ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは京都府京都市左京区にある永観堂です!
正式には禅林寺と言う名前のお寺で、京都の紅葉スポットの中でもとても有名なお寺で「もみじと言えば永観堂」と言う言葉があります。
今回は新緑の季節の青紅葉が美しい時の様子を写真たっぷりでお届けします!
洛陽六阿弥陀 第2番札所、西山国師遺跡霊場 第8番札所にもなっています。
早速紹介していきます!
▼紅葉シーズンに訪れた時の様子はこちら
寺の概要
- 御本尊:阿弥陀如来
- 宗派:浄土宗西山禅林寺派
- 山号:聖衆来迎山
- 院号:無量寿院
- 寺号:禅林寺
- 創建:853年
- 開基:真紹相都
御由緒
空海(弘法大師)の高弟である真紹僧都が、都における真言の道場の建立を志し、毘盧遮那仏と四方四仏を本尊とする寺院を建立したのが起源である。真紹は仁寿3年、歌人・文人であった故・藤原関雄の山荘を買い取り、ここを寺院とすることにした。当時の京都ではみだりに私寺を建立することは禁じられており、10年後の貞観5年、当時の清和天皇より定額寺としての勅許と「禅林寺」の寺号を賜わって公認の寺院となった。
実際の様子
拝観受付の中門とその周辺の緑
拝観受付になっているのがこちらの中門です。
中門の前には立派な狛犬像があります。
そして門の前には苔庭が広がっていて、境内の前から新緑に癒されるのでした。
大玄関(諸堂入口)周辺
拝観受付をして先へ進みと石畳が敷かれた道が続いています。
立派な屋根が特徴の大玄関から室内の拝観が可能です。靴を脱いで上がりましょう。
大玄関から室内へ入り、新緑の庭園を楽しみます
大玄関を上がり、回廊で繋がれている古方丈や瑞紫殿、釈迦堂(方丈)の3つの建物を周ります。※室内は撮影禁止です
この3つの建物の真ん中に池がある庭園があるので、室内も屋外もここでしか見ることが出来ない景色を楽しみつつ、散策が出来るようになっています。
回廊の脇に広がる新緑の美しい緑の景色。
この写真で奥に見えているのは釈迦堂です。縦写真でも横写真でも絵になる景色だなぁ
池には青空と共に葉っぱがリフレクションしていました。
瑞紫殿の室内から襖越しに見た回廊
小さな鯉たち
池に浮かスイレンの花
唐門とその周辺の庭園
順路を進んでいくと釈迦堂の前に出ます。釈迦堂と向かい合うように見えている立派な唐門。
唐門は天皇の使い(勅使)が出入りする時に使われていた門です。勅使が出入りする際、門と釈迦堂の間にあるこちらの盛砂を踏んで、実を清めてから中へ進んだのだそう。
釈迦堂の周りをぐるっと進むと、苔が美しい庭園があります。
つくばいがあったり、玉砂利と苔の美しい景色が広がっていたり
中心の辺りには池もあります。
廊下は長く広く、庭園を横目にゆっくり歩けるようになっています。
更に進んでいくと御影堂へ続く回廊があります。
この先を進んで行きましょう。
御影堂・本堂・開山堂へ続く道
回廊を進んでやってきたのは御影堂です。建物の外観や詳細は後程紹介します。
御影堂を左手奥にある回廊は、上へ続く階段になっていて、途中で左右二手に道が分かれています。
この二手に分かれた道は山の斜面にそってつくられた廊下で臥龍廊の名で親しまれています。まるで龍の体の中を歩いているような不思議な気分を味わえる場所と言われています。
脇を見てみると現在は使われていない苔むした石段もあります。この景色が見ているだけで新緑に癒される素敵な景色なのでした。
二手に分かれた道を右へ進んでいくと本堂があります。
本堂は御本尊である阿弥陀さまがいらっしゃるお堂と言うことで別名阿弥陀堂とも呼ばれています。
御本尊の阿弥陀さまはみかえり阿弥陀の名で親しまれている阿弥陀さまです。この先を進むとその御姿を直接見ることが出来ます。※撮影禁止は禁止されています
左手に続く道がちょっと緩やかです。
途中からまっすぐ続く廊下となっています。この先にあるのは開山堂です。
この辺りから周辺を見てみると本堂の屋根が見えています。
臥龍廊を戻り、最初に靴を脱いであがった大玄関まで戻り、今度は屋外を散策します。
青紅葉が美しい参道を歩いて多宝塔を目指します
大玄関の手前に続く石畳の道を進みます。
すると外側から唐門を見ることが出来ます。釈迦堂側から見る盛砂と共に眺めていた唐門とはまた違った雰囲気ですねぇ
ふと足をとめて青紅葉を観察するのも楽しいぞ!
