京都の隠れた名所!真如堂/真正極楽寺へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都 岡崎エリアにある真如堂しんにょどうです!

正式には真正極楽寺と言う名前のお寺でこちらのお寺は隠れた紅葉の名所です・・・!!!紅葉だけでなく苔と緑の木々も魅力の一つですよ〜!

MEMO

境内にある新長谷寺は洛陽三十三観音 第5番札所になっているお寺で、真如堂は安倍晴明にもゆかりのあるお寺です。

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:阿弥陀如来
  • 宗派:天台宗
  • 山号:鈴聲山れいしょうざん
  • 寺号:真正極楽寺しんしょうごくらくじ
  • 通称:真如堂
  • 創建:984年
  • 開基:戒算上人

御由緒

真如堂は、正式には鈴聲山真正極楽寺といい、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。

今から、約1000年前の984年、比叡山の戒山上人が、比叡山常行堂のご本尊阿弥陀如来を、現在の地近くにあった東三條院。円融天王の寝殿に堂荘厳を施して安置したのが始まりです。

その後、一條天皇の勅願寺となり、また不断念仏の道場として浄土宗の開祖法然上人や浄土真宗の開祖親鸞聖人をはじめとする多くの念仏行者や民衆の篤い信仰を集め、特に女人の深い帰依を受けてきました。

全国の浄土系のお寺で行われる「お十夜」法要の発祥の地であり、また慈覚大師が唐より招来した「引声念仏」を伝承する、四季折々に美しい念仏の寺です。

しかしながら、応仁の乱の戦禍に遭い、ご本尊は比叡山の黒谷、滋賀県穴太に遷座。その後、足利義政公の妻、日野富子の帰依を受けて旧地に複座するも、足利義政公の菩提を弔うために室町勘解由小路に移転。さらに一条西洞院に移転した後、豊臣秀吉公聚楽じゅらく第建設に伴って寺町今出川に移転。1693年の東山天王の勅により、ようやく現在の地に戻って再建されました。

 

※真如堂 由緒書きより一部抜粋

実際の様子

総門から本堂まで

アフロ仏像で有名な金戒光明寺の北門から歩いて約5分、真如堂の入口が見えました。

この石の敷き詰められた道をまっすぐ進みます。

 

すると松の木や紅葉の木の中に朱色の総門がありました。

大きく真如堂と書かれた寺号標もあります。

 

総門をくぐり、進んでいきましょう。

緩やかな階段の両端に大きな紅葉の木があります。

10月中旬の真如堂の紅葉は、色付き始めでした。

 

この参道の途中、右手に三重塔があります。

三重塔の隣には手水舎がありました。

隣が井戸になっているこちらの手水舎、井戸のところにあるボタンを押すと、手水舎は水が流れる仕組みになっています。花や果物が飾られていました!

 

山門から参道をまっすぐ進むと本堂があります。

本堂内は撮影禁止なので写真はありません。本堂内で参拝することが出来ますよ〜!

御朱印の受付も本堂内です。また、この先にある有料拝観エリアの拝観受付もこの本堂内です。

 

本堂前の絵馬掛けに五芒星を発見!これ、安倍晴明に縁のあるマークですよね。

真如堂の公式サイトに安倍晴明との関係が記載されていました。晴明ファンは必見の内容です!

真如堂 公式サイト 安倍晴明との関係について/btn]

有料拝観エリアへ!素敵なお庭を満喫!

拝観受付を済ませたら、まずは本堂から外へ出て渡り廊下を歩きます。

この有料拝観エリアで楽しむことが出来るのは主に2つの庭園です。

まず1つ目は涅槃の庭。1988年に作庭されたお庭です。

涅槃はお釈迦様がなくなった時のことを言います。このお庭は、北を頭にしたお釈迦様が入寂され、そのまわりを弟子たちが囲んで嘆き悲しんでいる様子が表現されている枯山水庭園です。

その奥、お庭の外に山は見えますよね。こちらは大文字山です。

涅槃の庭の端にはつくばいもありました。

 

もう一つの庭園は随縁の庭。2010年に作庭されたお庭です。随緑とは事象が緑に因って様々な現れ方をすることを言います。

背後にある仏堂の蟇股に付けられた三井家家紋、四つ目に因んでデザインされたお庭です。

敷き詰められた石の様々な色、そこに描かれる水の波紋を表現した枯山水、特徴的な形…このお寺でしか見ることが出来ない素敵なお庭でした。

 

庭園を満喫した後は、本堂へ戻ります。本堂をぐるっと1周出来るのも有料拝観エリアの魅力の1つです。

本堂から三重塔の屋根が少しだけ見えました。手前は、紅葉シーズンに素敵な景色を見ることが出来そうな予感!

無料エリアに広がる苔のある景色

真如堂の素敵な庭園を満喫した後、本堂周辺を散策します。ここは拝観料を払わずとも見ることが出来る無料エリアです。

本堂の右脇の道を進んでいきます。

その先に広がるのは美しい苔の世界…!

枯山水庭園とは違う、緑の世界を楽しむことが出来ました!

御朱印

御朱印は本堂内で頂くことが出来ます。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

値段は300円。

 

「無量寿」と中央に書かれている御朱印です。

無量寿とは阿弥陀如来の別名である無量寿如来のことを指すようです。言葉としての意味は「限りない命」と言う意味なのだとか。ありがたいお言葉ですね。

庭園の拝観受付で御朱印を頂くことが出来ます。庭園を拝観する場合は、御朱印帳を預けて庭園を拝観し、帰りに御朱印帳を受け取りましょう。

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

巡礼で伺う場合は、専用の御朱印帳にお願いすると、それぞれの札所の御朱印を頂くことが出来ます。

アクセス

住所 京都府京都市左京区浄土寺真如町82
電話番号 075-771-0915
拝観時間 9:00~16:00
拝観料 大人 500円/中学生 400円/小学生以下 無料 ※特別拝観シーズンは金額が変わります
御朱印受付時間 9:00~16:00
駐車場 無料 ※紅葉シーズンは駐車禁止です
最寄り駅からのアクセス 最寄り駅から遠いので車やバスで行くのがおすすめです
公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

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更に北上すると北白川天神宮があります。

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旅ブログ「ちくとりんご」で10月の京都旅レポ公開中!

こちらへ訪れたのは10月の紅葉シーズン前。もう1つの運営ブログであるちくとりんごで、この時の旅行レポを公開中です!

ぜひこちらも参考にしてみて下さい!


参考
【京都旅行ブログ】美しい紅葉が色づく寸前!2泊3日の京都旅 #3ちくとりんご

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