【鎌倉】妙法寺(苔寺)へ行ってきた【神奈川の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは神奈川県鎌倉市にある妙法寺です!

こちらのお寺は別名苔寺と呼ばれているお寺です。その名の通り、冬に伺った時でも綺麗な苔の景色を見ることが出来ました!

 

早速紹介していきます!

▼もう1つの鎌倉の苔寺である杉本寺の記事はこちら

寺の概要

  • 御本尊:一塔両尊四師
  • 宗派:日蓮宗
  • 山号:楞厳りょうごん
  • 寺号:妙法寺
  • 別名:松葉谷 妙法寺
  • 創建:1253年
  • 開山:日蓮聖人
  • 中興開山:日叡にちえい上人

御由緒

当山は建長5年、日蓮聖人が鎌倉松葉谷まつばがやつを布教の拠点と定め、小庵しょうあんを結ばれた地に建立された霊跡寺院である。

中興開山とされる第5世の日叡上人は、後醍醐天皇のご子息大塔宮護良だいとうのみやもりなが親王の子である。1357年、日蓮聖人を慕ってこの地に堂塔伽藍を復興され、自らの幼名である楞厳丸に因んで楞厳山妙法寺と称し、山頂に両親の墓を建てて弔った。

 

※妙法寺由緒書きより一部抜粋

実際の様子

総門と拝観受付周辺

近くにある安国論寺の次に妙法寺へ伺いました。安国論寺から歩いて行くと徒歩数分で妙法寺です。

この道をまっすぐ進んで行きましょう。

 

歩いて行くと、階段の先に妙法寺の総門があります。

しかしここから境内に入ることは出来ません。妙法寺は拝観受付を済ませなければ拝観が出来ないお寺なので、総門の左手にある拝観受付へ進んで行きましょう。

 

また、注意点の1つとして、拝観受付を済ませた後はトイレがありません。トイレは総門の右手前にあるので、受付前に済ませることをオススメします。

 

拝観受付を済ませると、両端に柵が設置されている道があります。

この道を進んで行きましょう。

 

拝観受付の近く椅子も用意されています。

花びらの形をした可愛い座布団が敷かれていました。

本堂と大覚殿と仁王門

道をまっすぐ進んで行くと本堂があります。こちらへ参拝させて頂きました。

細川斉樹公により、幼くして亡くなった息女の菩提を弔うために建てられたお堂です。

 

本堂へ参拝後は、苔の階段を見に行きましょう!右手を進んでいくと、道が続いています。

この道の途中、右手に大覚殿があります。

こちらは中央にお釈迦様、左に妙法稲荷大明神、右に細川家寄進の加藤清正公像が安置されているお堂です。

 

道を進んでいくと仁王門があります。

仁王門の中央は通ることが出来ません。左右に脇道があるのでそちらを進みます。

仁王門の先に既に苔の階段が少し見えていますねぇ〜!

妙法寺へ行ったら絶対に見るべし!苔石段(苔の階段)!

仁王門の先にある苔の階段。正式には苔石段と呼ばれているそうです。

手前の階段は先へ進む為の順路なので通ることが出来ます。

 

その先にある苔の石段は通行禁止です。目で見て楽しむ苔の階段になっていますよ〜!

とっても素敵〜!!縦写真でも横写真でも素敵な写真が撮れそう!!

 

苔の階段の脇道から更に進むことが出来ます。そこから撮影した上から撮った苔の階段がこちら。

たくさんの落ち葉が階段の上にのっている様子がわかります。

紅葉したもみじの葉がここにたくさん落ちていたら、とても風情ある景色になりそうですね〜!

苔の階段の先へ!海が見える景色などまだまだ妙法寺には見どころがあります!

この細い階段は、苔の階段の右にある脇道です。

順路になっているので、ここを進むと先ほどの写真のように、上から苔の階段を見ることが出来ます。

この階段も素敵ですよね〜!

