【東山】秀吉の妻ねね終焉の地 圓徳院へ行ってきた【京都の寺院】

2019年5月8日

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは圓徳院えんとくいんです!

高台寺の塔頭の一つで、豊臣秀吉の妻 ねねが終焉の地です。

秀吉が亡くなった後、余生をこの圓徳院で過ごしていたといわれています。

その間、毎日欠かさず秀吉の為に創建した高台寺へ行っていたそうです。愛の深さを感じますね!

 

圓徳院は、遠くて参拝することが出来ない人の為に、公式からバーチャル拝観も出来るようになっています。

 

早速紹介していきます!

 

寺の概要

  • 御本尊:釈迦如来
  • 宗派:臨済宗建仁寺派
  • 院号:圓徳院
  • 創建:1605年
  • 開基:三江紹益
  • 御由緒

豊臣秀吉の没後、その妻北政所ねねは「高台院」の号を勅贈されたのを機縁に、高台寺建立を発願し、1605年、秀吉との思い出深い伏見城の化粧御殿とその前庭を山内に移築して移り住んだ。

ねね、58歳のことである。これが今日の圓徳院の起こりであり、ねねは77歳で没するまでの19年間をこの地で余生をおくり、この地は北政所の終焉の地となった。

そのねねを支えていたのが兄の木下家定とその次男の利房である。圓徳院は利房の手により高台寺の三江和尚を開基に、木下家の菩提寺として開かれ、高台寺の塔頭とされた。寛永9年、ねねの没後9年目のことである。

 

※圓徳院 リーフレットより引用

 

実際の様子

拝観受付をして境内へ!

圓徳院の全体を満喫するためには、拝観料が必要です。

こちらの長屋門を入ってすぐの場所に拝観受付があるので、ここで拝観受付をしましょう。

御朱印を頂く場合も、この受付でお願いしましょう。

 

入ると秀吉好みの手水鉢があります。

秀吉が西尾家(今川義元の親戚)に世話になったお礼として送った手水鉢です。

西尾家が圓徳院に寄贈したので、現在はこの地にあります。

 

正門

先に進むと正門があります。この門は唐門とも呼ばれています。

曇りの日でしたが、打ち水がされていたので、涼しさを感じました。

石畳の濡れている様子が、なんだか素敵ですね。

 

この先を進むと、方丈へあがるようになっています。

ここから渡り廊下を進み、北書院まで建物内も見ることが出来ます。

 

出口は北書院側にあるので、方丈で靴を脱いだら、用意されているビニール袋へ入れて、持ち歩きながら参拝することになります。

 

襖の白龍

方丈の室内にある襖絵の白龍です。

4枚の襖に描かれた、大きな白龍。

荒波の中にいるような姿に感動しました。

 

ここに描かれた龍は、海外のドラゴンとは異なり、日本のお釈迦様の説法教化を助ける存在だとされています。

この絵の龍は体のパーツでそれぞれ、色々な動物からきています。

 

  • 角→鹿 誇りを示し、自ら他を襲わないが外敵は退ける強さ
  • 頭→ラクダ 寒暑の厳しい不毛、困窮に耐える
  • 眼→兎 龍画の際最後に描かれ、油断のない心を表す
  • 腹→蛇 困難な地形に負けずに動く、うなじも蛇とされている
  • 掌→虎 仏敵を強く捉える力
  • 鱗→鯉 苦難の急流に挫折しない
  • 脚→鷲 把握力・幸福の球を持つ場合もある
  • 耳→牛 他者の声を良く聞き、広く世界に心を向ける

 

※龍についての解説は、圓徳院の襖絵前にあった看板の説明を引用しています。

 

松竹梅図襖の竹と松

更に、方丈には別の絵もあります。

襖だけでなく、壁に描かれた絵は、松竹梅の図。

この写真には、竹と松が写っています。

背景が金色で、豪華絢爛なこの絵は、秀吉好みなのでしょうか?

 

方丈には写経道場もあります。

気軽に誰でも写経が出来る場所なので、やってみたい人はここに立ち寄るのも良いと思います。

時間制限なども特にないので、自由に写経をすることが出来ますよ!

