【左京区】青蓮院門跡へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都府京都市東山区にある青蓮院門跡です!

天台宗の三門跡寺院の1つです。

 

早速紹介していきます!

▼夜間ライトアップの様子はこちら

目次

寺の概要

  • 御本尊:熾盛光如来しじょうこうにょらい
  • 宗派:天台宗
  • 院号:青蓮院
  • 創建:1150年
  • 開基:最澄上人
  • 開山:行玄上人

御由緒

青蓮院は、梶井(現在の三千院)、妙法院と共に、天台宗の三門跡寺院とされる(天台三門跡)。「門跡寺院」とは皇室や摂関家の子弟が入寺する寺院のことであり、青蓮院は多くの法親王・入道親王(皇族出身で親王の称号を与えられた僧侶)が門主(住職)を務め、格式を誇ってきた。江戸時代に仮御所となったことがあるため「粟田御所」の称もある。日本三不動の1つ「青不動」のある寺としても知られる。

 

※Wikipediaより引用

実際の様子

お寺の入口

立派な柱の先に青蓮院門跡の入口があります。

こちらの門をくぐりましょう。門の先、右手に拝観受付があります。

拝観受付へと続く道。道の先に見えている宸殿はちょうど改修工事中だったので、覆われていてその全体を見ることが出来ないようになっていました。

この先を進み、拝観受付で拝観料を払って先へ進みます。

華頂殿と小御所から見た庭園

拝観受付を済ませるとまずは靴を脱ぎ、室内を散策する流れとなっています。

まず最初に拝観受付の奥にある華頂殿から庭園を眺めます。華頂殿はいわゆる客殿(書院)のことを言います。

目の前に広がる庭園は相阿弥作の庭とされる築山泉水庭です。

拝観料とは別途でお抹茶代を支払うと、庭園を眺めながらお抹茶を楽しむことが出来ます。

庭園の一角から眺めるつくばい。

 

渡り廊下を歩いて華頂殿から小御所へ。江戸時代にある小御所が移築され、この地にやってきた建物です。

同じ庭園を眺めているのですが、全く違う角度で見ると、違った景色を楽しむことが出来ます。

小御所の室内から見る新緑がとっても素敵なのでした。

縁側から池を眺めたり

青紅葉を鑑賞したり

華頂殿と小御所で楽しめる景色が全く違うのでした。

本堂周辺

小御所から先へ進むと本堂があります。御本尊の名に因んで別名熾盛光堂とも呼ばれるお堂です。※お堂内は撮影禁止なので外観のみの写真をお届けします

本堂には秘仏である御本尊 熾盛光如来をはじめ、不動明王、薬師如来や日光月光菩薩、十二神将像、歓喜天、毘沙門天、愛染明王の像が祀られています。

 

本堂と向かい合うように聖天堂が増築されていました!

庭園を歩いて違う視点で景観を楽しむ

室内を散策し終えたら、靴を履いて庭園へ出ます。

庭園と書かれた看板の先を進んでいくと華頂殿と小御所から見えていた庭園に実際に足を運ぶ流れとなっています。

庭園側から見た華頂殿。苔むす先に建物があります。

池の目の前を歩いて行きましょう。

池の先にも自然が広がっています。

更に進んでいくと小堀遠州により作庭された霧島の庭へと、主役の庭園が変わります。

庭園の名前の由来はキリシマツツジ。散策路の脇に5月頃になるとつつじが咲き誇るのです。6月に伺った時は紫陽花の花が咲いていました。

好文亭と日吉社周辺

更に順路を進みます。苔むすこの場所も霧島の庭の一部です。

順路の途中に看板がたっていました。

質素に敷き詰められた石畳の道を歩きます。

途中、好文亭と書かれた看板があります。看板の先の石段の先に柵があり、立ち入ることが出来ませんが、この先の順路を進んでいくと好文亭の脇に出ます。

石段を進んだ先に見えてきた建物が好文亭です。

進んで行きましょう。

改めて右側にある建物が好文亭です。こちらは元は御学問所でしたが、現在は茶室として親しまれています。普段は外観を楽しむのみで、春秋期限定で特別拝観を行われます。

好文亭を過ぎたら竹林が見える道の先を進んで行きます。

ここから見ると華頂殿の屋根を真ん中に青蓮院門跡の建物が連なって見えます。

途中、順路と別の道を進んでいくと日吉社がありました。

この辺りから京都市内を一望出来ます。

外から見る庭園周辺

緩やかな階段を降りて先へ進みましょう。

本堂や聖天堂の周辺に出ます。こうしてみると増築された聖天堂やそこへ続く階段の木の色が明るく、本堂と全く異なる時期に建てられたことがわかります。

宸殿周辺

順路の最後にやってきたのは宸殿しんでん周辺です。宸殿は門跡寺院特有の建物で、主要な法要を行う場所となっています。縁のある天皇や歴代門主の御尊牌を祀るお堂です。

外観は覆われていますが、その前に広がる苔庭を鑑賞しつつ、順路を進みます。

途中、自由に撞くことが出来る鐘楼があります。

苔庭を後にして帰路につくのでした。

秋の夜間ライトアップで青く照らされていたのはこの苔庭でした!

ちく

御朱印

御朱印は拝観受付で頂くことが出来ます。拝受可能な御朱印がいくつかあるので希望のものを選んで拝受しましょう。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

値段は各500円。

 

青不動(左)と御本尊 熾盛光如来(右)の2種の御朱印を拝受しました!

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

アクセス

住所 京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
電話番号 075-561-2345
拝観時間 9:00~17:00(受付終了は16:30)

※夜間特別拝観期間は延長されます

拝観料 大人 600円 中高生 400円 小学生 200円
御朱印受付時間 拝観時間と同じ
駐車場 有料
最寄り駅からのアクセス 地下鉄東西線「東山駅」より 徒歩5分
公式サイト こちら

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