂内ですることが出来ます。希望する人は、参拝後、本堂内へあがり授与してり写経をしたりしましょう。

境内の見どころ

本堂の左側のあたりにあった苔玉と器。

暑い日は特に涼しさを感じるような置物ですね。

宝珠院では定期的に苔玉づくり教室のイベントも開催されているようなので、やってみたいという人はいかがでしょうか?

ちなみに、他にも念珠づくりやヨガ、お茶会などのイベントを開催する日もあるそうです!

 

こちらは天上天下賽銭箱

大人が上を見上げるくらいの位置にあるお賽銭箱です。

夢や希望を高く持つチャレンジ精神が多い人の為に用意されているそうです。

このお賽銭箱へお賽銭を投げ入れると運気が上昇する御利益があるとされています。

三竦み(さんすくみ)の像

三竦みとは「蛇がカエルを食べる、カエルがナメクジを食べる、ナメクジが蛇を溶かす」と言うことを表しています。

つまりこの3種類の生き物が同じ場所にいると、物事が動かなくなると言われているのです。このお寺では、この物事が動かなくなると言う事が、転じて、平和を願うお寺の気持ちと繋がることから、境内に蛇、カエル、ナメクジの像が置かれています。

この記事ではすべての像の載せていますが、参拝へ行く予定がある人は、是非探してみて下さいね!

ナメクジは特に見つけるのが難しいかも…

ちく

まずは

この蛇の像は3体の中で一番見つけやすいと思います。本堂のすぐ右側にありました。

後ろにはお地蔵さんもいます。

 

カエル

木の根元にいます。まるで擬態して蛇から隠れているようにも見えますね。

 

そしてナメクジ。わかるでしょうか…?

石にナメクジの絵が彫られているのです。

これがナメクジの像です。パッと見ても気付かないですよね〜

 

それぞれの像の近くに、三竦みの説明をしている看板が立っています。

看板の近くに像もあるので、看板の場所がヒントになっているのです。

宝珠院へ行ったら、ぜひ探して見てくださいね!

宝珠院は鳩や雀たちのオアシスでもあるらしい

宝珠院は芝公園と言う東京タワーのふもとの公園内にあると言うこともあり、緑が豊かです。

その為か、宝珠院周辺には鳩や雀たちがたくさんいました。

冬のもふもふ雀たち。

地面をひたすらついばむ雀や鳩たちがいっぱいいます。さすがに近付いたら逃げてしまいました。

 

鳩たちは赤信号のタイミングで車道に出て、地面をついばんでいました。

青信号になっても車が近付くまで逃げない鳩たちだったので、ちょっとびっくり。

肝が据わっているのか、それとも何も考えていないのか…?

2019年2月に伺ったところ、境内は改装中でした

2019年2月中旬に伺ったところ、境内は改装中で以前写経をしたりした本堂へ入ることが出来ないようになっていました。

あるのはこのプレハブ小屋のみで、御朱印の窓口もこちらにありました。

参拝もプレハブ内に用意されている仏様の写真へ参拝するようになっていました。

場所は御朱印窓口の左手を進んだ先の外です。中へ入ることは出来ず、外から参拝するようになっていました。

 

三竦みの像のカエルや蛇も一時的に避難中でした。

工事が終わるのが楽しみですねぇ。

新たに生まれ変わった本堂

4年ぶりにお参りへ伺ったところ、本堂がフルリニューアルされていました!!

道路沿いから見るとこんな感じ!白と黒の外壁と木を感じる屋根の和モダンな色合いが素敵な建物です。ここから見るとまず最初に閻魔さまがお出迎えしてくれる形となっています。

閻魔さまのそばから東京タワーが見えるぞ!

そして閻魔耳が壁にあります。悪いことをしてしまったら、ここで閻魔さまに懺悔しましょう。

 

奥へ進むとつきあたりに御朱印受付があります。その前から見ると大きなガラス戸がいくつかあるのがわかります。それぞれのガラス戸の先に御本尊の阿弥陀さまをはじめ、お薬師さまや弁財天さまなど、御朱印を拝受可能な仏像が並んでいて、それぞれにお参りが可能です。

以前もいたさんすくみの像も健在です!

柱にナメクジがいたことは覚えていたのですが、その柱を見つけるのにちょっと苦戦しました…!