 

ここまでが方丈の写真です。

渡り廊下を進み、北書院へ向かいます。

 

歌仙の間

北書院にある歌仙の間です。

三十六歌仙が飾られている部屋で、襖には鶏の絵が描かれていました。

 

秀吉の妻 ねねが見ていた北庭

私が個人的に圓徳院で一番素敵だなぁと思ったのが、北庭から見る景色。

有料ですが、庭園を見ながら抹茶を飲むことも出来ます。

この庭園はねねが亡くなる前まで過ごし、眺めていた庭園です。

枯山水庭園なのですが、池泉回遊式庭園にある池があります。しかしこの池に水は入っていません。

これがこの庭園最大の特徴です。

 

ねねが最期に見ていた庭園を見て、こんな素敵な庭園を1日眺める人生を送ってみたいと思いました。

現代人にはなかなか難しいですね笑

 

撮影した場所は同じですが、趣向を変えて屋根と青紅葉を撮影して見ました。

庭を眺めるのも良いですが、この写真のような青紅葉を楽しむのも良いですねぇ。

 

秀吉の出世本尊 三面大黒尊天

有料拝観エリアを出た先にあるのが三面大黒尊天のいるお堂。

 

手前に手水舎があるので、まずこちらで手を清めます。

そしてこちらのお堂内にいる大黒さんへ参拝させて頂きました。

三面大黒尊天は、福徳信仰の象徴して、秀吉が念持仏にしていたとされています。

大黒天、毘沙門天、弁財天の三天が合体しているのがこちらに祀られている三面大黒天です。

大黒天は福徳の神、毘沙門天は勝利、子宝の神、弁財天は音楽、知恵、学問や芸術の神です。

全ての御利益が得られる像なのです。

 

歌仙堂

大黒さんのお堂の隣には、歌仙堂と言うお堂もあります。

こちらは、木下家定(ねねの兄)の嫡男 勝俊をお祀りしているお堂です。

圓徳院内でねねのお世話をしていた人物です。

 

すぐ近くの茶寮 都路里でグリーンティーを飲みました!

歌仙堂の向かい側に茶寮 都路里があります。

※辻利とはまた違う系列のお店です。

ここは高台寺店。他にも都路里の店舗があるのですが、ねねにちなんだ和スイーツを食べられる唯一の都路里はここです。

喉が渇いたのでアイスグリーンティーを1杯飲んで休憩しました。

甘さと苦味のバランスが絶妙な飲み物です。

 

この都路里のすぐそばに掌美術館があります。

圓徳院で、高台寺との共通拝観券を購入すると、この美術館にも入ることが出来るので、ぜひ合わせて寄ってみましょう。

中は撮影禁止ですが、高台寺にちなんだ展示品がたくさん並んでいるので、必見ですよ〜!

 

ねねの小路 あられこぼし

ここから高台寺を目指します。

するとねねが圓徳院から高台寺まで歩いていたねねの小路に繋がります。

その中でもあられこぼしと呼ばれている、玉のような敷石が敷き詰められた場所はとても素敵な場所です。

この写真の左右のガラスのある場所はお土産やさんになっています。

 

すぐ近くに東山路傍の触れ仏が!

ねねの小路でなく、都路里側にも出入口があります。

ここには触れ仏がいらっしゃいました。

 

御朱印

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちらです。

値段は300円。

 

「安寧」と書かれた御朱印です。

奥には金色の印で三面大黒尊天のお姿があります。

この印で大黒さんのお姿を見るとよくわかりますが、大黒さんのお顔の左右に弁財天と毘沙門天のお顔があるのです。

 

この御朱印は書置きで、圓徳院の拝観受付窓口で拝観料を支払う際、お願いすると頂くことが出来ます。

※2019年になり、こちらの御朱印だけでなく他にも2種の御朱印を頂くことが出来るようになりました。

 

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

 

アクセス

住所 京都府京都市東山区高台寺下河原町530
電話番号 075-525-0101
開門時間 10:00~17:00
御朱印受付時間 拝観時間と同じ
拝観料 大人 500円

中高生 200円

高台寺との共通拝観券(※掌美術館も入ることが出来ます) 900円

駐車場 有料 圓徳院拝観券を見せると1時間、共通拝観券を見せると2時間無料になります
最寄り駅からのアクセス バスで行くのがおすすめです
公式サイト こちら

 

広告




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村