ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは神奈川県鎌倉市の金沢街道にある杉本寺です!
こちらのお寺は、苔の階段で有名なお寺で、鎌倉最古のお寺でもあります。
坂東三十三観音、鎌倉三十三観音 第1番札所、鎌倉二十四地蔵 第4、6番札所になっているお寺です。
▼坂東三十三観音の札所順礼で訪れた時の記事はこちら
目次
- 1 寺の概要
- 2 実際の様子
- 3 御朱印
- 4 アクセス
- 5 合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
- 5.1 金沢街道にある「鎌倉宮」「荏柄天神社」「報国寺」「浄妙寺」「覚園寺」など
- 5.2 鎌倉のメインストリートやその周辺にある「鶴岡八幡宮」「宝戒寺」「妙隆寺」「八雲神社」「本覚寺」「常栄寺」「妙本寺」「安養院」「妙法寺」「安国論寺」「寿福寺」「英勝寺」「海蔵寺」「銭洗弁天」「佐助稲荷神社」「葛原岡神社」など
- 5.3 北鎌倉にある「円覚寺」「東慶寺」「明月院」「建長寺」「浄智寺」「長寿寺」「円応寺」
- 5.4 材木座エリアにある「光明寺」「五所神社」など
- 5.5 長谷や極楽寺エリアにある「長谷寺」「光則寺」「高徳院/鎌倉大仏」「御霊神社」「甘縄神明宮」「極楽寺」「成就院」など
- 5.6 ちくの鎌倉三十三観音シリーズ
- 5.7 その他の神奈川の神社仏閣まとめ
寺の概要
- 御本尊:十一面観世音菩薩
- 宗派:天台宗
- 山号:大蔵山
- 寺号:杉本寺
- 創建:734年
- 開基:光明皇后
- 開山:行基菩薩
御由緒
当山は天平6年聖武天皇の后である光明皇后の御願のより、藤原房前、行基菩薩立によって建立されました。
鎌倉時代火災が起こった際に御本尊3体自ら庭内の大杉の下に火を避けられたので、それより「杉の本の観音」と呼ばれたと言う言い伝えがあります。
実際の様子
仁王門までの道
金沢街道沿いを歩いていると、ふと見えてくる風情のある階段の景色。その先にあるのが杉本寺です。
手前の階段をのぼると、左にある建物で、拝観料200円を払い、更に階段をのぼるようになっています。
別の日に撮影した冬の日の仁王門まで続く階段の写真。
ここから先へ進み境内へ向かいます。
弁天堂
仁王門を入ってすぐ右手にある弁天堂。
ここには小さなお堂があります。
こちらのお堂へまずは参拝させて頂きました。
お堂の手前に線香立てがあります。
この線香立て、面白い造りです。
持ち手になっている部分が龍。
足元の土台は獅子です。
獅子は顔だけです。珍しいですねぇ。
苔の階段
杉本寺と言えばこの苔の階段。仁王門のすぐ正面に苔の階段があります。
綺麗に手入れされているこちらの苔の階段は、手前と奥に柵があり、通行できないようになっています。
雨の日に濡れて苔の緑がより綺麗に映えている気がします。
冬の晴れた日の苔の階段。
冬は苔が緑色ではありませんでした。でもこの色はこの色で、この季節しか見れない貴重な色合いです。
反対側から撮った景色。
階段一面に広がる綺麗な苔の緑、とても風情があります。
階段だと説明しなければ、平面だと言われても通じてしまいそうな気がします。
その他の階段
苔の階段に行く前にも階段がありましたが、奥の本堂へ行くためには更に階段をのぼらなければいけません。
そのために進むのが苔の階段の真横にある階段です。
右が通行禁止の苔の階段、左が参拝客用の階段です。
私がのぼった左の階段は、苔が生えていません。しかし、階段に雨が反射して綺麗でした。
先ほどの写真の階段を少し行ったところの写真。
暗かったので、右にある灯篭に明かりが灯っていて、風情がありました。綺麗な自然と静かな雰囲気の階段がとてもマッチしていて良き。
更にその先。こちらは冬に撮った写真。
この先に何があるのかと言うと…
お地蔵さんがいます。このお地蔵さんの道は左右に分かれていて、左は行き止まり、右は本堂へ続く道になっています。
本堂へ参拝
いよいよ本堂が近付いてきました。まずは本堂手前にある手水舎で手を清めます。
こちらが杉本寺の本堂です。
見どころは茅葺き屋根なのですが、カメラが濡れてしまう為、雨の日は写す事が出来ませんでした。
冬に撮影した本堂。
本堂内は写真撮影禁止ですが、十一面観音菩薩や不動明王、毘沙門天、地蔵菩薩など様々な仏様がいらっしゃいました。
特に本堂へ入ってすぐの正面にある十一面観音菩薩はとても立派で、運慶作だそうです。その観音様の奥へ進むと、秘仏である三体の御本尊(全て十一面観音菩薩)が奥にいらっしゃいます。
参拝すると、うっすらとですが奥にそのお姿を見ることが出来ますよ!
