ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは東京都港区の浜松町駅と田町駅の間にある日蓮宗のお寺圓珠寺と正伝寺です!
隣同士にある2つのお寺で、ご住職をはじめ、お寺の方がとても親切で丁寧な対応をして下さる、心がほっこりするお寺です。
ちく
早速紹介していきます!
圓珠寺の概要
- 御本尊:釈迦牟尼仏
- 宗派:日蓮宗
- 山号:徳聚山
- 寺号:圓珠寺
- 創建:1612年
御由緒
圓珠寺は1612年に芝金杉に創建されました。東海道につらなる浜辺の海道沿いに位置し、多くの人が行きかう場所柄、参詣者も自然と増えていきました。
江戸後期には、身延山(日蓮宗総本山)より七面大明神(天女の姿をした龍神)を奉安し、栄えました。さらに身延山からの江戸出開帳(日蓮聖人等の尊像を運んできて開帳する出張形式の法会)も行われ、多くの民衆を集めました。そのころの様子は、安藤広重の浮世絵「金杉橋芝浦」等でもしのばれます。
明治期にはいると、備中高松より最上位経王大菩薩を分体し奉安しました。「最上位経王」とは、最上の教えであり、様々なお経の中の王である法華経をいいます。この法華経を信じ、手を合わせる者を、強く守護し導く神様が最上位経王大菩薩です。最上様は五穀を主宰し、物資を恵み、商法を繁栄させ、財利を施し、家内を安泰にさせ、法華経を信じる者の願いを叶える神様です。明治期には柳原二位の局(大正天皇の生母)などの皇室女官衆の帰依を受け、明治天皇、大正天皇の代参もあり、戦前戦後も参詣者でにぎわいました。
※圓珠寺 由緒書きより一部抜粋
正伝寺の概要
- 御本尊:三宝尊(一塔両尊)
- 宗派:日蓮宗
- 山号:松流山
- 寺号:正伝寺
- 創建:1602年
- 開山:尊重院日億上人
御由緒
当山の開創は、1602年にさかのぼります。その昔、豊臣秀吉や徳川家康等の時代に活躍した名君、第百七代天王 後陽成帝が晩年を過ごされた草庵に始まります。
この草庵は後に九州松尾山光勝寺の江戸出張所として改められ、松尾山十九世、尊重院日億上人によって「松流山正伝寺」の名で正式に建立されました。
それから現在に至るまで、幾多の災害を乗り越え400年以上にわたってこの地を守り続けてきました。
※正伝寺 由緒書きより一部抜粋
実際の様子
まずは正伝寺から参拝!
ビル沿いの大通りを細い路地へ入った先に2つのお寺があります。浜松町駅の方から歩いていくと、正伝寺の方が先に入口が見えてきます。
ここから境内へ入ります。この写真の階段の先に見えているのが本堂です。
本堂の右手に毘沙門天をお祀りするお堂があります。
こちらにいらっしゃる毘沙門天は、江戸三大毘沙門の一角と言われており、開運大毘沙門天の名で親しまれています。
開運勝利、勝負運倍増、人徳魅力の倍増に御利益がありますよ~
お堂の前には狛犬ならぬ狛寅がいます!
ネコ科の生き物が狛犬の役割を果たしているのはなかなか珍しい光景ですよね~!
寅は毘沙門天の眷族だと言われています。
この他にも、百足も眷族と言われており、こちらのお寺のオリジナルお守りに、百足小判守りと言うお守りがあります。
百足と言うと、怖い虫だと言う印象を持っている人も多いはず。
実は百足は、金運上昇や商売繁盛の縁起物なんですよ~!
その由来は、お金のことを「おあし」と言うこと。お足が多い百足は、お金が多いことに繋がり、金運に関する縁起物とされているのです。
境内には木組に囲まれたこちらの仏様もいらっしゃいました!
お名前はわからずです…
次に圓珠寺へ!
すぐ隣にある圓珠寺へ行きました!木造の山門の先に境内が広がっています。
門をくぐると、2階建の建物があります。こちらの2階が本堂になっていて、1階は御首題や御朱印を頂くことが出来る窓口になっています。
まずは本堂へ参拝させて頂きました!
本堂2階の柱にご注目。
龍と共に「神通之力」「普門示現」の文字が彫られています。
本堂の扉の左側に2匹の狐の像がありました。
躍動感のある狐の像です。尻尾の感じが凄い。
本堂側から振り返ると、JRの線路が見えます。
写真を撮影した時は、ちょうど新幹線がやってきたタイミングでした!