御朱印帳と御朱印

御朱印は御朱印受付で頂くことが出来ます。

拝受可能な御朱印一覧は並んでいて、番号が振られているので、希望の御朱印を選んで伝えましょう。中には過去に授与していた御朱印の復刻版を書置限定で授与していたり、ミニ御朱印に対応しているデザインのものもあります。

値段は原則、片面500円、見開1000円です。

2018年6月に頂いた御朱印/直書 通常4種

まずは帳面に書いて頂ける御朱印4種を紹介します。

左が薬師如来、右が阿弥陀如来の御朱印。

 

左が閻魔大王の御朱印、右が辯才天の御朱印(巳の日限定)です。

特に巳の日限定の辯才天の御朱印は、月の印が変わります。

巳の日でもこの特別な印が押されていない通常の辯才天御朱印もあります。

2018年6月に頂いた御朱印/巳の日限定

巳の日限定で書置の絵入り御朱印が登場します。

季節ごとにこの絵が変わるようで、ヒマワリと白蛇の絵が描かれているのは6月から8月限定です。

境内に掲示してあった案内によると、9月から11月の間は落ち葉の中から顔を出す白蛇の絵が描かれた御朱印を頂くことが出来るそうです。

2018年12月に頂いた御朱印/月替

2018年12月に頂いた月替の見開御朱印はこちら。

阿弥陀如来、薬師如来、辯才天、閻魔大王の4種のうち2種を頂きました。

中央に押されている鶴の絵もハンコです。そして右下の赤丸の印には「十二月 師走」と書かれています。この印は月ごとに変わる印で、他の御朱印にも押されるのですが、月によって文字だけでなく色も変わります。

2019年2月に頂いた御朱印/月替

2019年2月に頂いた御朱印はこちら。

タイトルは「春はすぐそこ梅と鶯と戯れる猫」梅の花が見頃の2月らしいほっこりする御朱印です。

 

まだ在庫があるそうで2019年1月の季節の見開き御朱印も頂きました!

タイトルは「謹賀新年 亀と富士」

新年らしい縁起の良いイラストが描かれている御朱印です。

2019年4月に頂いた御朱印/月替

2019年4月に頂いた御朱印のうち、月替御朱印はこちら。薬師如来の御朱印です。

4月の御朱印は「春爛漫 桜とメジロ」

綺麗な桜の上にメジロたちがたくさんいます。

2019年4月に頂いた御朱印/巳の日限定&特別御開帳の辯才天御朱印

2019年4月に頂いた御朱印のうち、辯才天の御朱印はこちら。3種あります。

左から巳の日限定春デザイン御朱印(書置のみ)、巳の日限定御朱印(直書のみ)、特別御開帳御朱印(書置のみ)です。

2019年4月に頂いた御朱印/巳の日限定の平成最後の御朱印

2019年4月に頂いた御朱印のうち、平成最後の金色の墨書きが入っている御朱印はこちら。

「平」和な毎日にありがとう 笑顔あふれる 未来に「成」りますように 合掌

と書かれている御朱印です。

巳の日のみ「未来」のの文字がに変わります。

2023年7月に頂いた御朱印/月替

2023年7月に頂いた御朱印のうち、月替御朱印はこちら。

セキセイインコとひまわりに似たお花ルドベキアの印が特徴的な御朱印です。セキセイちゃんの色は月の前半と後半で色が変わっていたそうで、私が拝受したのは後半のセキセイちゃんです!

2023年7月に頂いた御朱印/土用の丑

2023年7月に頂いた御朱印のうち、土用の丑御朱印はこちら。

土用丑の日に合わせて1週間くらい授与されている書置の限定御朱印です。中央に書かれている「うなぎ」の文字、そして夏バテ除けの文字が特徴的!!

2023年12月に頂いた御朱印/月替

2023年12月に頂いた御朱印のうち、月替御朱印はこちら。

タイトルは「深々と降る雪の中、小走りのふたり」

2023年10月から始まった上村松園の美人画女性をNEO JAPANESEをテーマにして現代風にアレンジしたものを印として押している御朱印です。

2023年12月に頂いた御朱印/一粒万倍日

2023年12月に頂いた御朱印のうち、一粒万倍日御朱印はこちら。

黄金の台紙を使用した御朱印です。

一筆写経で頂ける御朱印(2018年12月に頂いた御朱印)

一筆写経いっぴつしゃきょうをした人限定で頂ける御朱印、この時は写経をしたので御朱印も頂きました!