少し進むと、道の途中左手に多宝塔へ続く道があります。
この道を進んで行きましょう。この辺りは特に青紅葉に囲まれた新緑に癒されるスポットでした!
釈迦堂から御影堂へ続く回廊の下に道が続いているので、この道を進んで行きましょう。
回廊の下をくぐると、左手に階段の道が続いています。途中、神社がありました。
こちらの階段を上ると多宝塔に辿り着きます!
多宝塔とそこから見る景色
こちらが多宝塔です!
多宝塔の目の前から京都の街並みを見渡すことが出来ます。ここは永観堂の境内で一番周辺を良く眺めることが出来る場所なのです。
本堂とその周辺
多宝塔へ続く道から、もともと歩いていた道へ戻ります。途中、立派な石塔がありました。
その先にあるのが御影堂です!大玄関から上がった先から見る様子とは全く違う雰囲気を楽しむことが出来ます。
こちらには宗祖である法然上人が祀られています。御影堂は永観堂で一番大きな建物です。
御影堂と向かい合うように下へ降りる階段が続いています。
階段を降りた先には鯉が泳ぐ池がありました。
放生池とその周辺の新緑の景色
更に先へ進むと永観堂の境内でも一番立派な池である放生池があります。
池に浮かぶ石橋。この橋の先には弁天社があります。
玉砂利が敷かれた散策路には一休み出来るベンチもあります。ここに座って一休み、周辺の景色を眺めるのもおすすめです。
弁天社の鳥居。その先にあるのは、先ほど池の真ん中に見えていた石橋です。
端の先に弁天社の社があります。
放生池のそばには智恵と慈悲のお地蔵さんの像もあります。その奥には画仙堂があります。
この辺りは小さな紅葉の木や苔を楽しむことが出来ます。
季節は6月、新緑のシーズンでしたが、一部紅葉している木もあるのでした。
ちょっとした道1つが絵になる、永観堂は素敵なお寺です。
小川が流れる場所は涼しげな雰囲気でした。
苔むす場所は立入禁止となっています。
私が伺ったタイミングでは閉まっている茶室もありました。
開けた道を進んでいくと
夢庵と書かれたちょっと立派な休憩所があります。ここまで来ると大玄関の前あたりに戻ります。
入ってきた拝観受付を通って帰路につくのでした。
御朱印
御朱印は大玄関を上がった先の御朱印受付で頂くことが出来ます。
永観堂で唯一、靴を脱いでお堂内を拝観するエリアの入口に御朱印受付があります。先に帳面を預け、拝観を終え靴を履く前に帳面を受け取ってから境内の拝観を続けましょう。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
値段は300円。
御本尊の阿弥陀さまの御朱印を拝受しました!
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 京都府京都市左京区永観堂町48 |
電話番号 | 075-761-0007 |
拝観時間 | 9:00~16:00(閉門は17:00) |
拝観料 | 通常 大人 600円・小中高生 400円
寺宝展期間中 大人 1000円・小中高生 400円 |
御朱印受付時間 | 拝観時間と同じ |
駐車場 | 有料 |
最寄り駅からのアクセス | 最寄駅から離れているのでバスで行くのがおすすめです |
公式サイト | こちら |
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