ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは京都 嵐山にある天龍寺(@tenryu_ji)です!
嵐電 嵐山駅から歩いてすぐの場所にある嵐山の中でも特に有名なお寺です。世界遺産に認定されているお寺で、境内には借景庭園である曹源地庭園をはじめ、さまざまな見どころがあるんですよ〜
ちく
早速紹介していきます!
▼以前書いた天龍寺&野宮神社の記事はこちら
寺の概要
- 御本尊:釈迦如来
- 宗派:臨済宗天龍寺派
- 山号:霊亀山
- 寺号:天龍資聖禅寺
- 通称:天龍寺
- 創建:1345年
- 開基:足利尊氏
- 開山:夢窓疎石
御由緒
天龍寺の地には平安時代初期、嵯峨天皇の皇后橘嘉智子が開いた檀林寺があった。その後約4世紀を経て荒廃していた檀林寺の地に後嵯峨天皇とその皇子である亀山天皇は離宮を営み、「亀山殿」と称した。「亀山」とは、天龍寺の西方にあり紅葉の名所として知られた小倉山のことで、山の姿が亀の甲に似ていることから、この名がある。天龍寺の山号「霊亀山」もこれにちなむ。
実際の様子
嵐電 嵐山駅の近くにある天龍寺の入口から境内へ
朝、8時頃に着いた天龍寺。大きな寺号標の先に境内が続いているので、この先を歩いて行きましょう。
紅葉シーズンの入口に庭園内「紅葉」見頃の看板がたっているのが嬉しい!
この先でどんな紅葉を楽しめるのかな?とわくわくした気持ちになります。
先へ進んで行くと、早速紅葉しているもみじを発見!
境内に様々な塔頭寺院がありますが、まずは唯一早朝参拝をおこなっている天龍寺の曹源寺庭園を目指して進みます。
順路を進んで行くと法堂があります。ここは禅宗の七堂伽藍の1つで、住職が仏法を説く場所です。
このお堂の天井に描かれている雲龍図は天龍寺境内でも有名な場所。
法堂内の雲龍図は朝9時から拝観可能です。写真撮影は禁止なので、ぜひ実際に訪れて迫力ある図をご覧ください。
法堂周辺の紅葉。
苔と紅葉が美しい!!
法堂の右手へ進んで行くと早朝参拝受付の看板を発見!この先を進んで行きましょう!
奥に見えている建物は庫裡です。庫裡からは朝8時半から大方丈や書院内を見学出来る本堂参拝の受付をすることが出来ます。
早朝参拝の受付は庫裡ではなく、その左手前にある庭園の参拝受付窓口でのみの対応になります。
大方丈と庭園
早朝参拝の受付をして大方丈の前を通ります。天龍寺の方丈はこの大方丈と小方丈(書院)に分かれています。
大方丈は天龍寺境内で最も大きなお堂です。庫裡側の受付で更に拝観料を払うと大方丈内を見学することも出来ます。
早朝参拝の時間は大方丈の周りをぐるっと回るのが参拝順路です。
目の前に広がる枯山水庭園を眺めながら順路を進みます。
順路を進んで行くとこの先に天龍寺境内で有名な曹源池庭園がありますよ~!
秋の曹源池庭園
大方丈の裏手に広がるのが天龍寺を代表する美しい景色を楽しめる曹源池庭園です。
開山上人である夢窓国師が作庭した庭園で、日本ではじめて国の特別史跡・特別名勝に指定された場所です。
曹源池の周りを周って楽しむことが出来る池泉回遊式庭園です。見る角度によって違った景色を楽しむことが出来ます。
奥に見える山も含めた借景庭園でもあります。気候条件が合うと、池に景色がリフレクションします。この景色がまた素晴らしいのです。
\iPhoneのパノラマ写真もお楽しみください/
ちく
多宝殿と紅葉
書院の先にゆるやかな階段が続いています。
紅葉を楽しみつつ、先へ進んで行きます。
この灯籠の隣に見えるのは枝垂桜かな?春の天龍寺も綺麗なんだろうなぁ。
途中、大きな建物があります。こちらは多宝殿。
後醍醐天皇の尊像が祀られているお堂です。
平和観音と愛の泉とカエル
嵐山の有名な竹林。その竹林のそばに天龍寺の北門があり、ここからも庭園の拝観が可能です。
この受付の近くにあるのがこちら。奥に平和観音さまが祀られている愛の泉です。
愛の泉の中にはカエルたちがいました!
曹源池庭園と同じく、泉の水もリフレクションしています。カエルたちの前に奥にいらっしゃる平和観音さまのお姿が水面に写っていました!
曹源池庭園の奥にある参拝コースを歩いて紅葉を楽しむぞ!
