ちくの坂東三十三観音巡りその4〜第4番鎌倉の長谷寺編〜

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

坂東三十三観音巡りの記事4回目は、神奈川県鎌倉市の長谷エリアにある第4番札所長谷寺はせでらを紹介します!

タイトルで鎌倉の長谷寺と書いたのは、こちら以外の長谷寺と言う名前のお寺が三十三観音札所の中にあるからです。

拝観料金がスイカやパスモなどの電子マネーでも払えるお寺です。

▼前回 第3回 安養院はこちら

もっとこの長谷寺を詳しく紹介している記事もあるぞ!

この記事では、本堂(観音堂)までの道を簡単に紹介していきます。

寺の概要

  • 御本尊:十一面観世音菩薩
  • 宗派:浄土宗
  • 山号:海光山
  • 寺号:長谷寺
  • 御詠歌:長谷寺へ まいりて沖を ながむれば 由比のみぎはに 立つは白波
  • 創建:736年
  • 開基:徳道上人

御由緒

伝承では長谷寺の創建は奈良時代とされているが、中世以前の沿革は明確でなく、創建の正確な時期や経緯についても解明されていない。寺伝によれば、天平8年、大和の長谷寺の開基である徳道を藤原房前が招請し、十一面観音像を本尊として開山したという。この十一面観音像は、観音霊場として著名な大和の長谷寺の十一面観音像と同木から造られたという。すなわち、養老5年に徳道は楠の大木から2体の十一面観音を造り、その1体(本)を本尊としたのが大和の長谷寺であり、もう1体(末)を祈請の上で海に流したところ、その15年後に相模国の三浦半島に流れ着き、そちらを鎌倉に安置して開いたのが、鎌倉の長谷寺であるとされる。

当寺の梵鐘には文永元年、当時の住職真光の勧進により鋳物師物部季重が造った旨の銘文があり、この頃には長谷寺が存在していたことと、当時は「新長谷寺」と呼ばれていたことがわかる。鎌倉時代にさかのぼる遺物としては他に弘長2年および徳治3年銘の板碑、嘉暦元年銘の懸仏などがある。

近世の地誌『新編鎌倉志』や、寺に伝わる『相州鎌倉海光山長谷寺事実』などによると、歴代の権力者が長谷寺の伽藍や本尊の修造を行っている。康永元年には足利尊氏が伽藍と諸像の修復を行なった。明徳3年には、足利義満が観音像の光背を修復し、行基の作という伝承のある像を前立として安置した。天文16年に、北条氏康の寄進を受け、天正19年、徳川家康から朱印状を受ける。慶長12年、堂塔伽藍を改修し、正保2年にも、酒井忠勝が堂宇を改修している。

長谷寺は江戸時代の初め、慶長12年の徳川家康による伽藍修復を期に浄土宗に改宗した。当時の住持玉誉春宗を中興開山としている。太平洋戦争終戦直後に、金戒光明寺、知恩院という浄土宗の二大本山が浄土宗から独立した混乱期に、浄土宗から独立し単立となった

 

※Wikipediaより引用

実際の様子

別の記事で詳しく長谷寺を紹介しているので、この記事では坂東三十三観音巡りとして参拝した長谷寺を簡単に紹介したいと思います。

手水舎と本堂

長谷寺の手水舎と本堂は少し離れた位置にあります。

こちらの手水舎は拝観受付を通って、本堂へ向かう階段の手前にあります。まずはこちらで手を清めてから、本堂へ向かいました。

 

階段の先にある本堂

この中に御本尊である十一面観世音菩薩がいらっしゃいます。とても立派で大きな仏様なので、参拝する際は是非実際に見てみて下さい。

撮影禁止なので、写真はありません。

良縁地蔵と和み地蔵

鎌倉の長谷寺と言えば笑顔が可愛いお地蔵さんです。

境内3箇所にあります。オリジナル御朱印帳のデザインの1つにもなっていますよ〜!

1つ目は本堂へ向かう途中の階段の脇にあります。

2つ目は自然散策路の途中にあります。

3つ目は輪蔵近くの竹林にあります。

 

3つの良縁地蔵の他に、和み地蔵と言う大きなお地蔵さんもいます。

良縁地蔵に比べて、かなりサイズが大きなお地蔵さんですよ〜!

長谷寺から見える海

由比ヶ浜から近い場所にあるこのお寺からは、海を見ることが出来ます。

この写真は自然散策路で撮影した写真。

境内では自然豊かな山の景色を楽しむことが出来るので、山の景色と海の景色、どちらも見ることが出来るお寺になっています。

御朱印

御朱印は本堂内にある御朱印専用窓口で頂くことが出来ます。

今回頂いた御朱印

「十一面大悲殿」と書かれている坂東4番札所の御朱印です。

十一面観音様はこのお寺の御本尊です。

限定御朱印情報

季節ごとに限定御朱印が登場します。

最新情報は公式サイトのお知らせをチェック!

長谷寺 公式サイト

次回は第5番札所勝福寺を紹介します。

アクセス

住所 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
電話番号
開門時間 3月~9月 8:00~17:30(拝観受付は17:00)/10月~2月 8:00~17:00(拝観受付は16:30)

※時期により夜間拝観を開催している時期もあります。

御朱印受付時間 開門時間と同じ
拝観料 大人(中学生以上) 300円/小学生 100円
駐車場 周辺に無料駐車場はありませんが、参拝客専用の有料駐車場があります。
最寄り駅からのアクセス 江ノ島電鉄「長谷駅」より 徒歩5分
公式サイト こちら

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ちくの鎌倉三十三観音シリーズ

私、ちく。何度も鎌倉へ行っていますが2018年の冬に鎌倉三十三観音を発願し、2020年12月に結願しました。全5回にわたって紹介する鎌倉三十三観音シリーズもぜひお楽しみください。

▼1日目(鎌倉三十三観音編その1)

▼2日目(鎌倉三十三観音編その2)

▼平日日帰り旅(鎌倉三十三観音編その3)

▼鎌倉&江ノ島日帰り旅(鎌倉三十三観音編その4)

▼最終回 紅葉を楽しむ日帰り旅(鎌倉三十三観音編最終回)

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