こちらも上から撮影してみました!

 

こちらの階段を上りきると法華堂が見えてきました。

除厄祖師が御本尊のお堂です。

 

その隣にある釈迦堂跡

現在も仏様の像があります。ちょうどこの向かい側あたりに苔の階段があります。

 

順路を進んで行くと鐘楼がありました。

鐘楼の右側に更に階段があります。こちらも少し苔がむしていて素敵な階段ですよね〜!ここは順路で、通行可能なので先へ進みましょう!

階段の先には松葉谷御小庵跡があります。

こちらはこのお寺の宗派 日蓮宗の開祖である日蓮上人が20年住んでいた御霊跡です。

 

ここから道が左右の二手に分かれています。まずは右の道を進んでいきました。

先ほどのまでの整備された階段と違い、そこそこ急な階段や坂道が続いていました。

 

突き当りには大塔宮御墓があります。

後醍醐天皇の第3皇子であり、このお寺の中興開山をした日叡上人の父である護良親王のお墓です。

 

ここからは市街を見渡すことが出来ます。

天候などの条件が揃うと、富士山が見えることもあるそうです。

 

元の道へ戻り、反対側へ進んで行きましょう。

こちらの道は緩やかな道です。土の道なので、雨の日はぬかるんでいて危険な場合があるので注意しましょう。

 

この道の突き当たりには南の方御墓があります。

日叡上人の母のお墓です。左右それぞれに両親のお墓を建てられたのですねぇ。

 

こちらからも市街を見渡すことが出来ます。

とても素敵な場所でした!

御首題と御朱印

御首題や御朱印は本堂の左手にある寺務所で頂くことが出来ます。

こちらのお寺は日蓮宗のお寺なので御首題を頂くことが出来ます。合わせて御朱印も対応して頂くことが出来ます。

御首題も御朱印も1つ300円です。

今回頂いた御首題

頂いた御首題はこちら。

日蓮上人の住んでいた松葉谷御小庵跡の印が右上に押されています。

今回頂いた御朱印

頂いた御朱印はこちら。

御首題にも押されている印が押されています。中央に大きく墨書きされた文字は「立正」。開祖である日蓮の別名です。

限定御朱印情報

こちらのお寺は限定御朱印は登場しません。

アクセス

住所 神奈川県鎌倉市大町4-7-4
電話番号 0467-22-5813
拝観時間 9:30~16:30
御朱印受付時間 拝観時間と同じ
拝観料 中学生以上 300円、小学生 200円
拝観期間 年末年始を除く土日祝

3月お彼岸~7月上旬、9月お彼岸~12月上旬

駐車場 ありません
最寄り駅からのアクセス JR横須賀線「鎌倉駅」より 徒歩15分
公式サイト ありません

公式Facebookはこちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

鎌倉のメインストリートやその周辺にある「鶴岡八幡宮」「宝戒寺」「妙隆寺」「八雲神社」「本覚寺」「常栄寺」「妙本寺」「安養院」「安国論寺」「寿福寺」「英勝寺」「海蔵寺」「銭洗弁天」「佐助稲荷神社」「葛原岡神社」など

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ちくの鎌倉三十三観音シリーズ

私、ちく。何度も鎌倉へ行っていますが2018年の冬に鎌倉三十三観音を発願し、2020年12月に結願しました。全5回にわたって紹介する鎌倉三十三観音シリーズもぜひお楽しみください。

▼1日目(鎌倉三十三観音編その1)

▼2日目(鎌倉三十三観音編その2)

▼平日日帰り旅(鎌倉三十三観音編その3)

▼鎌倉&江ノ島日帰り旅(鎌倉三十三観音編その4)

▼最終回 紅葉を楽しむ日帰り旅(鎌倉三十三観音編最終回)

その他の神奈川の神社仏閣まとめ

その他の神奈川の神社仏閣をまとめた記事はこちらの3つ!

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