ども!ちく(@chikuchanko)です。
ちくの東京五色不動めぐり第2弾!今回は三ノ輪にある目黄不動こと永久寺を紹介します!
三ノ輪駅が最寄りのお寺ですが、浅草から歩いて向かうことも可能なお寺です。だいたい20分くらいかかりますが、歩くのが嫌ではない人は是非歩いて行ってみましょう!
境内には不動堂と本堂(ご住職のご自宅でもあります)の2つのお堂がありますが、参拝客は目黄不動にのみ参拝可能です。
紹介できる場所があまりないので、写真も3枚しかありませんが、五色不動の1つなので簡易にではありますが、紹介していきたいと思います!
寺の概要
- 御本尊:阿弥陀如来
- 宗派:天台宗
- 山号:養光山
- 院号:金錍院
- 寺号:永久寺
- 別名:目黄不動
- 創建:南北朝時代
御由緒
永久寺の歴史をひもときますと遠く14世紀南北朝騒乱の頃とされます。ただ当時は真言宗のお寺で名称も唯識院と呼ばれていたようです。このことは當山の板碑に書かれているのですが、板碑のいたみが激しくそれ以上詳しいことが判読できないのが残念です。その後の歴史の流れの中でいくたびか戦乱などによって焼失し、再建を繰り返してきました。時には道安和尚という高僧によって諸堂伽藍が整備され、名も白岩寺と改められ、禪閣として隆興をきわめたこともあったようです。また寺院名も時に大乗坊さらに蓮台寺と変遷を重ね、宗旨も先にあげた真言宗から禅宗そして日蓮宗と移り変わってきたようです。
江戸時代に入って、出羽の羽黒山の圭海という行者さんによって天台宗の寺となります。さらに寛文年間、幕臣山野嘉右衛門、号して藤原の永久という方が、諸堂を再建し境内地も拡張・整備され、寺院名も永久寺と改められ、中興の祖となられました。
泰平の世となった寛永年間(1624~43)の中頃、東海道など五街道が整備されますと、街道の道中安全を祈願することが幕府によって命じられました。その時、上野寛永寺の天海大僧正の発願によって江戸府内の由緒ある古刹が五色不動として五街道沿いに定められました。その際、南北朝以来の古刹であり、また日光街道(今の昭和通り)に面した永久寺が目黄不動尊として指定されたのでした。
ここに南北朝以来の古刹は天台宗目黄不動尊永久寺として大成したのでした。
実際の様子
お寺の入口はこちら。
門に「目黄不動尊 天台宗 永久寺」と書かれているので、前を通るとすぐにわかると思います。
奥に見えているガラス張りの建物は本堂兼ご住職のお宅。参拝客は立ち入り禁止です。
御朱印を頂く場合のみ、建物の一番左にあるインターホンを押して声をかけましょう。
入口を入り、左手に目黄不動が安置されている不動堂があります。
こちらへ参拝させて頂きました!目黄不動はお不動さんの像を見ることも出来るので、どのようなお姿をしているか、参拝する際はぜひ見てみて下さいね!
本堂前にある屋根の写真。なんかこの建築素敵だなぁと思い撮ってみたのですが、写真にするとあんまり良さが伝わらなかったかも…
先ほども少し話をしましたが、こちらのお寺で御朱印を頂く際、まず一番左側にあるインターホンを押して声をかけます。
その後、右へ進んでいき、ちょうど建物の真ん中あたりにある入口から玄関へ入り、御朱印をお願いしましょう。
御朱印
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちらです。
値段は300円。
中央に大きく目黄不動と書かれている御朱印で、「江戸五色不動」の印が押されています。
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 東京都台東区三ノ輪2-14-5 |
電話番号 | 03-3801-6328 |
開門時間 | 不明 |
御朱印受付時間 | 9:00~17:00
※不在の場合もあります。確実に頂きたい方は事前に連絡をしていきましょう |
駐車場 | ありません |
最寄り駅からのアクセス | 東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」北口より 徒歩1分 |
公式サイト | ありません |
ちくの東京五色不動尊めぐりまとめ
こちらのお寺以外の訪れた場所をまとめてみました!
東京五色不動尊めぐりをする際の参考に少しでもなればと思います!
その1 瀧泉寺(目黒不動尊)

その3 南谷寺(目赤不動尊)

その4 金乗院(目白不動尊)

その5 教学院(目青不動尊)

その6 最勝寺(目黄不動尊)

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