せっかく訪れた天龍寺。まだ人が少ない時間帯なので、曹源池庭園の奥にある参拝コースを歩いてみることにしました。
ゆるやかな階段を進み、望京の丘と呼ばれる天龍寺境内で最も高い位置にある丘を目指します。
望京の丘からは大方丈の屋根が見えていて、その先に京都の街を見ることが出来ます。
せっかくなので来た道とは別の道を通って帰ることに。
途中、苔の上に落ちたもみじの葉っぱを発見!
どの景色も私にとっては非日常。綺麗だなぁと感動しながら道を歩いていました。
他の植物の上にもみじの葉っぱが落ちている場所もあります。
まるでもみじがお花のようですねぇ
椿の花が咲いている場所もありました!
ちく
大方丈と書院内も行くぞ!
境内を散策しているとあっという間に時間が過ぎ、気付けば大方丈などの中を参拝出来る時間になっていました。
せっかくなので庫裡へ行き、こちらも拝観することに。
庫裏で拝観受付をすると、まずこの大きな達磨図がお出迎えしてくれます!
ちく
大方丈から見学していきましょう。柵があり、建物内は立入が出来ないようになっています。
畳が敷き詰められた趣のある景色がとっても素敵~!!
奥に曹源池庭園を望むことが出来る場所もあります。
一部の襖の前にガラス戸があり、このガラス戸に外の紅葉が反射していました。
曹源池庭園側には立派な龍の襖絵があります。
法堂の雲龍図も魅力的ですが、こちらの龍も素敵です!
ここからは大方丈と繋がっている書院内の様子をお届けします。
こちらも広い!室内の出入りも可能なので、書院内でゆっくり曹源池庭園を眺めるのも良いですねぇ
書院内にも達磨図が飾られています!
多宝殿へ続く回廊と鐘楼
書院から多宝殿まで回廊が続いています。
吹き抜け構造になっている場所なので、自然を身近に感じながら歩くことが出来るのです。
途中、鐘楼を発見!
鐘を撞くことは禁止されています。
この先に多宝殿があります。
御朱印とオリジナルクリアファイル
御朱印は拝観受付の近くにある授与所で頂くことが出来ます。お守りなどの授与品の窓口と御朱印の窓口は別になっているので、間違えないように注意しましょう。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
値段は300円。
「覚王寶殿」と書かれている御朱印です。
覚王寶殿とは、お堂のことです。御本尊のお名前を書くお寺が多いので、この文字を書いているお寺はとても珍しい!
天龍寺の魅力がギュッと詰まったオリジナルクリアファイル
天龍寺の授与所で頂くことが出来る授与品の中から、普段使いが出来そうだなぁと思って頂いたのがこちらのクリアファイルです。
天龍寺の魅力がたっぷりの素敵なデザインに一目惚れしました〜!
金箔入りの金の龍
授与所で一目惚れして頂いたのはこちらの金の龍です!
値段は500円。
透明な龍のマスコットの中に金箔が入っていて金色にかっています。
お財布に入れておくと金運が上がるとのこと!
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68 |
電話番号 | 075-881-1235 |
拝観時間 | 3月21日~10月20日 8:30~17:30
10月21日~3月20日 8:30~17:00 |
拝観料 | 庭園 大人 500円/小中学生 300円
諸堂(大方丈/書院/多宝殿) 300円 法堂(雲龍図) 500円 |
御朱印受付時間 | 拝観時間と同じ |
駐車場 | 有料 |
最寄り駅からのアクセス | 京福電鉄嵐山線(嵐電)「嵐山駅」より 徒歩1分
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」より 徒歩13分 阪急電車「嵐山駅」より 徒歩15分 |
公式サイト | こちら
公式インスタグラムはこちら |
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
嵐山やその周辺にある「宝厳院」「弘源寺」「野宮神社」「御髪神社」「常寂光寺」「二尊院」「落柿舎」「大覚寺」「祇王寺」「證安院」「清涼寺」「宝筐院」「あだしの念仏寺」「愛宕念仏寺」「法輪寺」「松尾大社」「月読神社」「西芳寺」「華厳寺(鈴虫寺)」「竹の寺地蔵院」「梅宮大社」「車折神社」「鹿王院」
天龍寺の近くに塔頭寺院である宝厳院、弘源寺があります。
有名な竹林の方へ行くと野宮神社や御髪神社があります。
嵐山やその周辺には他にも常寂光寺、二尊院、落柿舎、大覚寺、祇王寺、證安院、清涼寺、宝筐院、あだしの念仏寺、愛宕念仏寺、法輪寺、松尾大社、月読神社、西芳寺、華厳寺(鈴虫寺)、竹の寺地蔵院などたくさんの寺社などがあります。
嵐山へ向かう途中に梅宮大社、車折神社、鹿王院があります。
その他の【嵯峨嵐山】の神社仏閣をまとめた記事はこちら!
この他にも嵯峨嵐山にはたくさんの神社仏閣があります。個別の記事にまとめたので、この周辺で寺社巡りをする際、ぜひ合わせてご活用下さい!
その他の京都の神社仏閣まとめ
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