ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは奈良県奈良市にある十輪院です!
同じならまちにある元興寺の元子院で、国宝の本堂内に石の厨子(石仏龕)があるお寺です。
大和北部八十八ヶ所霊場 第6番札所になっているお寺です。
早速紹介していきます!
目次
寺の概要
- 御本尊:地蔵菩薩
- 宗派:真言宗醍醐派
- 山号:雨宝山
- 院号:十輪院
- 創建:不詳
- 開基:朝野宿禰魚養
御由緒
寺伝によりますと、当山は元正天皇の勅願字で、元興寺の一子院と言われています。また、右大臣吉備真備の長男・朝野宿禰魚養の開基と伝えられています。
沿革の詳細は明らかではありませんが、鎌倉時代、無住法師の「沙石集」では本尊の石造地蔵菩薩を「霊験あらたかなる地蔵」として取り上げています。
※十輪院 リーフレットより一部抜粋
実際の様子
表門(南門)からお寺へ入ります
お寺の入口はこちらの表門(南門)です。
門をくぐるとすぐ先に本堂が見えています。
門をくぐって境内へ入りましょう。
本堂と手水舎
こちらが本堂です。こちらは国宝に指定されています。
本堂前からの参拝も可能なのですが、せっかくなので拝観料を払い、本堂内で参拝させて頂きました!
写真撮影禁止なので、写真はないのですが、石仏龕を見学しながら、お寺の方にその魅力をたっぷり解説して頂きました。
御本尊のお地蔵さまのお話やその左右にいらっしゃるお釈迦さまと弥勒菩薩さま、星座を梵字で表していることのお話など…直接、石仏龕を見ながら解説して下さるので、ぜひ歴史や仏像などに興味がある方は拝観料を払って本堂内へ入ってみて下さい!
そうそう、本堂の近くには手水舎もありますよ~!!
本堂左手の見どころ
本堂の左手前あたりにある不動堂。
こちらにいらっしゃるお不動さまは一願不動尊と呼ばれています。
本堂の左手側へ続く整備された道。
この道の先の庫裏で拝観や御朱印の受付をしています。
庫裏の手前の玉砂利が敷かれた場所には小さな藤の木があり、藤の花が綺麗に咲いていました。
こちらには獅子や瓦なども飾られています。
本堂右手の見どころ
本堂の右手側は池がある庭園が広がっています。
その端、檀家さんのお墓の近くに石造のお不動さまがいらっしゃいます。
池のほとりには愛染曼荼羅が彫られた石も。
更に奥へ進んで行くと、朱色の建物内に興福寺曼荼羅石があり、その隣には茶室 頻婆果亭があります。
頻婆果亭では有料でお茶を頂くことが出来るのですが、コロナの影響で私が伺った時は休止していました。
御朱印
御朱印は本堂左手にある拝観受付で頂くことが出来ます。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
値段は300円。
御本尊であるお地蔵さまの御朱印です。真ん中に大きく石龕地蔵と墨書されています。
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 奈良県奈良市十輪院町27 |
電話番号 | 0742-26-6635 |
開門時間 | 24時間 |
開門時間 | 8:00〜17:00 ※月曜日はお休み |
拝観時間/御朱印受付時間 | 9:00〜16:30 ※月曜日はお休み |
拝観料(本堂内陣拝観のみ有料) | 大人 500円/中学生 300円/小学生 200円 |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | 近鉄線「近鉄奈良駅」より 徒歩17分
JR「奈良駅」より 徒歩23分 |
公式サイト | こちら |
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