【紅葉シーズン】都七福神のお寺!赤山禅院へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都 洛北にある赤山禅院せきざんぜんいんです!

こちらは比叡山延暦寺の塔頭寺院です。京都では珍しい拝観料が無料のお寺なんですよ~!修学院離宮の近くにあります。

紅葉シーズンに伺ったので、境内の紅葉の様子もたっぷりお届けします!

ちく

MEMO

神仏霊場巡拝の道 第107番(京都 第27番)になっているお寺です。

都七福神の福禄寿をお祀りしています。

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:赤山大明神
  • 宗派:天台宗
  • 院号:赤山禅院
  • 創建:888年
  • 開山:安慧上人

御由緒

開創は、仁和4年。「赤山」の名は、入唐僧円仁に由来する。円仁は、登州で滞在した赤山法華院に因んだ禅院の建立を発願したが、果たせないままに没した。その遺言により安慧が、唐の赤山にあった道教の神・泰山府君(赤山大明神)を勧請して建立したのが赤山社(後に赤山禅院に改称)である。しかし、安慧は貞観10年に没しており、仁和4年の創建には疑問が残る。

比叡山延暦寺の千日回峰行においては、そのうち100日の間、比叡山から雲母坂を登降する「赤山苦行」と称する荒行がある。これは、赤山大明神に対して花を供するために、毎日、比叡山中の行者道に倍する山道を高下するものである。

当寺は明治時代の神仏分離令の後も神仏習合の形を残したまま現在に至っている。

 

※Wikipediaより引用

御本尊が神様と言う、神仏習合の名残を感じるお寺です!

ちく

実際の様子

鳥居と山門と参道

お寺の入口にまずあるのがこちらの鳥居です。お寺ですが、神様が御本尊と言うことで鳥居もあるのです。

鳥居をくぐり、先へ進んで行くとお寺の入口である山門があります。神社の入口は鳥居、お寺の入口は山門と言う印象を持っている方、多いと思うのですが、赤山禅院にはどちらもあるのです。

山門をくぐると、その先に自然豊かな参道が広がっています。

この先を進んで行きましょう。

参道を進んだ先から振り返って撮った1枚

手水舎と拝殿

参道を進んで行くと順路は途中で左へ曲がるようになっています。この曲がってすぐ、右手に手水舎があります。

コロナの影響で柄杓は無く、流水で手を直接清めるようになっていました。

 

先へ進むと拝殿があります。

拝殿の屋根には猿の像がありました!

この猿は鬼門除けの為にここに設置されています。

雲母不動堂と本地堂(地蔵堂)と赤山大明神を祀る本殿

拝殿の右手に雲母不動堂があります。

本院である比叡山延暦寺と赤山禅院の間にあった雲母坂きららざか雲母寺うんもじの本堂と御本尊が、現在は赤山禅院内に移され、こうしてここに鎮座しているのです。

 

こちらは拝殿の左手にある本地堂(地蔵堂)

こちらの御本尊である地蔵菩薩は本地仏。赤山大明神はこちらの地蔵菩薩の化身と言われています。

 

本地堂の前を進んでいくと、拝殿の奥にある本殿へ参拝することが出来ます。

私が伺った時は、本殿は改修工事中でした。

弁財天堂と十六羅漢周辺の紅葉

本殿の前を左手へ進みましょう。

竹林や紅葉が美しい道の先に弁財天堂があります。

こちらに祀られている弁財天は出世弁財天として有名です。

 

弁財天堂の近くに十六羅漢像が並んでいます。

都七福神の福禄寿殿とその周辺

更に順路を進んで行くと、今度は本殿の裏手へ続いています。このあたりは赤山禅院の中でも特に紅葉が綺麗でした!

この道を進んで行くと、都七福神の福禄寿を祀る福禄寿殿があります。

七福神巡りの方はこちらへのお参りも忘れずに!!

福禄寿殿の脇にすべての七福神像が並んでいます。

 

福禄寿殿の前には池がありました。

福禄寿殿へ続く道の途中、脇道を進んで行くと稲荷社があります。

稲荷社側から見た脇道の様子

自然豊かな相生社とその周辺

福禄寿殿の右手に更に先へ道が続いています。

綺麗な紅葉に癒される

紅葉に癒されつつ、道を進みましょう。この鳥居の先に道が続いています。

鳥居の足元にある像

鳥居の先はゆるやかな石段になっています。

先へ進んで行くとまず見えてくるのは金神社(金神宮)です。

こちらには鬼門方位除けの神様が祀られています。

 

この神社の手前を右手へ進んで行くと歓喜天が祀られています。

こちらには夫婦和合の神様が祀られています。

 

更に先へ進んで行くと相生社(相生宮)があります。

こちらは縁結び神様が祀られています。

 

相生社の前に来た道とは別の道があります。

この道を進んで行くと日本気学発祥地と書かれた石がありました。

御滝堂

相生社から道を進んで行くと御滝堂に着きます。

御滝堂の奥には滝があり、このお堂から滝へ向かって参拝することが出来ます。

御朱印

御朱印は福禄寿殿の脇にある授与所で頂くことが出来ます。

今回頂いた御朱印(2種)

今回頂いた御朱印はこちらの2種です。

左が都七福神(福禄寿)、右が御本尊 赤山大明神の御朱印。

値段は各300円。

 

どちらも素敵な字で墨書されている御朱印です。

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

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洛北ご朱印巡りについて

まだ全ての寺社を巡っていないので、いつか全ての寺社を巡りたい!

ちく

アクセス

住所 京都府京都市左京区修学院開根坊町38
電話番号 075-701-5181
開門時間 6:00〜18:00
御朱印受付時間 9:00〜16:30
駐車場 ありません
最寄り駅からのアクセス 叡山電車「修学院前駅」より 徒歩20分
公式サイト こちら

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