本堂周辺散策
本堂手前にある鐘楼。
参拝客は撞くことは出来ません。
本堂の右奥にある権現堂。
この先にあるお堂には、熊野大権現と白山大権現がいます。
御朱印
御朱印は本堂内にある納経所で頂くことが出来ます。
様々な札所になっているのでそれぞれの御朱印を拝受可能です。希望の御朱印を選んで拝受しましょう。特に指定がない場合、坂東三十三観音第1番の御朱印を拝受する形にあります。
全て初穂料は300円です。
- 坂東三十三観音 第1番 十一面観音菩薩の御朱印
- 坂東三十三観音 第1番 御詠歌
- 鎌倉三十三観音 第1番 十一面観音菩薩の御朱印
- 鎌倉二十四地蔵 第4番 身代地蔵の御朱印
- 鎌倉二十四地蔵 第6番 尼将軍地蔵の御朱印
- etc
他にも毘沙門天や弁財天の御朱印もあるようですが、御朱印は混雑時は一人1種類しか頂くことが出来ません。
自分の頂きたい御朱印は、先に調べて決めておくのがおすすめです。
2016年5月に頂いた鎌倉三十三観音の御朱印
はじめての参拝で頂いた御朱印はこちら。
きちんと専用御朱印帳を頂き、鎌倉三十三観音巡りをはじめる場合は、左上に発願印が押されます。
2018年2月に頂いた坂東三十三観音の御朱印と専用御朱印帳
2018年、このお寺から坂東三十三観音巡りをはじめたので、専用御朱印帳を購入し、御朱印を頂きました。
左上には発願印もしっかりと押されています。
坂東三十三観音巡りの専用御朱印帳(納経帳)は何種類かあるのですが、私はこの紫色の御朱印帳(1600円)を頂きました。
御朱印帳の中の紙はわら半紙です。
なので御朱印の紙の色も白ではなく、少し濁った色になっているのです。
2018年12月に頂いた御朱印
こちらのお寺で鎌倉三十三観音も発願しました!
こちらで頂いた御朱印はこちら。
御寶印帳と言う、巡礼用の納経帳に御朱印を頂きました!
値段は1500円。
バインダータイプになっているので、取り外しが自由に出来るようになっています。
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 神奈川県鎌倉市二階堂903 |
電話番号 | 0467-22-3463 |
開門時間 | 8:00~16:30(入山は16:15まで) |
御朱印受付時間 | 8:00~16:30 |
駐車場 | 無料駐車場はありません。 |
最寄り駅からのアクセス | JR横須賀線/江ノ島電鉄「鎌倉駅」より 徒歩25分 |
拝観料 | 大人(中学生以上)200円
小人(小学生)100円 |
公式サイト | こちら |
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
金沢街道にある「鎌倉宮」「荏柄天神社」「報国寺」「浄妙寺」「覚園寺」など
鶴岡八幡宮から少し移動した金沢街道エリアへ行くと鎌倉宮、荏柄天神社、報国寺、浄妙寺、覚園寺などがあります。
鎌倉のメインストリートやその周辺にある「鶴岡八幡宮」「宝戒寺」「妙隆寺」「八雲神社」「本覚寺」「常栄寺」「妙本寺」「安養院」「妙法寺」「安国論寺」「寿福寺」「英勝寺」「海蔵寺」「銭洗弁天」「佐助稲荷神社」「葛原岡神社」など
鎌倉のメインストリートである小町通りや若宮大路の周辺には鶴岡八幡宮、宝戒寺、妙隆寺、八雲神社、本覚寺、常栄寺、妙本寺、安養院、妙法寺、安国論寺、寿福寺、英勝寺、海蔵寺、銭洗弁天、佐助稲荷神社、葛原岡神社などがあります。
北鎌倉にある「円覚寺」「東慶寺」「明月院」「建長寺」「浄智寺」「長寿寺」「円応寺」
同じ北鎌倉エリアに円覚寺、長寿寺、東慶寺、明月院、建長寺、円応寺、浄智寺があります。
材木座エリアにある「光明寺」「五所神社」など
材木座海岸の近くへ行くと光明寺、五所神社などがあります。
長谷や極楽寺エリアにある「長谷寺」「光則寺」「高徳院/鎌倉大仏」「御霊神社」「甘縄神明宮」「極楽寺」「成就院」など
江ノ電で少し移動したところにある長谷エリアへ行くと長谷寺、光則寺、高徳院/鎌倉大仏、御霊神社、甘縄神明宮があります。
隣駅である極楽寺駅へ移動すると極楽寺や成就院があります。
ちくの鎌倉三十三観音シリーズ
私、ちく。何度も鎌倉へ行っていますが2018年の冬に鎌倉三十三観音を発願し、2020年12月に結願しました。全5回にわたって紹介する鎌倉三十三観音シリーズもぜひお楽しみください。
▼1日目(鎌倉三十三観音編その1)
▼2日目(鎌倉三十三観音編その2)
▼平日日帰り旅(鎌倉三十三観音編その3)
▼鎌倉&江ノ島日帰り旅(鎌倉三十三観音編その4)
▼最終回 紅葉を楽しむ日帰り旅(鎌倉三十三観音編最終回)
その他の神奈川の神社仏閣まとめ
その他の神奈川の神社仏閣をまとめた記事はこちらの3つ!
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