南無阿弥陀佛と10回書かれている御朱印で、その文字の上にある梵字は御本尊である阿弥陀さまを表すものです。下には蓮の花が書かれています。

この御朱印は参拝した日付が書かれない御朱印なのですが、右下に押される印が伺った月の印になります。

一筆写経をしたからこそおすすめしたい、宝珠院での写経

写経、興味あるけど実際にやるのはどうしようかちょっと迷う…そもそも準備とか必要なのでは?と思っている人も多いのではないでしょうか?

 

そんな人にこそ、はじめての写経は宝珠院をおすすめしたいです…!

 

写経を希望すると、専用の写経用紙を用意して下さり、席まで案内して頂けます。

席はテーブル席で、椅子に座っておこなう形になります。

あらかじめ、席には筆ペンが用意されているので、こちらをお借りして写経をすることになります。

写経を始める前に、まず塗香と言うお線香で身を清めます。清め方も丁寧に解説して下さるので、心配はありません。

 

身を清めたら写経スタート!お経をなぞりましょう!

写経を終えたら、お寺の方に声をかけます。すると、写経用紙を持って読経して下さり、そのまま仏様へ納めてくれました。

 

写経を終えた後は記念撮影も可能です。

自分の写経用紙と頂いた御朱印を並べてみました。

お借りした筆ペンも写っています。

筆ペン、2本ありますよね。片方は太め、もう片方は細めなのです。

お経をなぞるときは太めの筆ペンで、日付や氏名などは細めの筆ペンのほうが書きやすいそうで、その為2種の筆ペンを用意して下さっているのだそうです。

 

私は写経を何度かしたことがあるのですが、やはり何度しても良い経験だと思いました。

ほんのちょっとの時間でも写経をする間はお経をなぞることにのみ集中出来るので、心が静かになるのです。

何も考えず、心を無にして文字をなぞる…すると、自分が写経をしている時の筆の音が聞こえています。

この音がなんだか心地よく聞こえてきて、穏やかな気持ちになれるのです。

気軽な気持ちではじめてみると、やってみて良かったなぁと思える体験になると思います。

 

ぜひ迷っている人は宝珠院で写経をしてみて下さい!

限定御朱印情報

毎月、月替御朱印が登場します。

毎月巳の日、己巳の日に弁財天御朱印が登場します。

12日に1度の巳の日に限定御朱印が登場します。限定御朱印に白蛇の絵が描かれている書置きの御朱印があるのですが、こちらは春夏秋冬(3ヶ月ごと)に絵が変わります。

一粒万倍日、天赦日限定御朱印が登場します。

誕生日限定御朱印が登場します。

誕生月に自己申告すると、誕生日限定御朱印を頂くことが出来ます。

1月1日から1月31日まで正月限定御朱印、初閻魔限定御朱印が登場します。

7月15日から8月31日まで閻魔縁日限定御朱印が登場します。

7月中旬の海の日に海の日限定御朱印が登場します。

7月下旬の土用丑の日にうなぎ御朱印が登場します。

最新情報は公式X/旧Twitter(@hoshuin)もしくは公式インスタグラムをチェック!

宝珠院 インスタグラム

アクセス

住所 東京都港区芝公園4-8-55
電話番号 03-3431-0987
開門時間 9:00~17:00
御朱印受付時間 9:30~16:30
駐車場 なし
最寄り駅からのアクセス 都営大江戸線「赤羽橋駅」より 徒歩5分

都営三田線「芝公園駅」より 徒歩7分

公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

浜松町駅や東京タワー周辺にある「東京タワー大神宮」「増上寺」「芝大神宮」「芝東照宮」「幸稲荷神社」「金地院」「心光院」「飯倉熊野神社」「佛願寺」「讃岐小白稲荷神社」

東京タワーのこの周辺には東京タワー大神宮、増上寺、芝大神宮、芝東照宮、幸稲荷神社、金地院、心光院、飯倉熊野神社、佛願寺があります。

芝大神宮の兼務社として浜松町駅の近くに讃岐小白稲荷神社があります。

虎ノ門にある「虎ノ門金刀比羅神社」「青松寺」「愛宕神社」「栄閑院」

虎ノ門周辺に虎ノ門金刀比羅神社、青松寺、愛宕神社、栄閑院があります。

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