ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは別雷皇太神の隣にあるお寺神應寺です!
神応寺とも書きます。パンフレットやお寺の前には「神應寺」と書かれているのでこの記事ではこちらの漢字を使って紹介します。
こちらのお寺は別雷皇太神と共に祀られていましたが、神仏分離令により現在のように神社とお寺に分かれたそうです。すぐ隣同士にあるのはその為なのですね。
その時の名残か、面白いことに、こちらのお寺にも雷除けの御利益がある蹴上げ観音と言う仏様がいらっしゃいます。
▼隣にある別雷皇太神の記事はこちら
目次
寺の概要
- 御本尊:阿弥陀如来
- 宗派:時宗(時宗遊行派)
- 山号:藤澤山
- 寺号:神應寺
- 創建:1591年
- 開基:佐竹義宣公
- 開山:他阿普光公
御由緒
時宗遊行派の総本山である清浄光寺は、永正10年に合戦に巻き込まれて焼失した。その地を支配していた後北条氏に睨まれていたために、再建することができず、約百年に亘って藤沢上人(遊行上人を引退した清浄光寺住職)と本尊は、各地を流浪することになった。
そこで佐竹氏の一門出身である遊行32代他阿普光は、佐竹義宣を頼って、水戸の地に藤沢道場を建立することとした。天正19年、水戸城下の後に藤沢小路と呼ばれる神生平(かのうだいら)に建てられた。こうして短い間だが、遊行派本山となった。当初は寺号がなかったが、清浄光寺再興を受けて寛永10年に神応寺と改称し、延宝8年に現在の元山町の地に移転した。
実際の様子
お寺の入口と参道
お寺の入口はこちら。
まるで神社の鳥居のようになっています。
正面から撮影すると本堂へと道がまっすぐ続いているのがわかります。
地面に光が反射していて、まるで光の道のようになっています。
この門の先は、左右が駐車場になっています。
車で参拝する場合はこの駐車場へ車を停めて参拝しましょう。
本堂とその周辺
本堂はこちら。
外にお賽銭箱が置いてないので、参拝したい場合はお寺の方へ声をかけて扉を開けてもらい、中へ入れて貰いましょう。
ちく
御本尊は阿弥陀如来です。本堂内の中央にいらっしゃいます。
このお寺でもう1つ有名な仏様が、冒頭でも名前を挙げた蹴上げ観音です。
外にはこのような石碑があります。
昔、九州に観音様(蹴上げ観音)を熱心に信仰する母親と信仰心のない息子がいました。
ある雷雨の日、落雷がその親子の家に落ちましたが、母親が信仰していた観音様が片足で雷を蹴上げたおかげで、親子共無事に助かりました。
息子はそれ以降観音様を信仰し、その観音様を背負って諸国を歩きます。
その途中立ち寄ったこの神應寺に、この蹴上げ観音を奉納したと言われています。
蹴上げ観音は、本堂内の右側の方にいらっしゃいます。
お寺の方に実際に見せて頂きました。
実際はとても小さな仏様なのですが、確かに片足を少しだけ上にあげている仏様でした。
この仏様のお姿は御朱印と一緒に頂けるお寺のパンフレットにも載っています。
宗祖一遍上人像。
時宗の開祖である人物の像も置かれていました。
御朱印
御朱印は境内右手にある寺務所の玄関で声をかけると頂くことが出来ます。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
値段は300円。
「南無阿弥陀佛」と書かれた御朱印です。
寺務所へ「参拝して御朱印を頂きたいのですが、お賽銭箱はどこにありますか?」と聞いたところ、住職の方に御朱印を書いて頂き、その奥様に本堂内へ案内して頂きました。
ちく
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 茨城県水戸市元山町1-2-64 |
電話番号 | 029-221-7772 |
開門時間 | 不明 |
御朱印受付時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | JR「水戸駅」北口より徒歩28分 |
公式サイト | ありません |
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
周辺にある「別雷皇太神」「神崎寺」「常磐神社」「茨城県護国神社」「水戸泉町金刀比羅神社」
すぐ隣に別雷皇太神があります。
少し歩いて移動すると神崎寺、常磐神社、茨城県護国神社、水戸泉町金刀比羅神社があります。
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