タイミングが良ければ、山手線や京浜東北線の電車も見える場所に本堂があるのです。
圓珠寺のご住職に教えて頂いた日蓮宗公式アプリ 合掌の証
この後、御首題や御朱印や紹介するのですが、その前に書きたいことがあります。
御首題などを書きながら、ご住職とお話しをしていたら、日蓮宗には公式スマホアプリがあると言うのです!
このアプリを見ると、全国にある日蓮宗のお寺がすべてわかります。
スマホのGPS機能と連動しているので、実際にそのお寺へ行き、参拝をすると、アプリ内でチェックインをすることが出来ます。
チェックインすると「参るポイント」が貯まっていきます。
貯まったポイントは、景品と引き換えることが出来るのです!
御首題帳や念珠、お守りやクオカードなど、様々な景品と引き換えることが出来ますよ~!
アプリ内の寺院検索をすると、自分の現在地から近い日蓮宗のお寺がすぐにわかります。
御朱印巡りをする人が多い現在ですが、このアプリを知っている人はあまりいないのではないでしょうか?
ぜひ、このアプリをいれて、日蓮宗の寺院巡りをしてみましょう!
せっかく日蓮宗の寺院へ参拝するのであれば、御首題帳も忘れずに!
御首題自体の説明はこちらの記事内でしているので、御首題ってなんだろう?と思った人はぜひチェックしてみて下さい!
御首題と御朱印
圓珠寺の1階にある窓口で御首題と御朱印どちらも頂きました。
ご住職に対応して頂き、お茶も待つ間、お茶も出して頂きました。
御首題などを書いている間、ずっとお話しをして下さり、様々なお話を聞くことが出来ましたよ~
行って良かったと思える楽しいひと時を過ごすことが出来ました!
御首題などの値段は、全て1つ500円です。
今回頂いた御首題
まずは頂いた御首題から紹介していきます!左が正伝寺、右が圓珠寺の御首題です。
右側に書かれている参拝の日付の下の言葉や、中央に書かれている南無妙法蓮華経の左右に書かれている言葉が違います。
圓珠寺の御首題に書かれている「神通之力」「普門示現」は2階の柱に書かれている言葉ですねぇ。
今回頂いた御朱印
頂いた御朱印はこちらです。
こちらは左が圓珠寺、右が正伝寺の御朱印です。
圓珠寺の御朱印には、境内に奉安されている最上位経王大菩薩のお名前が墨書きされています。
御首題同様、「神通之力」「普門示現」の文字も左右に書かれていますねぇ。
正伝寺の御朱印には大きな毘沙門天のお姿が彫られた印が押されています。
迫力のあるかっこいい御朱印です!
キツネのイラスト入りの御首題と御朱印
圓珠寺では、ご住職の描いたイラスト入り御首題と御朱印もあります。
こちらは圓珠寺のもののみで、正伝寺のものはありません。
左が御朱印、右が御首題です。書置きのみの頒布でした。
限定御朱印/御首題情報
毎月寅の日に正伝寺の限定御朱印/御首題が登場します。
12日に1度登場します。
1月1日から1月10日まで正月限定御朱印が登場します。
2月3日の節分から10日間節分限定御朱印が登場します。
書置のみの御朱印です。
5月26日と9月26日からそれぞれ10日間限定御朱印が登場します。
5月の最上位経王大菩薩大祭、9月の最上位経王大菩薩御祭に合わせて登場する書置のみの御朱印です。
お話しを伺ったところ、今後もなにか思いついたら、新しい限定御朱印を作るかもしれないとお話ししていました!
こちらのお寺の今後も見逃せませんね!最新情報は公式インスタグラムをチェック!
アクセス(代表して圓珠寺の情報を載せます)
住所 | 東京都港区芝1-13-6 |
電話番号 | 03-3451-1614 |
開門時間 | 24時間 |
御朱印受付時間 | 10:00〜17:00 |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | JR山手線/京浜東北線「浜松町駅」より 徒歩8分
JR山手線/京浜東北線「田町駅」より 徒歩10分 都営浅草線/都営大江戸線「大門駅」より 徒歩9分 都営三田線「三田駅/芝公園駅」より それぞれ徒歩10分 |
公式サイト | こちら
公式インスタグラムはこちら |
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